2024年10月17日

『単独者』の雑感「公選法あるからか、総選挙のキワモノ情報が減ってしまいつまらん(笑」

※カテゴリ「『単独者』の雑感」は「中立過ぎもどうか」と意図的に『単独者』視点で語る時事ネタなので、心理学の興味だけでブログを閲覧している方はスルーで。
(仰々しいものでも無いので「『自営業』の雑感」ぐらいの意味で読んでくれ、、)


公選法ってのもブログごときや一般人に関係あるのかしら、よくわからんのだが(このブログは主たる拡散機能も制限してるからやたら更新の多いHPみたいなものだけどさ)、「なんかいちおう気にするよね」。選挙期間が短いのでちょっと待ってりゃ結論も出るのでまあいいやって言えばそうだけど。

今回の場合「自民党の再構築」ってのが地味なテーマだと思う。
一番驚いたのは、岸田首相の号令で速攻派閥が解散したことです。
確かに、検察の思惑も派閥をターゲットにしたものですから(ほとんどの議員の帳簿が抑えられたとも聞きます)、「小選挙区選挙制度改革以来の派閥の形骸化がようやく終焉したか」な側面もあります(麻生派の場合は派閥としての色彩より麻生氏個人の求心力による個人商店に近い《なので麻生氏が引退できない》)。清和会の集団指導体制もその表れだったのでしょう(なので簡単に壊されたとも言えるしターゲットになりやすかったとも言える)。

派閥による権力構造をガバナンスと呼んでいいのやらさっぱりわかりませんが、
これを失い、自民党は党組織としてガタガタになってます。
元から組織政党というより、派閥を中心にした中小企業グループの寄り集まりみたいな政党でしたから、このまま続く方がおかしかったのです。
※今回の総裁選も、地方の県連が派閥のような役割を代行したり「中小企業グループそのまんま」でした。

今からっても、、何を軸に再構築やらができるのか。
■「望むべくは勿論政策ですよ」
これまでのような、党内政権交代のような機能が続いてもらっては困るのであって、
(そういうことじゃ正常に民主主義が機能していると言えない)
どういう政策の実現を目指す政党なのか、政策が求心力を持つ政党に生まれ変わって欲しいところで、今回高市氏の集票は(麻生氏の動きは派閥によるものでしたが、その意思決定も政策判断でした)「かなり政策が求心力を持つ形」で実現していましたから、石破政権の大敗をきっかけにこの辺が動き出しくれるといんだけどね。

言うならば高市氏は安倍首相の後ろ盾無しに、政策だけで総裁選に立候補したようなもので、
期待感持っちゃいますよね。
(高市氏の政策論は若干各論に過ぎていて、戦略的な詰めが甘いと思う《簡単にいうとわかり難い、簡単にこれと説明できない》)
個人的には麻生氏の言った「仲間を集めろ」じゃなくて、
「その政策をよりしっかりとまとめろ」が先の気がする。



posted by kagewari at 20:34 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

政治家の社会心理を読む力が決定的な差となった

<時事通信からもっと凄いの出たので追記>

安倍首相の推論が数字的に妥当か否かはともかく(微妙に間違いはあると思うが大外れではないと思う)
彼は「現代の保守層は有権者の3割存在し、左翼活動家系は1割でしかない」と考えていた(これを投票率で勘案すると投票者の保守層は5割近く、リベラル左翼票が2割前後みたいなことになる)。
「左翼マスコミの論調は現代の有権者の民意を反映しておらず、無視しても良い」、
場合によると「そんな左翼マスコミを批判的に考えている人も多いので対立してもいいぐらいだ」と、思っていたかもしれません。

世論調査に関しても、マスコミ報道を鵜呑みにする階層は「決して投票率が高いことも無い」ため(政治意識が高ければ左翼マスコミの論調がおかしいことに気が付くはずだ)、世論を信じて堂々と押し切るってのが安倍首相の戦略でした。
 ↑
この安倍首相の読みを理解できなかった議員さんがやたら多くて、
(安倍第二次政権での勝利のように、動物的勘で「安倍さん勝ちそう」まではわかるんだけど、彼の話を理解できてる議員は決して多く無かった《それだけ仲間や自分の議席不安からマスコミの批判に敏感なのでしょう》)
●残念ながら菅氏もそんなひとりだったのかもしれません

そして、マスコミ論調におもねり続けた石破政権は逆に支持率を落とした。
【速報】石破内閣の支持率は42%、不支持率36%
https://www.47news.jp/11619852.html
(どこのバカが考えても、投票率は「不支持と答えた人のが多い」だろうから、この数字は深刻ですよ。)

マスメディアの論調を信じてみたり、世論操作の力を過信したり、
「いつの時代の人ですか」って、、、
(※『共同幻想』って言葉も文系学識あるひとはともかく”誰もが知ってる”ほどではないから、そのイメージは別の認識でもいんだけどさ《たとえば”時代”とか》、この理解を根本的に間違うとトンデモナイことになるって話)

今回菅氏の読み間違いは深刻で、現在彼は針の筵(はりのむしろ)じゃないかしら。「どこで読み違えたのか」彼もわかってないのでしょう(昔のように安倍ちゃんに聞くことはできないからね)。
その意味でも安倍首相が現代の政治家として得難い人だったことがわかる(彼は「最低でも歩留まり以上」階層の台頭を信じていた《麻生氏もそれをアキバ演説で感じていた》)。
※この時期にはフジTVデモなんかもあったので、感じ取る情報も顕在化していたからね。

<追記>
あーあー、こりゃトンデモだ(言わんこっちゃない)
石破内閣支持28%、発足時最低 比例投票先、自民26%・立民10%―時事世論調査
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101700714&g=pol#goog_rewarded


posted by kagewari at 18:04 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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