2024年10月21日

「孤独」と「不安」は時々混同される

「孤独」の各論は何度か説明してきたと思うんだが(複数との対比でしか孤独は成立しないので、『単独者』の場合、そもそも孤独の概念が無い→同様の状態を『単独者』は自由と表現する)、
時に、集団や社会や所属を前提にする「孤独」で体感される状態が「不安」なものだから、うっかりすると「不安」を「孤独」と取り違えることがある。
それは「孤独」ではないのでご注意いただきたい。

単純な事例で説明してみると、
「指定時間になっても宅急便が来ないので、どうしたんだろ」と思う時の感覚は「孤独」に類似するんだけど(説明するまでも無くここで体感されているのは「どうなってるんだろ、配達来ないのか?」という「不安」です)、誰だか知らない宅急便の配達夫がこないので寂しいワケがないよね(笑

或いは、本能として孤独の概念が無いネコの場合、
随分飼い主さんと仲がよくて(ご飯もカリカリ置き餌状態では無く)自我も萌芽して会話なんかもするようになっていると、「飼い主の帰りが遅いとネコも心配するわけだが」、これは「孤独」では無い。
(心配や、今日のご飯は大丈夫かなどの不安《むしろ信頼の裏返しだ》)
そりゃ人懐っこいネコとかもいるけど(相手が誰とか以前の修正なので「孤独」関連では無いのわかりますよね)、あれは縄張り確認に類似したもので楽しみにしてるのかと言えばちょっと違う。
 ↓
高度に自我が発現してるネコが、飼い主との交流を楽しむことはもちろんあるけれど、この場合「孤独」が発生することはない(同居してるんだから)。さて、この場合にそんなネコが野良猫などになってしまうと「孤独」になるのかって言えば(他の人間との交流で思い出すことはあるかもしれないが、これは寂寥で「孤独」ではない)それも少し違う。完全に野良になれば野生の回復が試されるだけです。
※単独登頂などに挑む登山家が「孤独」との戦いとか言わないでしょ(これ何故かって「孤独」を説明口調で言えば「アイデンティティー不安」の事だけど《なので所属先の存在が前提なのね》、登山家は山との交流の中で自らの存在証明を定義してるので、そういう不安は論理的に発生しない)。

■つまり、一人暮らしに難なく慣れてる人が「孤独」を感じてるとする場合
その多くは”錯覚”で、それは「孤独」ではありません。
(文字にすれば「自由に対する「不安」ってことになるんだが」)
主として『退行』化などに関連する、手持ち無沙汰な「不安」みたいなものです。
(なので殊更に具体性はない)

たとえば、ホームシックは”家幻想適応者”にしか発生しませんが
(いる筈の家族がいないという自分のID《家族社会の属性=弟だとか娘などのタイトル》不安だからです。一匹狼にホームシックがあったら大変でしょww)
これも、現象として『退行』化なんスよ(”社会適応者”=『抑圧』=強迫心理持ちですから)
家族同居時代の過去の属性に引っ張られないと(『退行』)起きない心理ですから。

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posted by kagewari at 22:41 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「仮に石破政権の速攻退陣岸田政権になっても面白いんだぜ」

<一部時系列に誤りあったので訂正、岸田訪米は総裁選中だっけ?いずれにしても結論は出る前だったから>

選挙直後に石破おろし、両院議員総会で岸田総裁が選出された場合

何が起きるのかって
・『維新』はともかく、国民民主は連立に難色示すかもしれない
何故なら回復不能なイメージダウンに巻き込まれる可能性があるからだ。
(だってそんなルートで岸田再登板した場合、想像絶する低支持率になる可能性が高く、来年選挙の参議院は岸田政権の継続を許さない。)

●さて、自慢話です(マグレなんだけどなww)
住まいブログの方だったかなと思うけれど、
総裁選始まる前から「キーマンは森山裕」と書いてきたからね。
彼を知らないといけないと、wikiから逸話を引用して紹介したぐらいです。
(そう思った理由は、岸田首相の派閥解散令の流れを作るためパー券事件にほとんど関係無かったにも関わらず、森山派を即座に解散したからだ。《明らかに岸田首相が最も信頼していたのが森山さんだった》、加えて国対畑の森山は”安倍政権菅官房長官”ともツーカーの仲だった《更に無派閥時代の若かりし菅が世話になったのは、宏池会の古賀さんで、古賀さんと言えば「大宏池会」に反対するアンチ麻生であり、菅氏と麻生氏の仲が悪い理由のひとつかもしれない》)

しかし、そんな森山さんは「徹頭徹尾裏方の人」であり、
自らが首相に立候補するようなリーダーシップを最初から放棄している政治家だ。
能力が高すぎる反面、筋の悪い使われ方すると、その結果に誰も責任を取れない。
更に都合悪いことに、菅氏が健康問題を抱えもう前面に出ることができない。

■(俺は昔から「岸田首相は麻生さんの「第宏池会構想」に応じるのが吉だ」と書いてきたんだが)多数派の形成を前提としていない岸田首相の戦術は「縮小再生産の典型」であって、商店街で言えば「会長選挙に勝つために商店街がぶっ潰れてもいいと、競争相手をことごとく倒産させるようなもの」で、いくらなんでも”彼の考えとは思えない”。

ジャーナリストの山口氏は「ウクライナ支援の(それこそ裏支援)10兆円のため、米『民主党』が黒幕だろう」と解説してるんだが(伝書鳩はずっと今も木原前官房副長官《現自民党選対副委員、非公認処分などの森山小泉会談に同席していたともされる》)、
そもそも俺は岸田首相に不出馬させたのが米『民主党』だと思っているので(実に興味深いのは、比例重複させなかった処分議員に森山幹事長が応援に入っていたりする)、
「再当番にほくそ笑んでいる」とも言われるが、
仮に最初から岸田首相のたくらみだとするなら
何故、こんなめんどくさいことをするんです?

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posted by kagewari at 03:16 | 戦争と平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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