2024年12月31日

さすがに『心理学』には(哲学じゃネーから)幸福論は無いが

いちおう『心理学』的には、「円滑な快感代謝の循環が安定的に日常化していること」←これを生物学的に望ましい状態と理解している(心理学が生物学的にってもヘンテコな文章だが)。
イメージ的に象徴化するなら「昭和サラリーマンの晩酌の絵」かな?
(幸福論というより、満足感の分析に近いものだろう)

金が関係無いのは言うまでもないけれど、
先進国における生活の安定って意味では程度の問題として大きな意味がある(つまり金というより国の経済だわな)。『単独者』論とは矛盾するけれど、そもそもこの分析の背景は社会学の社会進化論なので(食うに困った原始人が暴力の出る幕だとなっても確率や合理性という点で現代人とは比較にならない《飢えた野生動物と飼い主に恵まれたペットを比較するようなものだ》)、社会との関係において『単独者』化が進むワケで、
見方を変えると、「経済成長などで先進国化に成功した場合、成長論は意味を失い当たり前の環境として理解される」←経済成長の目標を達成し、経済成長という概念が崩壊する(自然成長率の話じゃ無いぞ、経済構造がテイクオフするような高度成長の概念は無くなるの意)ということです。
※経済の成長が止まっていいという意味では無いが、「インフレターゲットの数値に安定的な推移を」=自然成長率みたいなものなので、これを経済政策的な成長論と捉えるのは違うと思う。←この部分が「広い意味で金が関係なくなる」って話。
(経済政策的にも国が電子マネーを発行するなど、流通を促進するツールとしての意味が先で、それが近代的意味の金か?と言えば微妙になってくるのさ)
 ↑
うーんもっとベタに言えば「ポイント活用生活(ポイ活)」のポイントは通貨といえるか?(それに課税とするとかあり得ないでしょ?)←みたいな状況が近代的意味の金の概念が形骸化した様子だと考えてるのだよ。

「昭和サラリーマンの晩酌の絵」は流石に古いだろというご意見あるかもだが、
(人間の中身が変わったのでもありませんので)
昭和にはその安定的中産階級の絵はなんだかんだ限られた世帯であると同時に、世帯環境などの条件設定もあった。←これがほぼ無条件に(世帯条件も必要無く個人単独でも)全国民可能になるのが現代社会という解釈ね。

それが幸福論?な、ご意見あるかもだがww
何度も言うように、『心理学』は哲学じゃネーから、
人類ヒト科における満足感の分析だっちゅうの。
これを『心理学』的幸福状態と定義することができるかもしれないよって、その程度の話です。


posted by kagewari at 15:17 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月29日

そもそもネット保守世論の台頭は、60年代ロックだぜの逆パターンだから

ミュージシャンには左翼が多いというけれど(ディランやジョンレノンに始まり)、中世のクラシック作曲家は?と聞かれれば違うでしょ。しかし絵画の印象派かな?彼らの多くは共産党員だったとも言われる。
ビジネスモデルと言うか、足場的に「どこに立脚しているのか?」の違いで、
(特に音楽筆頭に芸術など創造的な分野は、既成概念に対するアンチテーゼじゃないと前衛にならんから《中世クラシックも、ブルジョワ革命的前衛と見ることもできるじゃん》)

90年代2000年代から台頭したネット世論が、左翼マスメディアに対する反抗だったから保守系になったワケだよ(絵的にはTV画面に向かって「嘘言え」って)。
それを牽引したのが、サブカル漫画界の小林よしのりの漫画だったことも象徴的だった。
理念がどうこういうより(当時はバークの保守論なんて聞いたこともなかった)、現状打破の向こう岸が右寄りだったという事ね。
現代でも、すっかり業界的メジャーになったミュージシャンの左翼は、逆に「体制派だな」と嫌煙されるに至っている(つまり都度逆転するのな)。
その時その時で反抗する方向が(体制側のスタンスの反対側へ)変遷するワケです。
※文字として矛盾するんだけど、当時のネット世論は「前衛だった」のだよ

勿論その中で時代に揉まれるうちに、現代のネット保守言論人などが歴史的保守系思想家の理論を提示して哲学的保守論を語るように(こうなると”再選択”系)、カオスの中から本物も台頭してくる。元をただせば左翼マスメディアや左翼言論人などの「体制側」に対する反抗だったので、古くて新しいと言えばアレだけど(新しい歴史の知見を得ることは”そのまま新しい”ことだったのさ)、根幹に自由主義の意味のリベラルや前衛や先端的である欲求から始まってるのね。

自動的に、マスメディアが凋落しネット世論がこれに勝利すると「今度はネット世論が体制側」になるのだから、揺らぎの中で”シン・リベラル主義”なるもう何を言ってるんだかわからない変遷するのか?って、
「この二項対立の(或いは二択)指標」も、ガシガシ動かし過ぎて崩壊すると思う。
(『共同幻想』社会の崩壊に呼応してね)
活用形的には「ネット世論→ネトウヨ→再選択系保守」のように、変化する度に数が減って分岐し個性化してるのがわかると思う。
流石に「どの口が言う」で詳しくは観てないが、左翼ネット世論の中には(オドレ慰安婦報道の時加担してたやろな元記者なども)「朝日新聞批判」とかやりだしてる人もいるんだよね。
更にSNSなどに登場したインフルエンサーはそれこそ言葉の意味が「『共同幻想』屋さん」となるんだから、本来のネット世論の趣旨から逸脱どころか「マスコミごっこ」という表層的なものでしかない。

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posted by kagewari at 16:17 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リクエスト関連(発達障害に問題があるとは限らないさん「どこにも書いて無いぞ」)


発達障害に問題があるとは限らないさん
(うーん読み違える部分あれば留意するけど)
>12/26、27のブログで人間関係が上手くいかないのは話のわからない人、強情、相手の意見に耳を傾けない人などの特徴を上げ、そこのタグに発達障害とありましたが。私の周りの発達障害者は話が分かる人、素直で人の耳に傾ける人が多いです。健常者でも自分の非を認めず、人の意見に耳を傾けず、話の分からない人も多いです。私や発達障害側がいくら相手の意見に耳を傾け、歩み寄ろうとしても、向こうは耳を傾けない。発達障害で人間関係が上手くいかないのは発達障害というだけで見下し、障害に無理解で意地悪する人も多いからです。


どこにも書いて無いぞ、
「対人関係は政治と同じだ」と書いている訳で(主として「政治的に原理主義な人ほど大枠の選択肢にはっきりしていないところがあるのではないか」という内容←原理主義なる言葉に矛盾してるとこがこの話の鍵かな)、
何か困る事あるなら「対人関係と政治」という着想が参考になるかもしれないのでタグに発達障害付けてるだけで、発達障害がどうこうなど一行も書いていないのだが?
てかそういう意味で発達障害の記事ではありません。

※『心理学』のスタンスとしては、発達障害なる言葉自体臨床系得意のレッテルのようなもので、「発達障害なるものは存在しない(性格なるものは存在しないと類似)」が基本で(一般論で言えば「そんな病気は最初から無い」)、そもそも最初からそんな奇妙な分類は必要が無いのではないかと思っている(臨床系にも都合があるのは理解するが)。

さて、ここは心理学ブログだし、対人関係とか言えば「自称ナントカ障害」などの読者も(別にそんな障害は最初から無いと思うが《自我の発達にいかなる基準があると言ってるのか意味不明》→てか臨床系は自我そのものを定義できてない筈だが?)、臨床系が随分適当なことを言うので必要以上にややこしく考えてることもあるだろうから「対人関係など所詮政治的スタンスだ」(ナントカ症例とか無いから)が参考になればと(タグってのはさ、検索インデックスのひとつだから関心ある人とか参考にしようと記事探してる人に見つかりやすいようにするものだ)、タグにつけといたんだよ。「対人関係うんぬんは所詮結果論でありそんな症例とか無いから」の意。


posted by kagewari at 15:51 | TrackBack(0) | リクエスト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月28日

も少し詳しく書いておく方がいいか、このブログの「兵庫県知事事件で斎藤知事に問題ありの視点はアンチマスコミとしてやってるんだけど、わからないのかしら」(ネット世論にはこの誤解かなり多いから)

<後からちょこちょこ校正してます>

そもそも俺みたいな外野席のトーシローにも事件の全貌をある程度掴めたのは「地上波メディアとか観てないから」です。
地上波の報道はyoutubeなどのヘッドラインだけで主としてチェックしていて、内容知るとか実家帰省時などどうにも仕方が無く目に入るなどの時ぐらいです(自宅にTVは無い)。
ですから、兵庫県の内部告発問題の報道も、この時類似のがあったじゃないですか(私の地元でもある)「北海道の議員の航空機内のパワハラ態度が目に余る」と吉幾三氏が問題にした後に謝罪に至ったなどの話。マスコミは「あー同じカテゴリだな」とこれを面白おかしく報じていたワケです。

ヘッドラインに並ぶ文言の「おねだりだ、パワハラだ」の時には、くっだらない報道だなぐらいにしか思っていたのであり(そんなことはどうでもいいが、知事に吉幾三氏の指摘のような勘違いがあるなら謝罪なりするべきだろうぐらいの話)、同時に斎藤知事が実質的に『維新』が擁立する知事であったことから(橋下時代は気が付きませんでしたがその後のIRや万博でのグダグダから『維新』の存在そのものに疑問を持っていた《橋下治世時代も面白がって観ていた程度で、「菅官房長官の手駒なんだねとか、そもそも堺屋太一氏とか特別に有能だとか思ったことも無い」》)、
『維新』が推してる時点で斎藤知事が有能とかあり得ないだろうなと思っていたぐらいです。
「マスコミが騒ぐぐらいだから謝罪程度のどっちもどっちの話だろう」と、
(マスコミも「落としどころは謝罪の記者会見かな」ぐらいの乗りで報道していたと類推される。)

この話が(マスコミが何を報道してるとか関係無く)
事件となったのは、告発者が自死されてからです

※この段階で一部に怪文書とか言われたその告発内容はどうでもよくなりました(本件のメインテーマではない)、百条員会でも(当時”公益通報保護法”に詳しい弁護士の講習もまだ始まったばかりで)議会では「文書の真実相当性(後に真実相当性も公益通報保護と関係ないことがわかり意味無かったのだが)」が名誉棄損の法廷論議のように進んでいたのであり、
 ↑
ここの意味を取り違えると大変なことになるので、詳しく書きますが
既に本件は「”公益通報者保護法違反事件”」になっており、
(委員会における弁護士の講習も始まったばかりで、双方に名誉棄損事件のような誤解もあり、百条は当初「文書の真実相当性」が論議になっていた《真実相当性とは、真実か否かではなく「間違いでもそう思える根拠があるのかの意」》)
「名産品の授受やら、駐車場でのパワハラなどの追及も、事の真偽やこれに対する謝罪などの”話では無く”、告発文の書面の真実相当性を証明するに十分な事実関係があるのか(真実でなくてもよい、そう思える情報が存在したのかの判断)」が論議されていた。
(普通に《マスコミ報道無視して》百条委員会観てりゃ誰でもわかるっての)

ここで一部ネット世論はトンデモない勘違いをする
百条などで、知事を追求するこの調査が「マヌケなマスコミ報道と同じ目線で行われている」と勘違いしており(なのでパワハラは無かっただの贈答品は慣例だなどの本件と全く関係の無い話にやたら拘る)、斎藤知事擁護派ネット世論は「そもそも百条で何の論議が検証されているのかまったくわかっていなかった」

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posted by kagewari at 20:46 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月27日

「政治家の話」と「対人関係の『心理学』」はほとんど同じことになる(2)

カッコよく言い換えると「対人関係とは、最初から政治的なもの」なんだわ。
(政治的判断って言葉の意味があーた”妥協”じゃん)

■そこで政治家における感じのいい人だとか、対人関係における「話のわかる人」から言えば、
「どうしたいなどの大枠の選択肢」だけはっきりしているが、
謙虚なので(今の自分が究極だと思わない事)”その人の自我タイプなりの範囲内で”無限に妥協的に考える事のできる人となる(=これは可能性だよ)。
 ↑
じゃあ、対人関係がゴタゴタするのはそれと逆の人だから
 ↓
「どうしたいなどの大枠の選択肢」がまったく曖昧なまま、
強情で(あたかも今の自分が絶対かのように)1ミクロンも妥協することなく(妥協したら負けだと思っている)、今現在の考えと異なる話や情報を否定する人となる。

●時に全者のかんじよさそうな政治家タイプを”融通無碍”に思うかもしれないが、
それはさ、前回登場の以下の人と同じであり、
 ↓
話を聞いて、「うーん、どうしたらなど」(結論はともかく)深く考える人物のがよさそうに思えるじゃん。
しかし、このシーンを切り取り動画よろしく編集して画にしたらさ、
無知な原理主義な支持者は「保守とか言って裏切者ガー」になるじゃん。


これは相対論であるのと同時に、関係性の認識だよね。
当事者の間で平等な関係性の認識があれば「(前後のプロセスも踏まえ)”自分の考えはともかく”相手の考えを攻撃対象と思わない(尊厳を認める)」となるので、話を聞くことに抵抗はなくなるだろうし(これも一種の妥協)、遭遇した縁も自らのアイデンティティーの一部だと理解できれば、対人関係という妥協も自分らしさを毀損するものではない。
重要な事だが、その関係性が自分なりの考えを変える訳では無いんだからさ(関係性や社会性って部分やん【或いは政治的判断】)、「そこで短絡的に激怒したりすることは」場合によると自己否定に繋がりかねない(或いは未知なる可能性の否定)。

てかさ、否定も何も自己の定義が曖昧だから関係性が破綻しやすいとも言えるだろう。
(揺るがない大方針があって《そこには自信もある》、プロセス重視で謙虚な人ほど「局面の妥協範囲は可能性として広い」=話せる相手である)



タグ:発達障害
posted by kagewari at 18:12 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月26日

「政治家の話」と「対人関係の『心理学』」はほとんど同じことになる(1)

最近はビジネス保守じゃないけどさ、どこに本物がみたいな論議も出てきそうな中、
あなたね、左派だってファッション左翼や”どこが意識高い系”じゃないけど、本物の共産主義者なんて現代におんの?だろ。
あの自民党も看板は保守だよ?
だから俺は日本保守党は大問題あると思うし、支持者も大丈夫かと思う部分が無いでは無いが、一般論としては十分に保守だと考えてる。←そんなもんなんだよ、
「こうありたい」と思う事あっても、カチっと哲学的に言ってることと知識に整合性取れてるのかなんて厳しく追及してる一般人なんておらんやろ。

つまり「こうありたい」と思っていて、なんか知識間違っている人がいたとしても「こうありたいならそこはこうだよ」って情報に触れれば「その人本気なら修正するんだから」←最初はズレてて自然じゃん(大学教授だって何言ってんのな人いるんだぜ)。
本気ならの意味は=「こうありたいならそこはこう(今の考え間違えてるよ)」に対して、あれこれ「そうれは本当かな」と考えられる人の事さ(必ず修正するというものでも無いだろ)。
 ↑
てなぐらいに、人の自我は(求道者や修行僧じゃないんだから)「今現在も変化の過程にある」と見ておくのが自然で、だがしかし「どうしたいなどの大枠の選択肢」だけはっきりしていたら十分ということになる。
 ↑
■考えようによっては、無限に妥協性があるとも見えるし(その情報や知見にどこまでレスポンスするのかも個人差、千差万別だから)、新しい情報に対して都度検討する=謙虚って意味になる。
だとするなら→謙虚=妥協性の大きさかもしれない。
同時に、「どうしたいなどの大枠の選択肢」だけはっきりしていることが条件だ。
 ↑
なんとなく、この人は感じよさそうだと思わないかね?

そしてこの素養は政治家の資質にも似ているだろ?
●仮にあなたがゴリゴリの保守系スローガンで当選した国会議員だとしようか、
選挙事務所に「本気で悩んでいる支持者のLGBTな人が相談にきたとする」
政治家がさ「とっとと帰れ」言いますか?
話を聞いて、「うーん、どうしたら」(結論はともかく)深く考える人物のがよさそうに思えるじゃん。
 ↑
しかし、このシーンを切り取り動画よろしく編集して画にしたらさ、
無知な支持者は「保守とか言って裏切者ガー」になるじゃん。

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タグ:発達障害
posted by kagewari at 18:01 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月25日

ますます生涯の時間が足りなくなってきた(情報取得が時間内に終われない)

youtuber達はそれを2倍速などの利用で補っているようだけど、(昔映画ファンだったこともあり)その段階で”あまり重要じゃないフラグ”が立ってしまうので「なんか大事なこと聞き逃したぞ」とかなると余計時間がかかってしまうので、俺の場合は動画を飛ばし飛ばし観て「この辺かなで聞き取る」ようにしているんだが、それでも「何々の件の有力情報を全部さらう」とかもうほとんどできない(睡眠時間を削るのも限界だ)。
外国語に堪能で海外の情報も必要な人は最悪なことなってるだろう。
(俺も関心のある音楽のリアクション動画の英語ならアバウトに聞き取れるけど、結局これがやれるのってのもBAND-MAID、BABYMETALの一部《海外公演とコラボの増加にもう追いつけない》、人間椅子の一部、wagakkiバンドは終了、菅野よう子さんのとかあれば時々ぐらいで、他にも興味あるミュージシャンがいないワケではないが「もう無理だ時間が足りない」←音楽こそ倍速で聴くとかあり得ないし《そこにアニメの海外の反応もときたらさ、、》)

この情報の海の中で、社会はどうなってくんだろうね。
昔「情報弱者」なんて言葉があったけど、情報取得に強者がいるのか知らんけど「もう飽和状態で処理が追い付かない」、強がることもできんよ(てか疲れる)。
※時にこの状況を説明するひとつの状況は「ある事実を全く知らない人に、関連情報の裏話をするとした場合、この前提の説明に数時間かかるため、最初から紹介自体を諦めざるを得ない」とかだ(真面目にやれば説明に丸一日かかっちまう《それでどこが面白いのなってみろよ、、》)、

■米国における社会の分断論ってあるじゃん
関係してると思わん?
「君の政治姿勢のそこがわからない」とか論議吹っ掛けるとしてだ、「まずここから話そう、、、」←双方それが一日でも足りないぐらいの情報量になってる。「論議の余地はあるかも知れないが、寿命が足りないんだよ」(それで徒労に終わるなら誰もが諦めるだろう)。

『単独者』論における、「個性化分岐の交差」部分でしか関心のある話が通用しない。
それ以外は、あたかも外国人と通じない会話の調子だけ合わせてるぐらいのことしかできない。
そんな時代がすぐそこまで来ているのかも知れない。
アインシュタインの相対性理論じゃないけどさ、それを繋ぐ基本的な原理みたいなものがあればまだいんだろうけど、「人の個性は無限大だぜww」←どうするよこれ

『共同幻想』崩壊論の中で予測できたことだけどさ、それでもだ、
俺にも今後の進行が読めない。
(AIが何かしてくれるのかもしれないが、うーんそれほど有能とも思えないんだけどその辺に期待せざるを得ないのだろうか)


posted by kagewari at 18:43 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月24日

(また保守論だけど)”日本民族”とか無いから

アイヌ人はいるがアイヌ民族は無いのと同じ。
(俺の知識が正しければアイヌ人は北海道から主として樺太に及ぶ、ロシアの少数民族も包含するアイヌ語を話す人の総称。)
日本なんざ渡来人は山ほどくるわ、古代でも大和の国は出雲方面のことだったのかも知れないし、やれ日本書紀や古事記的にはアマテラスどうこうは(神話なら宇宙からだけど)ぞこからか来訪し日本国を譲れと土着民にとかいう伝承だろ?
もうこの時には、東北には蝦夷がいて、いやいや本来は沖縄方面が日本人発祥の地とか(だから四国に有名な神殿がとか)、この多数の民族が平和な島国に辿り着き棲み分け共存した主として日本語話者のことを”日本人”と呼ぶのであり、固有の民族とか何の話ですかってことなのよ。

※この辺さ、ナチスのアーリア人(ペルシャ人とかインド人とか言いたいのか?)、現代中国の中華民族など空想上の設定と同じ。ロシアにしても多民族国家だから「ユーラシアに暮らす主としてロシア語話者(ロシア正教徒で)これをロシア人」というのであって、スラブ系と呼ぶことはあってもスラブ民族とはならんだろ(しかもスラブは西欧言語の奴隷の語源ともなっておりロシア人これどう思ってるのってのもある)。なのでウクライナ問題などの時に、「いやいや民族とかではなくて、ロシア語話者(暗にロシア人の意)」という話が出たのさ。←更にロシア人の定義から、ロシア語話者にロシア語使用禁止とか言ったら「そらどういう意味だ」になるワケさ。
 ↑
ここは日本人の定義として「主言語が日本語ですね」であることと相似。
つまり、日本語における外国人とは民族差別では無く、「日本語を話せない人ですね」の意味になる。よって「外国からの移民は困る」と表現する場合、「日本語ペラペラで(日本文化リスペクト)日本人より日本人みたいですね」な外国人は例外を意味している。
※事実、日本人は日本語ペラペラの外国人に親和性感じることが多いじゃん

話はナチスのアーリア人に戻るけど、
時に日本の右翼が言う日本民族などという空想は言わずもがなの選民主義になりがちで(いもしない民族を何故その論理に必要とするのかと)、日本で言うところの穏健保守がロシアと思考的に似通ったところあるのは事実なんだわ。
(米国などの場合、人口比的にも地域によってはスペイン語かもしれないし、古くはドイツ語地域なども存在していた。)

あんまりこの辺論議になっていないと思うけど、
ナショナリズムにおける(母国論とか)その国民の定義ってのは在り方にも関わってると思うのさ。
ということで、日本における保守論としては「主言語が日本語であることがとても大きい」のだよ(それこそ保守するべき伝統文化の代表)。
※ひょっとするとここには日本特有の(特定宗教の裏付けのない)緩い『共同幻想』の設立にも関係している事かも知れない。
(どういうことかって、岸田教授が呼んだ世間様教や、俺がジョークで言う”だよね”『共同幻想』っつーのは日本語じゃなければ成立しない概念かもしれないって話←だとすると主言語の意味がどこぞの国の宗教論議並みに大事な項目ってことになるじゃん。)←歩留り時代になっても、過去の『共同幻想』が世俗化して慣習に残ることは珍しくないし、保守論と慣習法は不可分なとこあるでしょ。


posted by kagewari at 20:41 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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