2008年10月16日

高寿命化時代を別の角度で考えてみる

「遺伝子が考える」みたいな発想は在り得ない話だと思うけれども、
寿命の伸張は間違い無く少子化を加速する。
これ心理的な意味でね、
実際メンタルな問題の局面は先進国特有の現象なので(発展以前の国家には保守的共同幻想の文明化による解体が進まない)、高寿命化は文明化同様先進国におけるファンダメンタルとして考えておかなくちゃいけない話になる。

そうなると『後期先進国(そんな言葉は無いけれど)』への社会学的シフトって側面には、民俗学的な意味での食文化の違い等国家間で格差が生まれる可能性もある。
取り分け日本が高寿命型国家であるのは間違い無い、

考えられる現象として、
おおよそ高齢者と呼べない『成人年齢(こんな言葉も無いけれど)』はどのくらいなんだろうかと考えてみれば、大きく個人差があるにしろ「16歳〜70歳」ぐらいの幅にあるのは確かで(昨今は70代であっても高齢者に見えない人も増えていて20年後ぐらいにはこの”成人年齢”が上限80歳になる可能性もある)、こうなってくると20代で結婚してしまうと
「まだ自分自身が現役バリバリな時期に孫ができる」可能性が大で、
ひまごが常識で、ひょっとするとやしゃご(5世)の可能性すらある、、
これね、世代交代であるとか自分の遺伝子を残す的発想が根底から覆されてしまう。
理由は簡単で「異世代後継者多杉」だからだ、

しかし出産年齢(これがどこまで伸びるのかは不明)には限界があるし、
旧来の世代認知で言えば「もう孫のいる年齢なんだから引退して後継者を」なんて時期に”まだまだバリバリに現役”だとすると、
「あれ、自分の後継者は自分でもいいワケか」となる。
技を極めるじゃないけれど、
『1世代で可能な作業量が明治時代辺りの倍になる』という現象が心理的に重大じゃない筈が無い。
後継者論は余計に血縁関係(社会学的に言えばゲマインシャフト)というより、ゲゼルシャフト(利益関係や合理性)を飛び越えて、コミュニケーション論的に言えば「個別の共有性」のような(それこそスタンドアローン・コンプレックスじゃないけれども)ヒエラルキーが介在しない社会性がモデルになる可能性が高い。

俺はそもそもユング辺りの集合無意識的発想はド・ナンセンスだと考えているけれども、
なんて言うのかな、
固有の意識における着想の共有性が”偶然”と数学的確率の複合で『慨然』となる時(別段インターネットによるネットワークの拡大が無くても現役世代の年時拡張はそれだけ「同有性」のような関係性を引き出しやすい)、個別性を個性として拡大すればするほど「所詮人間の考えそうな事的生命の限界点」において、共有者の偶然の出現が慨然となる確立はやはり上昇するのであって、恐らくその慨然の共有者の関係性はまったく新しい形の社会性であるのは確かだと言える→「個別の共有性社会論」。
(ソーシャルネットワークの話じゃないですよ、あれは似非だと思う)

発想としては”オルタナ定義”的に、「共有性社会」が”あるような無いような雰囲気”これが醸成されていると、共同幻想と比較しても十分対抗しうるバッファーになるので、個別性に対して『単独者』が成立要件となるようなハードルが大きく下がる事になる。
なんでしょうね「実存主義的単独者じゃなくても個別性を維持できる」と言えばいいか、
当然これは旧来の共同幻想を大幅に(民主的)市場的に下落させるので、家族というバンド(群れ)の集合性そのものを変革させる可能性すらある。
技術的部分で言えば、ここに翻訳ソフトが高性能化でもすれば「個別の共有性」への慨然性は爆発的に高まるので(既にネット社会では海外の1個人が当該国では無く”別の国から強烈にアクセスを引く”等これを予感させる現象が頻繁に起きている)、ここでいう子孫の概念は「少なくとも”血縁から後継者を選ぶ”ってだけでも数学的に比較にならない話」になるし(選挙の後援会みたいなガチの共同幻想的バンドが在る場合は例外だけれど)、

重要なのは「固有性の特化は共有性のレベルを上昇させる」ところにあって、
ここはサブカル的発現の背中を大いに押す事になるし、
「技を極める的な意味での”生涯現役”的認知」が高まると、既に家族的共有性は形骸化するのじゃないか?
その先端に起きている現象が「少子化」だったり「非婚・晩婚化」なのじゃないかと思う。
posted by kagewari at 18:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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