2024年10月31日

これはデカイ「財務省の大失態、国民民主党大躍進のチャンス」

<公式編集動画がきたので、動画差し替え>

ちなみに宮脇チャンネルは正直(演出や段取りなど)あまり好きではないんだがww、
彼は特に政治的色も無く(独立採算できてるのでバックも無く)マーケティングが専門で報道解説としては意外と公正中立なのでもっと評価されてもいいとこかもしれない、
以下表現微妙なところは”あれ”としてまとめ報道ベースとしてご覧いただきたい。
自公過半数割れで「増税メガネ」路線の計画が狂って財務省の手口を知り尽くす玉木雄一郎さんに必死のネガキャン。「下品、さすがに悔しい」と高市早苗さん|【ライブ・切り取り】
https://youtu.be/9caoGQcSs5k?si=4rHz3BXaGpJLHkCH


つまり、財務省としては高市政権のがむしろ制御も楽だった筈で、
岸田政権全推しの後に、結果として石破政権樹立の背景ともなった結果、
「国民民主党」躍進で、大失敗したという話です。
(玉木氏は財務省出身であり、且つ天敵高橋洋一派であるため、論戦でもコテンパンにやられてしまう。)
※ちなみに官僚の力には、法案作成能力ってのもあるんだが(議員立法する時に、一般の議員は法案文を書くことができないので、だいたい法案文面作成は官僚の助けを借りる必要がある)、高市早苗氏の強さは選挙に強いだけでなく(選挙の脅しに負けない)、自分で法案を書けるという強みがある。
この点、財務省出身の玉木には共通性があり、制御できないんだわ。

更に今回「国民民主党」の選挙の強さは、”緩い保守系有権者の支持”であり、
財務省が得意とする、選挙の弱い代議士を地元利権で操作するなども不可能。
仮に左翼マスメディアの煽りで、野田政権が樹立されても結果は同じだ。
(この場合もキャスティングボードを握るのは「国民民主党」だからだ。)
ぶっちゃけ、保守世論としては、石破政権でも野田政権でも違いは無いのでどっちでもいい。
しかし、玉木は記者会見で安全保障や改憲など基本政策で話しにならない相手とは交渉相手としても不適格と述べているので、仮に野田政権となる場合は「共産党との断交と、憲法改正の同意」は不可避となるから、=最低石破政権状態になることが条件になるってことだ。
※現有残った高市支持議員も(財務省や比例の助けも必要無く)小選挙区で勝てる奴だけ残ったということも筋肉質になったという点でむしろ好ましい部分すらある。

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posted by kagewari at 18:39 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月30日

考えるまでもなくだが、左翼マスメディアはここに及んでも何もわかっていない

左翼マスメディアは、安倍政権が保守派に支持されていたことを個人崇拝か右翼思想か何かだろうとトンデモナイ勘違いをしたままで、何もわかっちゃいない。
安倍政権はトランプ大統領同様にリアリストであり、右派ですら無かった。
指示されたのは彼の政策であり、そのいずれも成功していた。
結果としてそれは日本の国益に叶うものであり、保守派はその結果を支持していた。
(そもそも安倍思想なんて存在してないものさ)

つまり安倍政権を支持していた”緩やかな保守”、合理的リアリスト階層は「清和会」が力不足で瓦解するなら、そんなことを気にしておらず(安倍首相亡き今、清和会の役割も終わったのかもしれない)、稀代の政治家であった「安倍首相が見出した経済政策であり外交政策のバトンを誰が引き継ぐのか」って事が注目されているのであって、清和会より国民民主党のが頼りになるのであれば、それはそれで大いに結構なワケだ(少なくとも現在の自民党には誰が総裁になろうと、全く憲法改正を期待できない)。

何を勘違いしてるのか、石破首相は辞める必要は無いとか寝ぼけた報道してる地上波もあるようだが、腰抜かす支持率が発表されたらそれをどう解説するやらだ。
マスメディアがアホみたいに政治とカネがーやればやるほど、保守票は別の受け皿に移動して強化される。確かに小選挙区制の仕組み上「多数の党に分散すると議席は減る」、これは確かだが大事なことは”全体の保守票総数が維持”されていれば何ら問題無い。いずれかの段階で「国民民主党」と『参政党』が合流してみたり、自民左派選挙区だけに立候補するなり(日本保守党がこのまま名古屋以外の小選挙区で候補の擁立できないなら選挙区調整してるのと変わりはない)、それでも死に票は出るかも知れないが、左翼政党も万全に選挙区調整するとか不可能だし(財務省増税派の立憲民主と減税派のれいわが組むことは100%あり得ないんだし)、条件としてはそれで十分同じでしょ。

大事なことは、与党に対し「公明党の影響力を抑制できる、保守系派閥程度の勢力があれば十分」なのだから、衆院で50議席程度に届けば完全勝利と言っていい。
つまり、与党第一党など目指さなくても(安倍政権がそれを立証済みだ)「政策の合理性」で自民党の利権派も糾合できる。
仮にマスメディアの政治とカネがーが残念ながら終了しても、国民民主の影響力が認知されれば議席数もそのまま保持できるのではないだろうか(そこが議院内閣制の特徴)。

※自民党の派閥政治の弊害ってのは、その時の反主流派が野党以下の閑職になってしまうところで、これが不毛な権力闘争の原因にもなっていた。なので、派閥争いが軽微な新興中政党は「大臣ポストを勝者タイトルとして欲しがる心理は低く」、
専らの関心は「政策の実現」であり、仕事をすることだ。この現状は悪い話じゃないよ。
マヌケな左翼マスメディアに一泡吹かせる事ができるかも知れない。


posted by kagewari at 03:30 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月28日

さて、今後の政局

見出し的記事は住まいに書いたので、それはそれとして
https://kagewari-retour.seesaa.net/article/505419226.html

何やら首班指名で、多数決いかないと決選投票あるらしく、
そんなんやったらどうなるんだろうね。
ちなみに細かいこと言うと得票率で立憲民主は「むしろ減らしており」、今回の結果は(立憲はまったく勝っておらず)自民が一方的にズッコケて、保守票を国民民主と『参政党』にリリースしたって事です。

ちなみに公明党は新党首も落選(ここでも国民民主大金星)
連立離脱するかって、それも無理なんです(国交大臣利権を手放すことになる《公明党の自民化とも呼ばれる部分》)。
■組み合わせは自公+国民民主党しかありません。
(維新は公明党の常勝関西で激突して勝利し、対立は決定的)

ここ数年の日本の命運は玉木党首と榛葉幹事長の手に握られた。
(ポストも選びたい放題です)
マスメディアもどんどん政治と金言ったらいんですよ、
やればやるほど好ましい結果になるだけです(来年の参議院選挙で国民民主と『参政党』がまた議席を増やせますから《そして『参政党』が独立リーグ的に惜しい落選議員の居場所になれたらよりいんですけどね》)。
憲法改正も視野に入るだろう


posted by kagewari at 10:48 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月27日

どうも社会学の社会進化論わかっていないひとが多いようなので”乱暴な解説”

原始時代に道徳もクソもありゃしませんよね(何万年も続いたんだから)
脳の容積だけでは比較できませんが、現在の学説だと「人類ヒト科的には現代人とほぼ同じ」とされてます。
野生(ワイルド)の環境で言うところの人類ヒト科のデフォルト仕様がそうなんだっちゅう話。
そら日本みたいな縄文時代平和論のような特異な国はありますが(ここも島国や大陸辺境や平地が異例に少ない山間地など地政学的な意味が大きいとされる)、基本的にクロマニヨン人以外の原人がほぼ滅んでいるのも(ネアンデルタール人など《日本人には多くの混血遺伝子が残るともされている》)生存競争の中で絶滅したからで、当然そこにはクロマニヨン人に殲滅されたケースもあるでしょ。

そ、も、そ、もが、中央集権国家や王族貴族士族等の台頭は、
暴力的に版図を広げ征服することにより世界に拡大したり、大規模化可能なのであり、
その大規模化の流れが、文明化のトリガーにもなってます。
後にこれが封建社会となり、産業革命を経て民主主語が台頭しますが、
●民主主義も当初は、特権階級だけが投票できたり、女性の参政権が認められたのはつい最近の話で(逆に言えば何十万年も女性差別史観が継続していた)、その背景も戦争したり領地を守る兵士が男性中心だったからです=大陸ではどんだけ争いの歴史があったのかって話。

これらの社会の流れを歴史や文明化をからめて説明したのが社会学の社会進化論ですが
端的に言えば
「旧世代になればなるほど、道徳もへったくれもない無法者の社会だった」←これ確定事項ですから(米国だって西部開拓時代や、南北戦争時代など「どうでしたか?」)
日本の戦国時代だってついこないだの話で(人類何十万年の歴史で言えば)、

■つまり、単純化すると
無法者レベルメーターとかがあれば、以下となる
無法者:”適応者”(旧世代)>>>>>歩留り階層:現代人
(※『単独者』は常に例外事項)

『共同幻想』”適応者”=ハラスメントが常識世代(いじめ派)
『共同幻想』”適応社会”=ブラック(ヒエラルキー社会:上下関係)
歩留り現代人=ハラスメント告発者
ネットワーク社会=棲み分け、フリーランス
 ↑
ざっくり言って、こういうカテゴリなワケ

●勿論、適応社会が組織犯罪みたいなものだとは言わないが
「昭和」の社会では、(現代では違法の)体罰が横行し期待されてすらいたのは事実で、
スターリンの粛清やナチスのホロコーストは「ついこないだの話」だが(まだ生きてる当事者すらいる)、現代では到底考えられない事でしょ(しかし当時は「そんなことあるよね」って適応対象ですらあった)。実際社会の発展レベルが違うイスラム圏では現代でもISなんてのが台頭した。
 ↑
単純に古い世代ほどワイルドなんだっちゅうの

※これも誤解の無いように注意しておくが、”いい悪い論”として新世代が上位だとか優れているだとか言って無いから(旧世代には生存するのもやっとだったという時代背景があるのさ)。新世代が台頭していると言うより、論理構造として自我を持つ主体が自由な選択肢で分岐すると「この辺までいくのかしらね」って可能性が、文明の進歩やGDPの拡大により確認されているのであって(人類の寿命論議と同じです)、現行世代の自由な分岐は原始時代から”可能性だけなら変わらず存在していた”。
●綺麗に言えば「社会進化論ってのは、文明の進歩で誰にでもある潜在的可能性が開花する」という予測だ(人の中身が変わる話では無い)
 ↓
【つまり、この論議で注目すべき点は】→むしろ旧世代がどれだけ(本当は嫌だったかもしれない適合に)耐える手法なり、強権で抑圧されるなり、無知に留め置かれるなりしてきたのかって部分で、
生物学的には「厳しい自然に耐えて生き残ってきた」と重なるものだって話。
(つまり、《時代が違うんだから》知りもしないで旧世代を”いい悪い”で評価するのもナンセンスだし、反対に持ち上げて礼賛するのも不自然だって事。「抑圧や適合や、不快や時代や、社会、選択肢、個人、現代」など複合的要素をからめて全体で”その時の現実”を見ていかないと意味の無い論議になる。)

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posted by kagewari at 14:05 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月26日

『単独者』の雑感「今回は”怖い話”に続く”ヤバイ話”」

※カテゴリ「『単独者』の雑感」は「中立過ぎもどうか」と意図的に『単独者』視点で語る時事ネタなので、心理学の興味だけでブログを閲覧している方はスルーで。
(仰々しいものでも無いので「『自営業』の雑感」ぐらいの意味で読んでくれ、、)


恐ろしくなって削除する可能性があるので、まず最初に付記しておく。
導入は社会構造論とするけれど、後段の現実に起きていると推定される事象がマジヤバイので(かと言ってここ書かないと話のニュアンスが伝わり難い)、限定公開と考えておいていただきたい。

まず、右翼に見られる権威性認知の話から、
(保守派や右派と、右翼の違いってのはこういうことだ)
何か浮かばれない反動形成ネタが『枷』でハマっている場合(人によってそれは貧困かもしれない、人によってそれがコンプレックスかもしれない、人によって、、、《そこはそれぞれ》)、個人の出世や大成功という自己顕示欲ではなかなか均衡を叶えることは難しい(何かで均衡しないと《ルサンチマンの重力重すぎて時間が止まり》前に進めない)、
 ↓
「そうだ偉大な民族の話に投影しよう」
上記のように、神話としての民族(=幻想)に傾倒していくのが右翼であり、
勿論、この神話としての民族やその権威は、自らのルサンチマンが投影されており、次に何をすべきか時間を前に進めるための個人的理由に据えちゃってるのね(構造は『宗教』と同じ)、
つまり、この権威は自分の自我の均衡のため求められたものであり、この権威への傾倒は真にその価値を見出したものでは”無く”、極論「自己都合なワケだ」(オドレの反動形成が釣り合い求めてエスカレートしているに過ぎない)。

時にこういう構造が民族同士の不毛な抗争のマグマというか燃料にもなったりする。
(そら戦争も起きるさ)

■でだ、ひとつの典型は「アブラハムの宗教」かもしれないが、
自分の神として叶わぬ権威しかない場合、「そうだそんな叶わぬ相手にタイマン張れる別の権威に傾倒、認められれば同じなんだ」という考え方がある。
(この例もどうかと思うが、「アンチ巨人を動機とする過激な阪神ファンの図」←これならわかりいいと思う。)

<<さてさて、ここに、日本の政界や官僚に常に蔓延する媚中や親中派の構造がある>>
皇室を素直に自らの権威と担げない時に(この場合動機が”素直”なので、そもそもこれじゃ「反動形成」をカバーできない《やるなら暴投の右翼的じゃないと無理》という設定があるとしよう)、
同時に右翼過激派となるのが”何らかの事情”あって無理な時、

「シナ王朝皇帝習近平様〜!!」と寵愛を求めると、”なんか知らないけど勝った気になる”
(遣隋使や遣唐使の時から、日本の朝廷だって傅いていたではないか、)
更に、これ中国王朝の歴史と慣習で、「跪いて忠誠を誓えば、過分な褒美がもらえるワケ(これが中華思想文明の伝統)」←中国の王朝はそうやって褒美を与えて周囲を従えていくのさ。
※だから、ちょっと半端な議員団率いて朝貢すると日本王のように扱ってくれるのさ(「冊封体制」)
 ↑
■これが媚中や親中派が湧いてくる社会心理的背景の構造です

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posted by kagewari at 08:57 | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月24日

「やっぱり、非公認処分騒ぎの主導者はは森山さんではなかったな」きっと

<冒頭に”確定情報”追記>

<追記>
既に報道ベースに乗ってますが「(非公認にしないとか)処分は俺で終わってるんだから」と、岸田首相の意向で2千万が配られたという事だそうで(だから代行者の森山さんが配った)、同時に最終日岸田首相は萩生田氏の応援に八王子入ったとの事(全体の文脈の答え合わせになってるでしょ《謝罪も込みで行ったんでしょう》)。更にこの情報をリークした人物の思惑はまた別だったろうこともわかる。

自民・森山幹事長「党勢拡大の活動費」 非公認候補の支部に2000万円
https://mainichi.jp/articles/20241023/k00/00m/010/180000c

森山さんは、比例重複禁止処分した候補の応援演説に行ってるって話も耳にしました。
どう考えても、非公認などの追加処分をしたのは森山さんでは無い(一部ではそう伝えられたけどね)。そもそも森山さんは裏方専門職であり権力への動機が無い人だから。
石破派の中の人は中の人で「非公認処分は石破の考えでは無い」と言い(これは嘘の可能性もあるけどね)、一部では菅さんも想定外だったとされる。
選対本部長の小泉進次郎が菅さん飛ばして勝手にこれを進言する筈も無く(だから岸田政権の重要人物であった木原副官房長が《現選対副部長→正確には選挙対策委員長代理》、進次郎と石破を《第二次岸田政権の画策として》説き伏せたものだろうと思ったのさ)、あらあら誰の考えなのかしらと。

あーそれから保守系ネット世論で、萩生田氏をLGBTでディスってる人いるけども(この人に反省するところが無いとは言わないが《高市氏の清和会入りに反対》)、
とんだ勘違いだから。
萩生田氏自身述懐しているが(自民案のがトンデモだったので《稲田案》、法案を一部でも骨抜きにするために『維新』案をパクって各党調整を行った《俺が反対して辞任でもしていたらあの自民案がそのまま通ってしまっただろうと述べる》)、今回のパー券事件で非公認にまでなってることがその証拠だろうに、、、
(※やらかしてるのは、米『民主党』バイデンやら大使のエマニュエルなんだから《いつも清和会が邪魔してすっきりした法案にならないなしかし》とイラついていたのであり、岸田首相は萩生田とのプロレスで「保守派が煩いのでこれが精いっぱいですから」とエクスキューズしていたと俺は考えている。)
 ↑
そんなトンデモとか言う人は、トランプ大統領が何度起訴され(逮捕までされた)司法機関にどんだけ嫌がらせされたと思ってんの(米国ではこれを『民主党』による司法の武器化と呼んでる)。
政界昔から知ってる人は「ロッキード事件からのお馴染みの話」だ、

●さて、つまりさ、今回の追加処分も原因となり自公が過半数割れしそうになってることで、森山さんは困ってるワケさ(たぶん菅さんも)。
本音、追加処分などしたくなかった。
彼の政治姿勢からして、(とにもかくにも)これは経緯はともあれ石破総裁の命令だったことは明らかだろう(裏方として総裁の求めに答えるのが職責だと考える人だから)。

特に菅氏は兵庫県知事の騒ぎで国政『維新』の崩壊寸前の凋落傾向を知らない筈も無く(『維新』との連立を視野になどできない)、菅さんは「岸田じゃ過半数割るかも知れない、それだけは許されない(麻生政権を教訓に)」ってのが岸田降ろしの理由だったんだだぜ?
老獪な政治家が、いいように引っ掻き回されたってことだよ(森山さんにしても菅さんにしても)。

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posted by kagewari at 10:22 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

皇室の話は荒れるからあまりやりたくないのだが(婚姻を前提にするところが難しさの始まりになるかも知れない)、今後保守系同士の無駄な争いを避ける上で”ひとつのアイデアね”

 これを職業と考えるのか(は、ともかくだ)

さまざな論議はあると思うけれど、婚姻を前提としなければ何らの論議も進まない。
「相続する人」だからね。
やおら生物学的論議を持ち出す場合も出てくると思うけれど(なので過去に何度もそのリスクを示唆してるんだけどさ《LGBT》)、逆さまに言えば婚姻を前提としない生き方を”殊更に尊重すべきではない”などの定義が無いと話を進めにくい。=ここが反対派との論点になるんだと思う。

(言うまでもなく俺は”緩やかな保守派”のつもりなので皇室を守るべきものだと思っている《意図して廃止など立案する事に反対の意だ》)
さて、参考になるのが『単独者』などの考える”婚姻を前提としないスタンス”だ。
この話の根本は「プライバシーの最大化」であるのは考えるまでもないことで、婚姻に相当する関係の有無に関わらず、それを公開する必要性が無いってところが始まりです。
 ↑↓
つまり『単独者』の側から見れば、婚姻を前提とする習俗は、「その婚姻を公に公開すること」がその本旨となる(相続含め世代を超えて継続されるであろう屋号が上位概念)。
ひと世代前のDINKSの時にもここで揉めたことがあると思うんだけど(子供を作れと強制するのかーみたいに)、相続するつもりが無い場合個人を超えた屋号を名乗る理屈が無いのだよ。
単に税法上の理由などで婚姻してるのであれば、「税制改革すればいいのであり」、、、←多分にこの時代のDINKSはそういう意味だけでなく、旧世代の婚姻に何らかのアンチテーゼを表明するみたいな生き方の明示が先にあって、「非婚と同じじゃん」に思いが至らなかったのだろう。→なので後に特別行為としてのインパクトが失われると→非婚派に転じた。

●さてやっかいなのは、個人の自由意志として非婚の自由を制限していいのかってことだけど
再び生物学やら『心理学』の話に及ぶ(或いは数学)、
論理的に母集団に対して全員が『単独者』となり、その上に、そこには”再選択者”がひとりも存在せず、結果100%非婚となると言うことは”まずあり得ない”(シングルマザーを否定しないので、後継者がおらず全滅することもないし)。
そもそもこの自由の表明は『思春期』反抗期終了直後から萌芽がある筈で、
仮にそういう個人が皇室に台頭した場合、早期から皇籍離脱を宣言する筈だ。
(でなけりゃ今度は若くして公務を行う人物《最初からプライバシーが大きく制限される人生》の”性交の自由”はどうなるんだっちゅうことにもなる)

 と い う こ と で

ある程度の年齢において、皇籍を保持し公務をこなしてる人格は”婚姻を前提とする生き方を肯定している”と定義して、人権上も問題無いと俺は考えている。
(恋愛の自由などと言う論議は、「恋愛幻想」として各所でその矛盾を含めて説明しているのでここでは省略する)
■皇統の保持は100%女系になることなく、その時相応しいと思われる男性でも女性でも天皇となることが可能な方法があります。
(男子直系を保持しつつ女性天皇は可能である《以下に説明します》)
誰を後継にするのか、皇位を継承するにあたり先代が主導的中心となり会議を開くなどすればよい。

簡単な話で、(そもそも嫁だけ皇室会議で人物の審査を行うのは男女差別なのだから)ここは篠原常一郎の説を取って、まず「婿入りのケースも皇室会議が開かれる制度改正を行うとする」。
縁談や出会いを含めて、どのようにお相手が紹介されるかはともあれ、
戦後GHQにより廃止された”旧宮家”を(そのまま復活するのでは無く)男系皇位継承対象者として認定し(ありがたいことに十分に遺伝的にも安全圏に離れている)、婿の候補とする場合(”旧宮家”復活論議ではそこで生まれた子供を養子にしてもいいというぐらいの話なのだから)女性天皇との間に生まれた子供は単純女系ではなく、同時に男系でもあるからです。
※なにも手法に変わったことも必要無く、(歌舞伎の世界のように)皇室にまつわる関連業務を宮内庁なりが「文化伝統的縁故採用」として運用し、その中から『婿入り縁談』などを行えばよい(市井の社内恋愛と確率上どこが違うんですかってな)。同時に特権職でもあるので職業の自由で遠慮する人が多発することもないだろ(昔の妾制度に類似してると批判もあるかもしれないが《次女などとして後宮に入ったんだったかな》、制度的には全く違うと思うぞ)。

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posted by kagewari at 05:10 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月23日

リアリズムに善悪などの二元論があったら大変ですから(規約の「”いい悪い論”持ち込み禁止について」)←ここって誰のどんな状況にも日常的に使える手法なんだわさ

<各所、少々校正と末尾にちょい追記編集、そしてまた末尾追記>

たとえば、セミの鳴き声は”いいの?悪いの?”
愚問だよね、いやパラドックスだそりゃ
今日の晩御飯がさ、お茶漬けだとして(そら栄養がどうした普通ご飯とはこういうものだなど結構な御託はあるだろうけど)それ自体を能書き無しに”いいとか悪いとか”真面目に思っていたら性質の悪い病気だろ。
現象だけを個別に理解する時、いいとか悪いのベクトルとか存在する?
(いい2悪い4とか《そんなこと言う人俺はこのかた見た事が無い》)

いいとか悪いの認識や評価を否定してるのではないぞ、
個人が何をどう思うおうが自由だから。
ところがさ『共同幻想』社会適応論持ち込むと、価値観が同一人物だってモデルになってるから(普通そうでしょって奴)、あかたも能書きを前提として”いいとか悪い”とか個別にあって観測できるものかと思ってしまうのだが、ガチで”そのまま幻想”だし、
法律や倫理道徳を否定してるのでもないぞ(個人がどう思うおうが自由だし、社会が『民主主義』出回ってる関係上そう言う合意はあるが、「疑わしきは罰せず」の法理論が悪いことだとは言わんだろ《それ決めるのは法廷だ》)、信念だとか個人の心情でそれをなんぼ主張しても構わないしむしろ自然だと思う(俺だってマスコミは害悪だとか思ってるし)。

しかしだ、それが(個人的ないい悪いの判断や印象)実体ともなって存在しているかのように思い込んでいたらヤバイということです(その人にはきっと神のイメージも見ていることでしょう《真面目にそう思っていたら性質の悪い病気だろ?》)。
【それとこれとは話が別だ】という話。
なんつーか、それはどこにも何ら矛盾しないから。

■時にそれが『心理学』など、自我を相対化して何がおきてるんでしょうなんて考えるやり取りの中で、”いいとか悪い”持ち込むってのは、『心理学』を『共同幻想』論の尺度で解釈しますって宣言しているのと同じなので、本末転倒なんだわ。
(いやいや、倫理や道徳を否定してネーんだわ、真面目な話。)

定番の話で言えば、
「ブラック企業でなんとかハラスメントのPTSDで」←このお題で、悪いんですね〜って『心理学』か?
(そういう話じゃないよね)
知人友人に怒りをぶつけるのも自由だし、当事者に復讐するのもいいでしょう。司法に訴えるのも結構なことだが←これは『心理学』なのかって、俺はとりわけ冷静に説明してるだけ。
(素朴に考えれば誰でもわかることでしょ。屋根の修理してる時に、「今度の悪い台風が」とか横から朝から晩まで聞かせられてみな?《お気持ちはわかりますが俺に言う事か?》「修理の邪魔だろーが」)

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posted by kagewari at 05:02 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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