2012年03月30日

読売報道関連や昨今のフリー記者への風当たり(他イロイロ)

「なるほど」ってニュースがあれこれ出てきています。
巨人軍契約金報じた朝日記者 大阪地検FD改竄事件も取った
http://www.news-postseven.com/archives/20120326_97199.html


「本当にそうだったのか」
この間の報道は朝日がってのじゃなくて「その記者が」って個人レベルの要素が濃いわけね(勿論それを認めたデスクはいるわけだけれど)。
何が重要ってこの記者が朝日生え抜きでは無くて地方紙からスカウティングされた社会部の”外様エース”であること(略歴からすると清武氏と被ってますね)。
大阪地検FD改竄事件の裏を知っているって事は、
今回の読売問題を取り上げる背景に何らかの社会性を彼が見出しているであろう事。
(間違っても只のプロ野球問題なんて意識で報道しているのではない、)

ここのところの読売の過剰反応は「その記者の意図」がわかっているからなのでしょう。(相当の脅威を感じてのものじゃないだろうか、)
更にこの記者が小沢裁判における検察の不正や検察審査会の疑惑なるものに興味が無い筈は無く(どうだろう小沢裁判の担当とバーターで読売報道はやっていいよって社内的取引があったとは思いたくないが)、一連の事件の背景である権力構造のプレーヤーとして読売を取り上げようって意図があるのじゃなかろうか。

しかし十分気を付けてもらいたいもので、
(記者的には百も承知でしょうけど)
孫崎さんのTwitterに情報あがってましたよ
http://twitter.com/#!/magosaki_ukeru/status/185187160788434945
原発:東洋経済編集長が痴漢で逮捕された事件は、同誌が脱原発論を展開し、東電に対し厳しい報道を続けていた時期と重なっただけに、事件に疑惑がもたれたが、ある人の連絡によれば、「(元)編集長は、不起訴処分で釈放されたとのこと」。今後東洋経済が脱原発、東電責任をどう報じていくか注視したい


岩上氏や上杉氏の叩かれ方も昨今激しくなっていて、
(好き勝手にさせておけないぐらい存在が大きくなっているからでしょう←てかここも事の始まりは例の「小沢会見時の読売記者との小競り合い」からかな、、)
一時あったネット右翼の左翼叩き的手法に似ている方向性ですが(左翼叩きも結構ですが所謂昭和のインテリ左翼みたいな存在と世代が違うってか←昭和のインテリ左翼なる存在は過去の人でしょうに)
勿論今回の朝日報道も「アサヒる的」に昔の朝日の左翼的位置付けから顔真っ赤にして批判している層もあるようですが、前述のようにこれは「(朝日的には外様の)その記者」のスタンスですから「アサヒる的批判」は見当違いで、
岩上氏や上杉氏の叩かれ方もなんだか無理に無理を重ねる方向にあるように、
「いくらなんでもこの時代に右翼左翼の権力構造みたいな話を持ち出してもどうにもならないでしょうに」な形になってます。
(岩上氏なんてどちらか言えば自衛隊による自主防衛派だから保守系寄りだし、至近の上杉氏のデマネタなんて保守系で有名な産経系列夕刊フジでの記事だし。)

そこで岩上氏や上杉氏の場合(どうにも左翼レッテルが使えないので)「デマ野郎」みたいな方向で批判しているようなんですが、
そもそも「どちらか言えばそういった報道続けることで彼ら儲かるどころか貧乏になっている」のであって、動機の点で積極的にデマを流すことに意味が無いワケで、、

※ここに同じジャーナリストの江川昭子氏が変にからんでいることは「少々たちが悪い」と思っている(全く本人はその自覚が無いので更に困るっていうのかな)。
岩上氏にしても上杉氏にしても「記者クラブ問題」などでその報道姿勢は鮮明なのだから(間違う場合のリスクをどっち側に取るかって言えば)、マスメディアとは違う方向性が主となることは誰しも予測の範囲内なのだから、それをデマ的に(あれやこれや細かい話を持ち出して)批判続けるのはどうなんだろう。
少なくとも江川氏の場合Twitter上で自由報道協会離脱の話が出た時に高田昌幸氏の自由報道協会賞の辞退関連で(小沢氏への表彰を辞退の理由にあげた)、それをジャーナリスト的姿勢として持ち上げていたコメントを”リツィート”していたのは事実であって、
http://twilog.org/amneris84/date-120129
(ちなみに当時は上杉氏への批判は行っていない)
自身の自由報道協会離脱は印象として小沢氏表彰への批判と受け取られても衆目の印象はそうだったんであって上杉氏がそこを誤解したところをデマに結び付けても(江川氏はデマと言っているワケでは無いが→デマネタ探している層がいるんだから)特定層に援護射撃しているようなもので、自分自身の発言の社会性を軽視し過ぎている。
江川氏が再三Twitter上で原発推進派と誤解されているのも同じ構造なのに、、
 ↓
(第三者性の定義的に)完璧にニュートラルなジャーナリズムなど無いのだから、自身のスタンスを(記者クラブ問題のように)鮮明にする事無く「どこかに完全なな中立性があるかのような」スタンスは結果として別のスタンスを援護している形になる力学ってのいうのかそこの判断が軽率でしょう。
そんな小沢関連での周囲の認識があるから(小沢を批判したから自由報道協会を離脱したと思われている)、逆に変なところから小沢裁判報道を批判されて(多分アンチ小沢かと勘違いされ期待と違ってあれこれ言われている)なにやかにやと反論している時に気が付いていいようなもんだけれど。
(同じ感触ある人のツィートを最近見かけるけれども、どうも意味がわかっていないらしい。)


<話は昨今の岩上・上杉叩きの流れに戻って>
勿論正確性についての批判はあってしかるべきだけれども、フリージャーナリスト報道の場合「発信力は一定規模」だから”事実上雑誌媒体規模”の認知であって、情報取得する側も話半分とは言わないが「裏取りよりも速報性」の需要が高いメディアになる。
(長編ドキュメンタリーの執筆とかするタイプのは人は別だろうけれども)
後は読み手がリテラシー的に各人が裏を補完する的な←常に署名報道となるのでどういう姿勢の人物かその個人の特性をわかっているんだからさ、
岩上・上杉叩きも結構だけれど、
そこにガタガタと突っ込んでもって、
(批判に根拠があるのであればそれと違うスタンスのジャーナリズムなりが他にあるのだろうから、そっちを応援すればいんじゃないの?)

逆に言えば(朝日の記者における例と同じように)
『相当の脅威を感じている』というのが背景でしょう。
(権力の側だけでなく保守系の共同幻想系個人にとってもね、)

「ヤバいところの一歩手前まできちゃっている」のでしょう。
(特に朝日の記者は本当にヤバイところに突撃中、)

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(ここまで書いたところでオマケでネット右翼についてもちょっと考えてみると)

『ネットにおける右翼思想』
仰々しい話をしようという意味は無く、
そもそもが右翼左翼などの分類の始まりがイギリス議会でしたっけ、○○系議員が右側に座ったから左側だったからとかの話だった筈で「言葉の意味からして」それほど大きな意味のある話じゃ無い。

ある程度意味があったのは、
昭和冷戦時代に「左翼と言えば明らかにソ連乃至中国的な赤色革命を標榜していたから」で、現代左翼は(共産党の一部は違うみたいだけれど)事実上共産革命などは否定しているので(いっても民主社会主義的な)、言うほどあからさまな違いが無くなってしまった。
どちらか言えば「リベラル派」程度の立ち位置ですよ。
なんとなく、
左翼は福祉優先なので大きな政府で、右翼保守思想は小さな政府志向みたいな分類もあるが、実際はそうなっていなくって(自民党は随分とデカイ政府を作ったんだし←その自民永久政権すら社会主義だったみたいな論議もあるぐらいなんだしさ、どうなれば希望の保守本道なのかと思う)、
どちらか言えばイメージ的にリベラルに属する鳩山辺りの方が自主防衛という表現で憲法改正を腹に含んでいたりして「言うほどわかりやすい違いが無い」。
(鳩山の「沖縄基地は少なくとも県外」という話は、GHQからの独立米軍からの沖縄奪還的発想の延長なのだし←彼自主防衛論者だから、)

てか「昨今の複合的な政策の中で右翼左翼の分類にはほとんど意味が無い」。
(これが通用したのは昭和までじゃないか)
印象として現代でも左翼右翼はあれこれ語られるのだけれど、
(今回は左翼の話じゃないので)
右翼思想として印象というかネットで流通している話の大半は『民族主義』の事だと思う(民族派って意味では無いよ)。←これは右翼でも左翼でもないのでないの?
憲法9条改正すらメインテーマになっていないでしょう。
(そもそも純潔民族国家なんてどこにも無いと思うんだが←なのでこの手の思想はどうしても「民族浄化政策」みたいなんがくっついてくる。これはある意味皮肉な話で→そもそも純潔民族国家なるものが存在しない証明で、民族浄化なんて始めるとキリが無いんだよ。「どこまでやればいいの」みたいな、)
『共同幻想批判』の延長で「どこやらの国はえらいことになっている」とかの視点はありだけどさ(これがなんでまた小沢批判まで繋がるんかと思う。見ようによっちゃ鳩山が言っているのは大東亜共栄圏だぜ?)、

『民族主義』ってのは考えてみれば政治なり政策的な思想では無いでしょう。
マジにこれを政策化しようと思えば、どちらか言えば逆の意味でオカルトみたいになってしまう(ナチスドイツの場合もそうだったのじゃないか)、

いやいや日本の分化伝統を云々の右翼保守思想全体を意図しているのではなくって、所謂ネット右翼の話ですから。←ここ勘違いしないでおくれ、

哲学的だとか個人的心情?な考えとしてはあり得るかもだけれど、
そもそも『民族主義』的政策って何?って考えるとさ、政策論としてまず無理。
(繰り返しますがこれは日本の分化伝統を云々の右翼保守思想全体を意図しているのではなくって、所謂ネット右翼の話ですからね。)
伝統文化なり習俗を保守する政策は可能だけれども←これ推進する時に『民族主義として』みたいなん頭についたらできる政策もできなくなってしまう。
(途端に何かをスケープゴートにあげてガス抜きするみたいな、)
保守本道的に伝統文化なり習俗保護に予算を割くって、(共同幻想用語的に言えば)「普通の事」だから、
韓国なり中国なりの反日的発言に憤慨する気持ちはわかるけれど、それ系の発言にイラっとなるのはかの国が当時の政権求心力のために反日教育なりを強引に進めたからで(事実と異なる批判だからイラっとなるワケで)、そこいらの批判を出発点に民族主義を持ち出すのは論点が違っているでしょ。
(「バカなの」みたいな方向じゃないとさ、)
そのまま他国の共同幻想批判なり共同幻想問題なりの認識で足りる事で、人種や民族主義を持ち出してもこれ見当違いだから(いや先方に民族主義的あれがあるから批判足りうるのじゃないか?)。

フジTVへの批判も「偏向報道批判」だから有効なんであってさ、
(外から見ているとネット右翼が突撃したところが面白かったワケだが←無責任でスイマセン。)

注)元からが難民受け入れや移民に積極的ではない日本は十分「普通に日本の共同幻想に対して保守的」であって、これを更にって言えばもう民族浄化みたいな話にならざるを得ない。(或いは殊更国歌国旗などで問題を自演するか)
てか移民受け入れ圧力って派遣社員の拡大と合わせて従米派の話でしょ?

■心理的には『ネット右翼の人格』みたいに見解はあるんだけれど、ここではそっちメインではなくって「言論としての無理筋」がテーマなんでそっちの話は省略します。

米国のリバータリアンは分類は名目右翼で「頑強な小さい政府志向」だけれど、リバータリアンは国家権力そのものを嫌悪しているので、個人が銃で武装する事の自由の保証と同時に連邦政府が巨大な軍隊を持つ事それ自体大きな政府だから縮小するべきだってところあるんで(昨今アリゾナ州あたりでは銃の携帯に特別許可も不要ならしい)、所謂ネット右翼の発言と重なる部分が少ないぐらいで、
かといってネットにおける右翼思想がナチスや大日本帝国当時の国家体制を標榜しているワケでもない。
(普通の国を政策としている小沢アレルギーがまた凄まじい)

話を右翼左翼論ではなくって「保守思想」に戻してみると、

イメージ的には左翼活動家や左翼的インテリ相手に公然と批判を行ったり(歴史認識問題などでも)そういう姿勢の事かな、とも思うけれど「それはどうでしょう政策ではないのじゃ」と思うワケで、
(所謂左翼活動家や左翼的インテリ自体”絶滅危惧種”だと思うんだが、目くじら立てて騒ぐほどの問題とは思えない→天敵朝日新聞も今や社説レベルでは堂々と読売とタッグ組むような時代だし、)

勿論その論旨は多様にあるだろうし、論争なんかもそれは大いに結構だと思うんだけれど個人のガス抜きとしてそれが拡大しているようでは合理的な話では無い。
政策化可能じゃないと政治思想にもならんのだからさ、
(小沢なりが主張してる永住外国人の地方参政権なりに反対するのは政策判断としてわかるけれども、小沢はそれに反対している亀井氏の国民新党と連立組んだのであって、反対意見を否定しているのじゃないから。)


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<とかなんとか言っている間にエライ騒ぎになってきた>

■国民新党連立離脱の件ですよ、
現在の段階だと「政権が裏で下地氏幹事長と話を付けている分断工作」(これ多分ね社民の連立離脱の時にも同じ手使ってた筈。←こん時には辻元氏だけが弾かれる格好で福島氏は社民分断なりを阻止したわけだが)これに亀井党代表はカンカンどころか(言わば党代表を追放させて国民新党は政権離脱していませんって強弁なんだから)「一生許さんよ」これ、
当然この動きは小沢派への牽制でありっていうか(同じ事になるぞと)、
しかしこれね(亀井氏の台詞じゃないが)、
それこそ『”昭和の左翼”のやる事』だわな。
(左翼ってのはこういう時に使うんだよ)
いくらなんでもこれほど仁義ってもの欠く権力闘争仕掛けると(わかってないのかね〜)期待している自民の動きが逆転しまっせ。
どういう策謀で寝首かかれるかわからんのだから、

そこに隠れてこんな話があるけどさ、
外国人投資家、日本国債を大量売り
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/node_417199?mod=MostPopularBlock

どっかにあんでしょうに、
命がけで増税法案を閣議決定しないといけない事情がさ、
(呆れるけども)


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posted by kagewari at 11:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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