2012年04月04日

IBM S50『Prescottの熱』

えー別にインターネット用語における「失敗作」を意味するスラングではございません。なんかゴロがいいのでタイトルにしてみました、
(不謹慎でスイマセン)

さて話はそのままでございまして、
悪名高きpen4のPrescott搭載のIBM小型デスクトップを中古で入手しました。
いい買い物だったと自画自賛しているところですが、簡単なユーザレポートあげておこうかと思ったところです。
ThinkCentre S50(8086-2KJ)
http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd12.nsf/jtechinfo/SYP0-03185D2
所謂ウルトラスモールのはしりですね。
現在のレノボにおけるウルトラスモールは廉価版を意味するラインナップになっており買いはやっぱりIBMかなと思いますが、S50のPrescott搭載機種は発熱の心配から同じpen4でもNorthwoodに換装させる方が少なくないなど「中途半端な失敗作」とも言われています。

PC系の人は「のように」CPUを換装するなどが楽しみのひとつだったりするので、Northwood換装などベターな選択だと思うのですが(噂には発熱でコンデンサーがパンクするって話もある)、俺はそれほどマニアって訳ではありませんしPCをなにゃこれやする以前はオーディオファンでしたから『発熱』のイメージが決して悪くは無いのです(A級アンプじゃありませんが)。
これシャーシー事冷やせば文句ないだろうと考えまして、
ボトムをアルミ板で受けてその下に壊れて起動しない3.5inHDD3台を並べて放熱台的に設置。空冷方式も「前面から吸気してCPUヒートシンクを通過して背面に排気」というルートなので前面の吸気が冷えてる方がよかろうと、偶然外部スピーカーがアルミエンクロージュアだったので、これで前面を囲みまして更にアルミ板を置いてそのままキーボード台に(ベタ置きなのでこんぐらいで高さちょうどいいんス)。吸気口付近の温度を冷やすレイアウトにしております、

内部も風の通りがいくらかよくなればとHDDの発熱もバカにならないだろうと判断して3.5inHDDからノート用の2.5inに換装。
(ちなみにPCIグラフィックカード差しちゃってるのでHDD換装しても発熱的には結構厳しい内容でしょう。※使用可能なカード知りたい方もいらっしゃるかもなので機種あげときますが現在入手可能なのは中古だけで『BUFFALO GX-6200/P128 』。)

※中古マシンなので初期搭載HDDは所謂中古マシンを当座再生するのに便利と安価に流通している某WDの黒い奴が乗ってましたがHDDも中古かな?な状況でしたから日立のノート用5400回転への換装は保守的にもアリな選択だったかと思います。
(1プラッターで小容量のものを選択←それほど遅いってこたーネーですよ。)

元オーディオファン的に言えば「発熱が問題なのになんでボンネットに放熱スリットが無いの?」と不思議だったりするのですが、発熱の大きいアンプはシャーシーそれ自体が巨大なヒートシンクを兼ねる設計にする事も多いので「シャーシを冷やせばいんだろう」と勝手に解釈。
(ちなみにフットプリント的にはS50の下に3.5inHDDは4台並べられます←壊れたHDDも「捨てたもんじゃない」かな。)

さて結果ですが(冬〜の使用なんで夏迎えてがテスト的に本番なんですけど)、
確かにちょっと重い処理始めるとやおら「ヴィォーーンッ」とファンが回り出してますが(ちなみにCPUの温度なんてものは測ってません)、処理終わってしまえばあっけなくアイドリング状態に回転ダウンしますから「そんな熱いかなこれ?」と軽く拍子抜けしているところもあり。
(動画のエンコードなんて元からしませんから)
発熱状況は「触って確認で十分でしょ」と思っているので”触診結果”ですが(笑
案外CPU付近に熱は感じなくて排気ルート上にある(例のパンクすると噂されているコンデンサー群のある辺り)排気口手前の辺りのが熱いですね。
(構造上ここに空気の流れが一度”よどんでいる”ような気がする)
それでも危険に感じるほどの熱じゃありません。
ノートPC無理使いしている時のボトムシャーシーの方がよっぽど熱いです。

そんなこんなで現状「こんぐらいなら大丈夫じゃん」って思ってます。
いい加減なレポートで大変申し訳無いですが、
何はともあれ枯れた技術の旧機種ってのはなんとも魅力的なもんでして、
グラフィックカード搭載している事もあるのか(軽いフリーソフト使用:Splash Lite)そこそこの解像度の(720pとか)動画再生でもコマ落ちしません。
複数のソフト動かせばそりゃパフォーマンス追いつきませんが使用目的がバックアップ的自宅副母艦みたいな中途半端な利用なんで機能的には全然十分ですよ、
「今時pen4のPrescottなんて、、」とお考えの方もいらっしゃるでしょうがー
なかなか乙なものですよ(笑

S50が怪しくなったらばレノボ上等でM57pSmall狙いですかね。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
posted by kagewari at 22:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


この記事へのコメント

この記事へのトラックバック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【web投げ銭(記事リクエスト)】
amazonギフトカードによる『web投げ銭』の受付
amazonトップページより→ギフトカード購入→Eメールタイプを選択
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B004N3APGO/
「2. 詳細を入力する」に金額、配送Eメールあて先info@kagewari.sakura.ne.jpを入力
詳細は以下記事参照
記事リクエスト再開
https://kagewari.seesaa.net/article/500418743.html

<収益は当事務所運営経費に当てさせていただきます>

<利用料金の値上げ24.1/23,8/2>
値上げの経緯は以下
https://kagewari.seesaa.net/article/502153223.html
https://kagewari.seesaa.net/article/504221178.html
<送信先メールアドレスの変更24.1/25>
サーバ移転に伴い送信先メールアドレスが変更されてますご注意ください
→送信先info@kagewari.sakura.ne.jp


【注意事項】
・ブログタイトル下の利用規約を必ず読んでください
・プライバシー保護のためお名前は”HN”でお願いします
・メッセージ欄「記事リクエスト」が可能
※リクエストは”記事内において引用される可能性”がある点留意の上、プライバシー保護の範囲内で記載ください(記事内引用に合意したものとします)
※縁起物的なカンパは少額でも歓迎しますが、意味のわからない反論を”100円以下で連発する依頼”は偽計業務妨害に相当する準違法行為であることを理解できない方はご遠慮ください
■返信記事を予定する際の目安
24.8/2料金改定【ドトールコーヒーメニュー、ハニーカフェ・オレMサイズ410円から】受付します

・ガタガタ文句があるなら問い合わせメールなど利用すればいいわけで(着信拒否など対応可能なので業務妨害とは言い難い:それでも1回は送れるし)考えて利用してくれたまへ
※問い合わせ代表アカウント(レンタルサーバ提供)はGmailへの送信に安定性がないため、私から返信ある場合は予備のGmailアカウントから返信となる場合があります。

必ずリクエストに答えるなどの対応は”できません”が
(閉鎖された「コメント欄」や『公開掲示板』の補完として)
可能な限り質問等には答えていこうと思います

※送信にはAmazonのアカウントが必要です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■■『有料相談』の依頼は以下Pから■■■
https://kagewari.sakura.ne.jp/kage2.htm

現在は基本的に『簡易相談(依頼文2000文字まで)7,700円』『簡易相談ハーフ(依頼文1000文字まで)4,000円』「テーマ限定300文字1,000円」のみの受付です
(※サポートの200文字500円は『簡易相談』の後に週に2回まで利用可能)
(『簡易相談』の利用は原則月1回のみです《ハーフは月2回まで》、テーマ限定は週2回まで)

■ご存知と思いますが、レンタルサーバアカウントの多くはgmailへの送信に安定性がありません(受信に関する障害報告はありません)。gmailからの依頼の場合にはセキュリティを担保した別途専用アカウントを用意しています。

相談のコースや方法などやり取りの後に、
有料相談専用アカウントのメールアドレスをお伝えします
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
comments他

・コメント欄は『公開掲示板』同様に原則削除禁止です
(基本的に削除依頼には応じられません、削除依頼は投稿禁止ワードとなってます)

・SPAM対策として一部キャリアからの投稿がIP規制の対象となってます
(同規制キャリアから登録抜けによる投稿がある場合、投稿は自動削除されると同時に規制IPに追加登録されます)



現在コメント欄閉鎖中 (2014.7.26〜)



タグクラウド