「シリアは絶好の空爆日和」 露国営テレビが天気予報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151006-00000037-jij_afp-int
こちらは大々的に報道されたようですが、
海軍も(果たしてその必要があるのか意味不明ながら)ロシア初の巡航ミサイルによる攻撃参加、
カスピ海からミサイル発射=シリア攻撃、一気に拡大―ロシア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151007-00000143-jij-int
ネットの有名なミーム(コピペされる情報)に、ロシアの特殊部隊が突入したテロリストの人質立て篭もり事件で、人質もろとも皆殺しにしてしまう話がありますが、
ロシアが中東テロリストに身代金目的の人質事件で狙われない伝説も別途あります(実際はそれほど極端なものではなかったという説もありますが)。テロリストの家族を拉致し肉体の一部をテロリストに送りつけるだけなく、血族皆殺しにしたみたいなナントカがあるんですよね。
(笑っちゃいけないのですが、KGBがやったとされる暗殺事件「プルトニュウム寿司」なんてのも、、普通思いつかないだろう、、みたいな。)
ご存知のとおりプーチン大統領はKGB出身です。
ISIS問題に関しては(米国にはサウジへの配慮もあって思い切った軍事オプションを取りにくい背景がある)米国の意図も汲んだのか?ってプロレス説もあります。
シリア爆撃には米国に恩を売るための意図もあるかもって話です。
(表向き批判一色の米国の発表もプロレスじゃないのかって、)
しかし、ロシアって国は何を考えているのかわからない凄さがあって(個人的意見としては「凄く単純なだけ」にも思うのですが)、「戦争と聞けば血肉沸き起こる『共同幻想』」と申しましょうか本気で容赦無いです。
こんな国相手に憲法9条が国を守るみたいな寝言は冗談にも通用しません。
「国際法とは戦争をやるためのルールだろ」なんて声が聞こえてきそうです。
(ロシア空爆が関係の無い地域にって米国抗議の直後に「米軍の医師団誤爆」ですから、そこも容赦無いですな。米軍の誤爆は今後戦争犯罪案件で追求されかね無い話となってます。←ひょっとするとこれ米国内の内紛である可能性もありますが。)
■米軍プレゼンス後退による空白はあまりにもデカイのですよ。
(安倍首相の新安保もそれを見込んだものですが、)
空白がそこにあれば「じゃあ俺がやろうか」と誰かが出てくるのが国債関係ってものです。
世界経済の成長率が鈍化しているなか、そんな動きを先取りしていた「日米貿易摩擦」を経験した日本は内需中心の経済にシフトしているので、ピンとこない話ですが、輸出依存型経済のまんまきちゃっているドイツなどの主要国や、エネルギー輸出依存のロシアのような国家は”死活問題”ですから。「必要とあれば何でもやる(友好国でも平然と裏切る)」それが国際関係である事を忘れちゃいけません。
平和を願う人がいるなら、最優先で研究すべきなのは(アホみたいな反戦運動では無く)『経済学』です。根拠の無い話をしても説得力ありませんから。「こうすれば余裕で食えるんでしょ」と言い切れる根拠の提示無く何が平和運動ですか。
(しかも”反戦闘争”ってもう言葉として冗談でしか無いでしょうに。自分で平和のための戦争だって言っているんですから。)
■日本も必ずしも成功したと言えないのですが、前川レポートからバブルの時代を経て試行錯誤している間に「なんだかんだと内需中心型経済になっちゃった」←ここを振り返って「もうちょっと賢くやればこうやってこうなってこうなる」みたいな経済構造の改革テンプレみたいなのを積極的に研究発表していくべきだろうと思います。←これこそ真の平和運動です。
80年代とかの話ですよこれ、、「経済のソフト化(第三次産業化)」。
この間世界は何をしていたのかって話です(米国のドル余りが原因って言えばそれまでですが)。
米国の場合は「ソフト化=金融経済学」みたいな方向いっちゃいましたが(米国は基軸通貨であドルが膨大にじゃぶじゃぶ流通してしまい”運用しなければどうにもならない事情もあった”でしょうけど)、少なくとも日米はその辺をなんだかんだと模索してきたのは事実です。
世界に誇るべきは「憲法9条では無く、現在の内需中心の日本経済です」。
現在の日本は食うためにどうしても軍事含む危ない端を渡らなければならない事情が一切無いのであり、それはもの凄い事なんです。
ピントの外れた情緒的な話をダラダラやられるのは勘弁していただきたい。
(「誰だって戦争なんかやりたくないですよ」そんなの説明するまでも無い事なんですから。)
■まったく話題にならなかったのが第二次安倍政権
(期待していた橋下氏の一本釣りも無く、目玉は自民税調野田氏更迭など”公明への配慮”と”河野太郎氏入閣”による「左派色化」のように思います。)
どこの世論調査だったか忘れましたが、二番手期待が石破氏とか、、まだまだ安心できませんね。
この人も自民党派閥を批判して離党までした人物が、総裁戦を意識して派閥立ち上げとかワケがわかりません(笑
(強い権力闘争へのナントカは感じますが、この人物どうにも政治的理念や覚悟のようなものが見えないのです。派閥立ち上げの必要があったのかも謎です。)
ぶっちゃけ新安保で気持ち脱力ぎみの安倍政権ですから、今後目玉になるような何かが無ければ地味に求心力が下がっていくのかなと思いますが、TPPと新安保さえ通過すれば「その役割も終わった感」ありますからちょうどいい左シフトかも知れません。
本当か知りませんが、官邸は「流れ重視で後継は党内左派政権が望ましい」と考えているようなので、雰囲気的にもその経済政策は「金融主導から所得分配へ」比重が移るのではなかろうかと思います。
(”河野太郎氏入閣”と岸田派入閣減が「次は岸田首相」を示唆しているのかも知れません。)
この状況ですから、とてもとてもロシアとの平和条約が前に進むと思えません。
官邸は中国牽制で意地でもプーチン来日を成功させたいようですが、それも微妙ですね。
(米ロがあまりにも”表面的”に対立していることになってますから。)
勿論、米国にとってもロシアは重要な対中カードになりつつあるので、今後レームダックに進むオバマ氏の考えやいかにってところです。
(どこから考えてもロシアが汚れ役を引き受けてくれる事は米国にも望ましい筈ですから。)
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