オプションよりオルタナが上等とか、立派とか成功とかいう意味は全く無い。むしろ基本はオプションで、最初っから自我のテーブルに思いついているものから現実選択が行われるのが選択の合理性が高い事には違いない。
◎ここで論争になるのは「オプション論者」にとって「オルタナは一見、現実(的)逃避」に見える事で(オプション派には構造的に思いついていないワケだから)、この批判に疑問の余地が無い事で、オプションVSオルタナの論議は平行線になりやすい。
着地点を考えるなら、楽とか好きの関わり方で、「いかにも他者向きにやって見せる的見栄えの良さが自己満足的快である時」この批判は妥当な事が多く、「いかにも自主的にできるかわからん事を誰も満足せんだろうリアル自己(がマジに)満足的いかんともしがたい思いである時」この批判は的外れである。
「ダメだこりゃ」な時がオルタナの必要な場面とも言え、結果は「自我がそれまで思いもしなかった“まったく思念段階の○○実現”」がオルタナなので、早い話が結果の満足度は高そうなのだが『思いつくまでがながーい』とか『思いつくまで回りくど過ぎ』って事になる。(ここが不条理って奴)
なので、この発見は、偶発性とかきっかけってのが救いであって(コレ自分だけで考えなくてもいいワケだ「思いついてなけりゃいいのだから」)、つまり「赤の他人との縁」や、「タイトル間違えて見た映画」や、「内容知らずに適当に買ったCD」とか、「偶然拾った文庫本」に発見の可能性は上昇する構造になる。
、、だんだん怪しい話になってるな、、
ポイントは構造的な矛盾の突破にある
これ言い換えると、
◆自我の一部を壊すのと同時にこの決壊の結果あふれ出るモチベーション(=ストレス)を一発で現実(=行動選択)に換える瞬間を指す。
・・・・・・・ 。 ・・・・。
・・・zzzzz。 !!・・・・ 、、?・・
>>、、><<αβ@@ ・・・
「そうだ山に行こう」
あえてわかりやすくしたのだが、実はこれ↑あまりいい例ではない。何故って「山」を思いつかない事はレアケースで、よっぱどシンプルな自我の持ち主じゃないとこれはあり得なくて=「オプションから現実選択するのがスジの自我」を意味する。
ありそうだな〜ってのは。
・・・・・/////∴∴∴×3=・・・
ororor、△○◆
「ごみ捨ててこよっ」
あまりにも凄すぎるので↑、、アレなんだけれど、誤解を避けるように考えるとこんな、、感じ。
ここに時代との関連性が浮かび上がる、文明化の創世期には自我がシンプルなので「ダメだこりゃ」な時のオルタなの発見は容易で、文明化情報化の進行で「思いつかない事を探すのは余計に難しい」のであって、
@オルタナが求められる時代にオルタナ無し
そこでヒントになるのが実存主義で、とにかく非合理的(不条理)なとこから「探す」ことが発見の近道。
オプションは「役に立つものから」
オルタナは「役に立たないものから」
◆オルタナがいつまでもオルタナって事は無い、次回から「思いつくこと」となったオルタナはオプションである。
ここで、精神的な悩みがどんな障壁となるのかが鮮明になる。オプションとオルタナの間に葛藤が位置すると考えていい。何故なら葛藤は道徳のジャンル(無意識の反動として)に属して超自我的(脅迫・強迫的)に自我に誤解されるので「役に立たないもの」や「意味無いもの」を極端に蔑視する傾向があり(鬱傾向の人が「生真面目とか、几帳面とか、完全主義者に多い」等という風評はこの構造のため)、唯でさえ抑圧によって内的ストレスが高いのに、現実選択が『オプションに限られる』。
「答え(選択肢)が無い」
精神的な悩み。
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