そして今回のお題は以下
・二次元嫁と女性蔑視
・ハードボイルドと『賢者モード』(昔「ドーベルマン刑事《デカ》」って漫画に全裸で堂々登場のシーンがあってだな)
・プライドの高さと自己愛→自己愛は”性の嫌悪”からの逃走である(ヒーロー妄想)
■その始まりは、就職氷河期など男性が経済的に、或いは社会的地位として『結婚』することが難しくなってる時代に台頭したと言えないだろうか?
(・二次元嫁と女性蔑視《蔑視じゃなく軽視だな》)
間接的な女性差別史観かもしれない。
”性の嫌悪”と関連付けでこれまであれやこれや論議してきたように、全部が全部ヒーロー願望とヒロインじゃないけども、この平民版を考えた場合、スケールは小さくなるがいっぱしの会社員とお堅いOLさんとかね。←そこに投影される意地メージをそのまま抜き出したものが→二次元嫁。
二次元嫁ってのは現実を美化したものでは無く(ましてや願望でも無い)、
潜在的に、カタギの『結婚』がこれを象徴していたんだと思う(そういった幻想を)。
これをオタクの妄想みたいに関連付けるのは何か違うと思う(それが皆無とは言わないが、そんな少数の話なら二次元嫁がネット上のミームになることは無い)。
だいたい二次元夫が存在しないのは何故だね?
↑
皮肉な事だが、就職氷河期やそこから派生したカタギの結婚に絶望する連想には根拠が無かったんだろうと思うよ(事実想像以上に多くの女性は”非正規雇用”である)。
”性の嫌悪”ってのは子供の考えなワケだから、「うっかり男性の考えにも及ばなかった」のかもしれない。
※二次元嫁のサブカル・オルタナ性は後発的に解釈が追加され認識されたものだと思う。
■全裸上等が大人の覚悟とは言わんけどさ、
(・ハードボイルドと『賢者モード』《昔「ドーベルマン刑事《デカ》」って漫画に全裸で堂々登場のシーンがあってだな》)
米国の探偵小説やヘミングウェイの小説などに由来するハードボイルドってのは、目先の欲に反応しないストイックでタフな頑固者みたいな事だけど(そこは若干ニヒリズムあるけどさ)、「力技でいつも『賢者モード』な人」を意味する。
劇中では拷問にも耐えるんだから、全裸になることぐらいどうとも思わないだろう。
さて、ここで男性固有のエディプスコンプレックの方の「巨根願望」に触れないワケにいかんでしょ(男性誌に包茎手術の広告だらけみたいな話だ)。
エディプスは”性の嫌悪”の上司みたいなものだが、
(誰もが御存知のように、《一部フェミを例外に》「なんたって男性の魅力はチン○よね〜」なんて言う女性をこの方一度も聞いた事が無い。しかし、それを気に病む男性は男性誌の広告通りなのだろう。)
「俺の男性自身はは立派だから平気だ」じゃなくてww
「あチン○がどうした?いったいそんなこと何の関係があるんだ」でなければエディプス越えとはならない。実は巨根願望は一種の象徴化であり(男性は極寒時や恐怖にビビるとチン○が殊更に小さくなるからねww)、「堂々としてる奴ほど平時そのままのサイズだ」な裏話がある。
「巨根願望」の裏返しは「ビビり」なんだよな。
つまり、ハードボイルドでタフな探偵ってのは「何事に対しても感情動かさず、ビビる事などあり得ない(不安や嫌悪レスな)奴」を意味しているんだろう。
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