戦中日本軍部はぶっちゃけ”ある意味”共産党とも仲良しでした。
共産党の神話からすると「戦中激しい弾圧に」がメインになるのかなと思いますが、
戦中日本帝国陸軍は、特務機関を使って当時敵国であったロシアの国力を削ぐため「共産革命左翼」を援助する工作やってます。
軍部が共産主義をって?何も不思議じゃありません「軍人は公務員ですよ(笑」、
確かナチスだってなんとか社会主義を名乗る政党だったかと、
労働者を全員公務員にしようって共産革命に軍国主義・軍部独裁系の組織は「それほど抵抗無いというか仲間みたいなもの」でしょう(やとうろ思っていることほとんど同じなんだから)。
(※日本の一部右翼の間の”オカルトネタ”に「北朝鮮が明石機関により創設された説」なんてがあるのも上記背景。「だから北朝鮮の核は米国を狙うのである」みたいな。)
でー、
■日本内地で反戦運動やらの結果特高警察にしょっぴかれた左翼インテリの一部は、満州におけるプロパガンダ機関でもあった満鉄新聞社にスカウトされていたりするワケです(果たしてこの中にロシア共産化工作などに従事したメンバーがいたのかいなかったのか知りませんが)。
この満鉄新聞社が後の「電○」です。押しもおされぬ現代日本の広告業界のナントカみたいな存在として皆さんご存知。
なんだかんだ戦後の日本のマスコミ関係者に左巻きが多いってとこにも関係しているかもしれませんが(当時大学のインテリはほとんどが左翼思想を学ぶ事が半ば常識だったりもしたし)、日本の大新聞はですね西側世界で唯一「人民日報やプラウダ並みの発行部数を誇る、あり得ないほど大きな組織」であり(つまりプロパガンダや工作機関みたいな組織とスケールが同じ)、言うならそのスケールの在り様が「表現の自由を侵している」だけでなく、独占禁止法だって怪しいじゃないかって存在です。
(※ご存知読○新聞創設の正力氏は元特高警察ってのに、権力闘争により後のドンであるナベ○ネ氏は元共産党支持者から後に保守派に転向の人物です。)
事実戦後もそのプロパガンダ機能をGHQも利用した(プロレスであり巨人軍であり米国の人気TV番組配信などです)。
●朝日のように戦前のイケイケどんどん大本営発表の自己批判から左巻き化した事例もありますが、全くわかっていないことが「ここまで読んでいた方々にはご理解いただけたかと」→真っ先にやるべき事はプロパガンダ機関の反省から”大新聞制の解体”でなければならなかった。
今度は左巻きでプロパガンダ機関を仰せつかまりました「新朝日です」となってますが、、戦後左巻きってのは55年(八百長)体制の一部であって、反米化を恐れたGHQが「米国が善いもので戦前日本は悪者史観」であるため実に都合のいいものだったので(米国人は核兵器使用による米国への戦争責任追及を日本が思う以上に嫌がっている)、何気に「組織防衛に成功し既得権益を確保」します。
独禁法違反も怪しい特権階級そのものです。←メディア関係は平均所得もダントツのトップランク。
(※ちなみに戦後日本が本当に軍事的強国化することは勿論当時のGHQが望んでいる筈も無く、所謂日本の戦後左翼の反戦ってのは”その時”のGHQに都合のいいものだったからに絡んでおり、なんというかもうね、、。最近の左翼の集団的自衛権批判のピントのズレ方って今に始まった話じゃありません。)
■随分ジャーナリストの池上氏が「韓国が棚からぼた餅でできた国」発言で批判されてましたが、
日本も同様に「米軍により造られた”ナンチャッテ民主主義国家”」であったのは事実。
右翼に評判悪い憲法も米軍の創作物です(著作権的にも合憲意見は憲法学者では無く米国執筆者に聞くのが早いのじゃないのか?)。
結果、「シナリオありきの議会運営」が定着し、55年体制となった。
ネトウヨには極めて評判悪い、釣り人オザーさんじゃありませんが「普通の国」や「日本の独立」を論じるなら「米国の属国から離脱」する事は必然であり、
何もそれは日米安保を批判するとか、反米になるという趣旨では”無く”、
これまでの日本の政治ってものがエスタブリッシュメント的に多くの「帝国軍部の残滓」の中にある事や、総体として「米国の支配下にあった」のは事実ですから(反核運動も何故か反米化しない)、そこを認めない限り話が先に進まないのです。
あくまでも個人的意見ですが、
共○党もですね、、小沢パージに絶賛参加したり、裏で検察(半ば米○の出先機関)と何かあるのじゃないの?って考えてもどこにも不思議なとこないワケですよ。
(公安の監視がどうしたって話も「プロレスでしょ」ぐらいにしか思えない。)
田中金権政治ナントカもあからさまな米国からの工作でしたが、随分頑張りましたし、時に共産党は国会で爆弾発言追及を行い(情報源はどこなんでしょうね)評判となりますが、朝○新聞のその後を思うと(唐突に親韓親米右派が台頭し小沢パージに邁進したり)、そういう批判されかねない振る舞いをまず反省したらどうなのかと思います。
最近ではすっかり安倍政権は中韓に強硬みたいに見られてますが、
満州特務機関系の人物である岸信介の直系なんですから、本来親韓です(所謂朝鮮支配層的つながりの親韓→戦後”勝共連合”の一翼)。
勿論この辺も『戦後民主主義』という茶番劇の狂言回しな要素が多々ありで、
はたして安倍首相の「戦後レジュームからの脱却」という言葉にそのバックグラウンドも含んでいるのか?実際のところはまだわかりません。
(あくまでも個人的意見ですが小沢氏なども腹の底では「”そういう意味では”それほど安倍政権に批判的では無い」と思いますぜ。日銀総裁人事などに入れ込んでいた着眼など同じですからね。)
■少なからず、2chを中心とする「反マスコミ」のネット世論は全体像はつかめていなくても、その雰囲気全体を『戦後共同幻想』として察知し、激しい批判に転じたと分析すればわかりやすい動きであると思います(特に大新聞に対する敵愾心は強いものありますからね:ですから安倍政権の新聞批判も報道への干渉だと思いません→「2ch的敵愾心と同じ」だからです)。
小沢ファンだった人間から見れば「それは違うだろ」と思う事もありますが(2chの小沢批判は強烈ですから)、全てのバックグラウンドを「『戦後共同幻想』全てにに対する批判」と考えるのであれば、小沢氏に対する批判もごもっともだと思います(ある意味この人も秘密主義者でしたから)。
●心理学的原則から言えば「政治家って人材として昇華系(=若干どうかしちゃっている人)」となるので(超人志向の営業部長とでも呼びましょうか)、最初から大きな期待をしても無理なんですが、誰かが代議士やらないと民主主義は崩壊します。←ここ大問題。
何かの拍子に、心理学的にゴリゴリ追及すると政治家的人格みたいなね、、アバンギャルドな論文書く人も登場するかも知れない。←昔から一般庶民にある日常会話ですよ。
ところがでっせ、この問題意識がマジなった瞬間「民主主義は崩壊します」。
代議士になるべき人材がいなくなるからです。
早晩「スーパーAIによる独裁の方が公平だ」なーんて事にもなりかね無い(共産主義ってのは「スーパーインテリによる独裁」ってコンセプトでしたが、、、「史的唯物論・計画経済」なんて現代用語に訳せば「コンピューターによる政治・経済」でしょうに)。
ですから、
■「あんまり政治家を批判しちゃいかんぜよ」とも思っちゃいますが(私は安倍政権支持者じゃありませんが彼のバックグラウンドを考えるに「意欲的にやっている」のは事実なので世論調査でもきたら”割と支持します”に一票入れますよ)、
一歩踏み込むだけで政治生命はおろか下手したら生物学的生命も危ない政治家稼業で、それはかなりの熟考無しにできない事ですから、安全なところから批判だけしているより遥かに大変な事です。
(バックグラウンドの魑魅魍魎がイロイロ凄い事になっているんだから。)
各論で言えば、TPPに大反対ですし、グローバリズムなんてのにも反対ですし、財政再建系の動きも反対ですし、賛成なところは「インフレターゲット政策と自衛隊予算を増やしたところ」ぐらいなんですが、それだけでもデカイよデカイ。滅多にできない踏み込みです(しかも日銀動かすって半ば超法規的というかかなり強い思惑ないとできない)。安倍首相自身からして「野党がもっとマトモなら、自分にはできないところも(責任分担で)」と思っているのでしょうけれど(小泉元首相の動きってそれ系の意図なのじゃなかろうかと思ってます)、しばらくの間は無理でしょう。
↓↑
この点は『住まいの心理学』に書いたアイデア
「各党のみなさん。選挙制度的に”与党は党議拘束あるべし”ですが、野党になった時には党議拘束無しとする」←これを導入しませんか。
法律としてでは無く、国対通じた国会慣習としてです。
これやってくんないですかね。
心理学的に「政治家個人の問題より政党問題がかなり大きい」とも見ているので(政党は同時に組織であるためです)、野党になれば『単独者』的な踏み込みが議員個人に任されるって受け持ちになれば、与党の国会運営も”正直助かる”と考えるのですよ。
悪いアイデアでは無いと思うのですが、、、
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