2004年06月26日

いろんな言葉について

「自己満足」
これも感じの悪い言葉でよく聞かれますが、けっこう矛盾しています。何故なら「他満足自己不満足」がベストだったら大変ですから、この言葉は「満足してる自」に、気にならない「他」がつけるイチャモンの事で、スジが通った表現は『自他ともに認める』に近いものでしょう。こうなると問題は「満足してる自」を批判する「他」が、十分に「他」を代表する人物か否かです。しかしこの「他かあんた」を意味する言葉はありません。せいぜい「あんたに言われたかないね」と「あんたには言う資格無い」なんでしょうが、この表現も又『なんで?あんあたに』の「なんで」が曖昧なままなので売り言葉に買い言葉の域を出ません。
「自己満足」の世界観は「(共同幻想的)常識的な事に満足しているのか?」を問われているのであって、新発見や、創造的な思考は100%「自己満足的批判」を受けます。
ま、考えようによっちゃ「それは君の自己満足だ」は賛辞なんです。

「それは理屈だ」類似語「頭でわかってるだけで、、」
これも大変な言葉です、理屈も無いなら暴力の強いものの勝ちです(違った意味で、そうとも言える部分はありますが、上の台詞を話す人物の大半は「暴力至上主義」ではないでしょうから)。頭で何もわからないなら記憶にも残りませんから、どうやってわかるのかわかりません。。本質的な意味は「ちゃんと実行可能なぐらい十分に考えられていない」としての批判なんですが、この言葉の背景は職人の時代に「微妙なニュアンスは経験でしかわかない」とこから来ています。説明が難しい理屈があって、それは経験で会得する『理屈』だ。という事です。しかし、この言葉は、随分事の本質を離れて乱用されています。「痛い事を言われてカチンときた時」なんかに使われてしまっています。しかしなーんとなく「それは理屈だ」という台詞自体を疑う人はあまりいないので、ついそう言われると凹んでしまいます。
これも考えようです。
「それは理屈だ」と言われたら「あんたはそれが何か知っててそう言うのか?」と聞き返しましょう。だとしたら「それは理屈だ」の根拠も「それは理屈」だからです。

なんだか、又わかりにくい話になりましたが、上記の様に「気をつけないと、反論できなくてただ意味も無く凹む」そんな言葉があるのは、事実なんですね。言う方は随分楽なんでしょうが、、、。
posted by kagewari at 21:32 | Comment(2) | TrackBack(0) | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


この記事へのコメント
「それは理屈だ」って字面を見てたら、なぜか英語の教科書を思い出しました。
「This is a pen」

「It's a リクーツ」
疑問系だったら「Yes」or「No」で答えればいいけど
肯定文だから答えようがない。
返答に困る理由の一つに、文法にもあるのかも。

あ、英語だとほんとは「I think」が頭に付くのかな?
日本語は主語なしが多いから、余計に「世間の代表者」にでも言われてるような気になるなぁ。
Posted by パッセ at 2004年06月27日 15:13
そのとおりなんです。
英語の主語の背景は「神の前の I am」なんですよ。
所謂共同幻想個人責任型or共同幻想世間雰囲気型
の差なんです、欧米が一見個人主義的に見えるのに「you know」連発するのはその責任が重いためです。

「語り口調を変えると、性格は変わる」
これは立証可能だと思います。
Posted by kage at 2004年06月27日 18:31

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