不眠症の睡眠時間3時間と、睡眠時間の少ない人の睡眠時間3時間。
(俺の普段の生活は、標準睡眠時間6時間です)
かたや不眠を訴え、かたや睡眠時間の少なさを自慢します。
睡眠とは、脳に睡眠物質(疲労物質でしょう)が溜まり、その刺激と体温の上昇下降のバランスから「眠い」が始まります。よく『レム睡眠』とか難しい話がでますが、ここではその点には触れません、睡眠に技術的な話をしてもピンとこないからです。
空腹から食事をすると、血流は胃に集中します、相対的に脳の血流はは減りぼんやりして眠くなります。同じように入浴して一度上昇した体温が、入浴後に下降軌道に乗ると又眠くなります。欧米で就寝前にホットチョコレートを飲むのは一度急激に血糖値を上げてから、急降下する時を「眠い」に繋げるアイデアです。
だいたいこんな時に寝ると「気持ちがいい」です。
つまり、「眠いのか?」が問題なのでは無いでしょうか。実際精神科で一般に処方される睡眠補助剤は「睡眠導入剤」です。
睡眠時間が問題ではなく「眠くなるのか」が問題なのです。
何かやりのこした事があるとなかなか寝付けません。
ベタな話ですが「明日遠足なので眠れない(これは30年前には立派なコピーとして通用していた言葉です)」、期待で興奮=体温上昇するので、寝付けないワケです。ここに先日書いた「期待と不安の近似性」が被ってきます。
一日のサイクルを最も感じるのが睡眠、になりますから、このサイクルが崩れるとストレスとなります、体温が下降しないとか、脳に睡眠物質が溜まらない事に、意識が向うと、又体温は上昇してしまいます。一概には言えませんが(これ高目のボールが速いピッチャー攻略で「低めを狙え」と言う指示と「高目を見極めろ」という指示とどっちがいいのかと同じで、一概にどっちが、といえないんですね)意識的に「体温上昇のピークを作る」と考えるのもいいかも知れません。
行動療法じゃないですが、ジョギングする、ストレッチをする、難題に取り組む(その日に解ける難題にして下さい、逆効果になります。)、映画を観る、激しい音楽を聴く。
「やった感」が大事なのだと思います。。
これも重要なキーです、「今日はやったなぁ」に対する自己否定的な反発があると不眠に繋がりやすいって事です。
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