よくよく考えて欲しいのは、2ch台頭時の動きは欧米の保守論と道を同じくしていて、「左翼が支配するマスメディア批判」に始まっている。ここが保守の証明だった。
歴史的にマスメディアが左翼に半ば支配される構造にあることが、最大公約数としての保守系右派(俗にいう”ネトウヨ”)の登場を観測させたワケでだね、
半端な保守論壇ではあったけれど、古くは武村健一など戦後政治の左翼的支配を告発していた人物はいたんだよね(あえて有名どころの文芸系右翼論壇は脇に置いておく《俺専門外だしよく知らんがな》)。当時問題になっていたのは55年体制だ(これは姿を変えたサンフランシスコ講和体制でありGHQ体制だった《このGHQの時代背景が米国左翼グローバリストだったのさ》)。
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なので、この戦後体制をなんとかしようとした安倍ちゃんが保守政治家だったワケ
(彼の政策の枝葉末節をとらえてあーだこーだ言う話では無い《この体制に『抗う(あらがう)』存在だったことが保守政治家の証明だったのだよ》)
■歴史的系譜と言っては何だけど、
つまり、アンチマスメディアを最大公約数とするのが保守陣営の証明なのだから、
”ネット世論”という俗語が、保守の暗喩だった。
当然、「そんなワケ無い」
(2chの論議とは別に運営者の”ひろゆき”にしろ山本一郎にしても、時代の先端にいたホリエモンにしても”彼らは全員保守では無い”→どちらかと言えば左翼では無いが前衛主義者でしょう。端緒となった小林よしのりですら本業は漫画家だから。)
これさ、試行錯誤が始まったということですよ。
ネット世論には右から安倍首相を批判する論議も少なく無かった。←この件は前述のそもそもも歴史的経緯としての日本と左翼グローバリズムの図式で見れば、安倍首相が保守であったのは明らかで、枝葉末節の保守論であーでもないこーでもない批判をしていた階層は「趣味としての保守や右翼」であって、政権与党になり得る保守論では無い(勝手にやってろって話)。
時に日本保守党への批判が「そんな弱小政党に」なんて話があるが、
現在キャスティングボードを握る「国民民主党」そんな力を発揮すると誰が思ってました?
ついこないまでの、国民民主の弱小度は社民とどっこいどっこいぐらいだった。
●誰が言ったかか俗説なんだと思うけど
「有権者の10%を占める論議は十分に国政に影響力を与えることができる」
更に、NHKの集金人や戸別訪問営業などに対して、N国党はほんの少数でも影響力を行使できたのであって、勿論その背景は「NHKを問題視する世論が《票が》すくなからずいる」ということです。
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後段の部分だけでも、「有権者の10%を占める論議は十分に国政に影響力を与えることができる」ってなわかると思う。
俺は『参政党』支持だけど(神谷君ナイーブ過ぎる件はそこはみんさんと共有しているけどね)、武田教授との軋轢は「あちゃー」思っていたんだわ。これが日本保守党で全貌が暴かれるみたいな結果となったので(武田教授も「それやったらどうなるか」これでわかっていただけると思う)、別の意味で日本保守党の貢献は大きいと思ってる(保守票が『参政党』と一部国民の合算で10パーいきそうなことも証明してくれた)。
それこそ試行錯誤のひとつだよ、
飯山の失敗も試行錯誤のひとつでしょ。
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