2024年10月08日

にわかに理解しがたい岸田首相の心理を読む

何を勘違いしたのか、岸田首相が日韓関係を重視しているのは本音だと思う。
彼が安倍政権外相時代にも(オバマの時かな)日韓関係重視の命令があり、安倍政権は渋々対応するのだが(慰安婦合意だったっけ)、この時岸田外相が随分上機嫌であったのは嘘では無かった気がするからだ。
これって、宮澤喜一時代からの宏池会のコンセンサスなのかちょっとわからないが、この件は本筋から離れるので横に置いておく。

俺が岸田首相立候補断念を決定付けたのは、長崎市原爆慰霊祭にイスラエル大使を招聘しなかった件だと思っているのだが(確かこの時これに反発しG7各国の大使も出席ボイコットだったかな)、それはこれまで再三内政干渉してきた米エマニュエル大使(二重国籍でイスラエル国籍も持つ)、彼が黙っている筈も無いからだ。
岸田首相はロシアに近い極東アジア各国訪問直前、首相専用機のエンジンかかってる段階でこれをドタキャンし、出馬断念の会見を開いた(こんな普通じゃない事が起きるとしたら米国絡みしか理由を思いつかない)。

仮にこの時「クソ米大使」とか思っていた場合(エマニュエルは10月で離任するらしい)、
米政権が交代後に彼が返り咲きを模索したとしても確かに驚かない。
反高市なのは、高市氏の場合本格長期政権になってしまう可能性があるからだ。
 ↑
さて、ここで周辺の動きを見てみよう
岸田首相が高市氏を「キチ○イ女」と呼んだとか、「タリバン」と呼んで嫌っていた”という”話をリークしてるのは木原元官房副長官だろう。実際こんな話をメディアに書かせて岸田首相は何も得をしない。
じゃあ木原の狙いは何だ?
高市氏との関係を断絶させて、(自分のことか知らんが)今後も宏池会から首相候補をとかって話になるのかな。→そのためにも石破後は岸田首相再登板でって事なのかもしれない。

だとすると、「そうだ高市氏支持議員も落選させよう」と思う気持ちもわからんでもない。
<さて、ここで思い出していただきたい。マイナカードの保険証適応騒ぎで高齢自民党員などからすっかり支持を失った河野太郎。気が付けば岸田政権の中で評判落としたことなるよね。>
思えば、米大使との伝書鳩と言われた木原誠二って男は
「本当にエマニュエルの言ったことを正確に伝えていたのだろうか?」
とすら思えてくる。

よく考えてみれば、上川陽子議員も20人集めに苦労していた(高市氏の推薦人剥がしのように)、これを見かねて推薦人を貸したのは麻生氏だ(過去に「なかなかやる人だ」と持ち上げた事がある)。麻生氏の思惑には大宏池会構想もあったのかも知れない。
裏で上川氏の妨害やっていたのも宏池会の誰かなんじゃネーの?
思えば、岸田首相の心理も何も、
「岸田首相の耳には正確な情報が伝わっていたのだろうか?」

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posted by kagewari at 10:01 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月07日

石破政権がボロカス過ぎて、鬱なため息が出る

ヒールって事もないのだろうけど、
人を批判して反対派の人気を得るのが快感なだけの人物が、やり過ぎて本当に首相になってみたらやることが何も無くて(考えていたのは全部批判のためだけのネタであり実現性など考えた事もなく)、岸田首相のブレーンやら、アベノミクスをよく知る加藤君や親米安全保障に詳しい(若干工作員的な部分もあるがww)長嶋君だとかに聞いて、党の運営は森山さんに丸投げで、「僕は今必死です」状態。

閣僚人事も彼の周辺にいたのは、同類の悪口が得意な和戸際族みたいなのしかいないから「それでもいいか」と指名してみたんだが(正直言って面子がボロボロで)、国会が始まったらどうなることやら想像もつかない有り様で、
(※結果こんな事になって菅さんそれでいんですか?と住まいの方には書きましたけど)
頼みの菅さんも病気患ったらしく、「大丈夫ですか」状態で、
党幹部の記念写真の撮影では、「俺は帰るから」と麻生氏からほぼ絶縁宣言。
(困った事に、岸田政権時代にトランプ大統領に安倍首相の盟友として挨拶行ったのは麻生さんで、この人飛ばして「どの面下げて誰がトランプ大統領と会うのだろう」状態)

この話のカギは、
(俺は「大宏池会構想」飲むのが吉だと思っていたんだがな、、)
麻生氏の大宏池会構想どころか、岸田首相が東京○検の捏造に近いパー券事件に場当たり的対応続けたあまり(聞いていた話と進行が違っていたのでオタオタした)、派閥解散とか言ってしまった事に始まり。
「うちは解散しネーぞ」な麻生氏との亀裂は決定的となってしまった。
そ も そ も 岸田政権作った立役者は麻生氏と安倍首相の連携だぜ?
(そして菅政権の命運を切ったのは事実上岸田首相《石破を協力して推すにあたって菅氏に彼は何て言ったのかしらね?》)
石破氏といえば裏切りネタに尽きない男だが、岸田首相の裏切りは「どこか自暴自棄」みたいなものを感じるよね(それほどまでに米『民主党』にビビってたのか《岸田首相としては「暗殺されてしまった安倍首相、君が悪いんだ」みたいなことなのかしらね》、はたまたビビり過ぎて恐怖を権威性と錯覚したのか?)。

こんなしょうもない話を背景に登場したのが石破政権で、
「次は僕どうすればいいですか?」状態です←今ココ

■日本の憲政史上最大の恥かも知れないが、
この政権をマスコミは何年も何年も何年も推し続けて、すくなくとも有権者の半数は間違ったといえ支持しちゃうんだから、「あえてこれがオマエラの姿そのものだ」を見せるために登場したんじゃないかとすら思える。「自慢の政権ができてよかったね、この絵を見て感無量なんでしょ?」

そんな役をやらされてるんだぜ?石破
(だらし内閣とか、ジャンク内閣とか言われちゃってさ、、、)

なんか、「あ〜、見てるだけで鬱な溜息出る」
(一部にはキングメーカー気取りで岸田首相が上機嫌だとか報道されてるが、ホントだろうか?《曰く、これで再登板の目が出たんだとか、にわかに意味のわからない話になってる》←これが本当なら精神状態を疑うレベルだぜ。個人的意見だがこれらの報道は《高市氏タリバン発言含めて何か意図があるようで》にわかに信じ難いと思ってるのね。)
ちょっとヤバイ、、
どうしてこんなことになっちゃったんだろうね、神様は残酷だわ。

※そこに前記事の「清和会潰し非公認問題」さ、
本当に自民党過半数割れで辞任するかもだぜ、、、(3週間内閣)
俺は非公認などできないと思っていたから、煮え切らない選挙結果になるだろうと読んでいたが、「どうなるのか全く想像できなくなってきた」(いい意味で)


posted by kagewari at 19:52 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「殿御乱心(石破政権自爆か)」

<あまりの想定外に緊急投稿>
<事実関係異なる部分訂正>

記事の前提は住まいの記事なので以下参照ください
https://kagewari-retour.seesaa.net/article/505091351.html
重要な引用報道は末尾に登場するこちら
自民に激震「比例重複認めず」 非公認対象広がる 党勢後退すれば首相の責任問題も
https://www.sankei.com/article/20241006-DWEKPHC3DFPW7OQQ3KTHK2NZI4/

数字が苦手な俺に、この結果がどうなるのかにわかにわからないが、
処分を受けて重複立候補を認められない議員は、まさか自分を潰そうとした石破派議員の比例当選のために選挙に出るのなら、「こんなバカみたいな事はありませんよね?《潰しにきただけでなく奴隷扱いか?》」
離党して無所属で出る方がまだマシです(実際には党組織が使えなくなるのでにわかに離党などできませんが)。

【仕方が無いので話をパー券事件に戻しますが、】
あの事件は「政治資金規正法不記載事件」であり、裏金でもなんでもありません。
そもそも党から支給される(政党交付金の分配)党活動費は自由に使える政治資金であり(表ざたにできない交際費なども許されている)、パーティー券収入も政治資金として集めてるものですから(主として秘書などの給与になる)、帳簿にちゃんと書いてますかってだけの話です。
安倍首相が「パー券のキックバックを現金でやるのは時代遅れもいいとこなのでやめなさい」命じたのも、何かそれが悪質だからではありません。どこで検○当局などからイチャモンつけられるかわからない不明澄な流れになるので(保守派は常に狙われるから)、「口座振り込みにしよう(別に後ろめたい資金ではありませんから)」と言ったものです。
※噂になりますが、これに反対したのが森喜朗会長ではないかと言われており(自分の政治団体に寄付しろということもでもありませんが)、古い慣習で「そういうのは現金のがいんだよ」みたいな舐めたことを言っていたというもの。

検○当局もこんなこと誰もが知っていて、この告発してるどこぞの大学教授だか弁護士は「刑事告発しまくる左翼の名物おじさん」みたいな人として知られており、真面目に受理などしていませんでした。
<そこにどこからから横やりが入り、(安倍首相が危惧していたそのまんま)イチャモンでもなんでも安倍派を潰せと圧力がかかり>
「あのおじさんの刑事告発使っちゃおうか」となったものです。
(メディアもグルですから、その後の展開は皆さんご存知の通り)
※ちなみにこの告発おじさん、石破氏の水月会についても政治資金報告書不記載で告発してるからね。

言ってみれば、「ちゃんとしてなかったものだから(安倍首相が危惧していたそのまんま)政治責任をとらされた」。そこには清和会なのに岸田氏を支持し首相選出に貢献した官房長官の松野氏も含まれており(離党の処分だったかしら《この人派閥の会計に何の責任もなかったのに》)、←<訂正>流石に松野氏は政倫審でたから救済だとさ
”その筋”は、岸田政権を応援するとか、脅す意図でやったのでしょうが、
岸田政権の対応は酷いもので(マスコミの報道に「そこは違う」と打ち返すべきだった。だから岸田首相も当初は「裏金では無い、どういう定義ですか」など答えている)、
最後にはマスコミに追随し、ズルズル処分を行ってしまい、
結果、自分の派閥も立件され、最後は自分が退陣する理由のひとつになった。

この泥仕合みたいなネタが「パー券事件の全貌」であり、
■今回、石破首相がやろうとしてる「事実上の追加処分」がいかに悪手かわかるってものです
(下手すると政権を失いかねない《てかブチ切れた離党者が続出するかも知れない》)

たぶん、彼は高市に入れた議員は落選してもいいとか思ったのかも知れませんが、
そんなことなると、自民党が与党から転げ落ちるとか、小学校の算数もできないのか?
嘘つき内閣とか言われて切れたんでしょうけど、
(報道によると森山幹事長も仰天してる等)←<訂正>発信源が森山氏という説が登場
自分が何を言ってるのかもわかってないのかも知れない。


posted by kagewari at 01:01 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月06日

第6ラウンド(M A Great Again)「今後イスラエルがどうなるって?ネタニヤフが選挙に負けるだけです」

たしか元々ネタニヤフは選挙に負けて(彼汚職で訴追されかかってたので負けるわけにはいかず)、民族主義派の政党と連立組むことでギリ生き残ってたと思うので、
現在人質解放の停戦交渉が進んでいない事にイスラエルでは大規模な反政府デモも起きてるのね。そら常識的に有権者は現在のネタニヤフにはついていけんよ。
いかんせん、イスラエルの選挙制度の事までわからんので、いつになるのかはわからないが、現在のイスラエルの強硬路線はネタニヤフが更に選挙で負けることで終わるだろう。

今回の状況はイスラエルの有権者には二重のショックだろうし、
同時に民族主義政党が何を考えていたのかもよくわかっただろう(冗談じゃないと)。
更にイランの本質(実は口ばっかり)も理解した上で、野党は政策練り直してると思うのね。
(アイアンドームの性能や必要性、向上すべき点も理解が深まっただろう)
トランプ大統領も大の戦争嫌いだし、
左派も左派で、世界的な左派の瓦解を目にし、これまでと同じでは単に左翼だと思われてしまうじゃん。左右双方がリアリズムに直面することになったのだと思う。

素朴に言って戦線を拡大し過ぎだし、ヒズボラと全面対決したいなら先にガザ紛争を停戦合意で終わらせておかないといけないってのに(ヒズボラの地上拠点への攻撃でイスラエルの特殊部隊も大きな損失を出しているとも聞く)。強硬派は戦略的にも盲目だと批判されるのは当然だ。
※ヒズボラの拠点を占領するつもりも無いのに地上軍送ってどうするのさ、むしろヨルダン川西岸地区の入植など諦めてグレーゾーンとして「
積極的にパレスチナ人自治区とする」方がイスラエルにとっても利益でしょうに。
 ↑
この状況はパレスチナ人にとっても朗報になると思う。
皮肉なことに彼らにとって最も頼りになるのは(ハマスでは無く)イスラエルの左派政党だから。

いやいや間違ってもネタニヤフの支持率が上昇するとは思えない。
民主主義の弱点は「何するにしても時間がかかること」だが、
こればかりは仕方のないことだ。


posted by kagewari at 22:37 | 戦争と平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月05日

『単独者』の雑感「今年の大谷君の活躍を見て”神がかり”って本当にあるのね」

※カテゴリ「『単独者』の雑感」は「中立過ぎもどうか」と意図的に『単独者』視点で語る時事ネタなので、心理学の興味だけでブログを閲覧している方はスルーで。
(仰々しいものでも無いので「『自営業』の雑感」ぐらいの意味で読んでくれ、、)


プロスポーツ選手が高い集中力で異能状態になることを「ゾーンに入る」などと呼びますが、今年終盤の大谷選手の成績は、その表現を遥かに超える”神がかり”であり、「ほぼ実奇跡」。
驚きを超えて恐ろしくなるほどでした。
そしてこれが何によって可能となったのか(いえいえ物理の法則的にもあり得ない確率だったと思います「彼は終盤数試合を打率7割超えていた」)、「まったくわかりません」。

彼が普段から余裕の4割バッターなら好不調でも片付けられるのかもしれないが、
不調の時には「普通に不調の選手」であり、彼が超弩級MLBプレーヤーだとは思いません。
身体能力や運動神経など、それは上位だと思いますが見た目からしてメジャーの有力選手の一人だと思うんですよ。
「普段はアレックスロドリゲス級の俗に言う主力級一流プレーヤーが、瞬間では無く1週間スケールでバリ―ボンズを遥かに超えるスーパープレーヤー状態に変貌する」などいう現象をいったいぜんたいどう説明したらいいのだろう(しかも彼のスーパープレーヤー状態の様子は極めて”自然体”である)。

信心深い米国などでは本気で「神の祝福が本当に存在するのか」思ってる人がこれ絶対おると思うのね(救世主ってこういう人のことやろかと)。
ましてや、大谷君モードの人物が古代に登場したら「全員奇跡を信じたろうさ」。

ジャパンでチームメイトだったヤクルトの村上君が、米国で今メインの大谷君のバット(バーチ:非常に硬度が高い)の話に触れて、大谷君に「メイプルやアオダモのバットってさ、フルスイングすると折れそうだと思わない?」と言われて笑うしか無かった話をしている。
(大谷君はスイングが強すぎてバットが折れちゃうんじゃないと思うらしいのね)
非常識この上ない認識なんだけどさww
【彼にはそのイメージが実際に存在している】のだよ、
(スーパーモードの状態)
「イメージできないものは絶対に実現しない」というネタに被るけどさ、、
(個の反対が「うっかりイメージした失敗ネタは本当に繰り返される」)
※この現象のスポーツにおける実例が「日本人でも100m9秒台で走れるか」というネタ(ひとりが突破すると次々に突破する選手が台頭した)。

彼のその(上限を設けない)発想が”神がかり”なんだと思う。
それも空想では無く、激しいトレーニングの中で実体験として「これはヤバいぞ」って体感があるのでしょう。「現実設定を超える」ってのでしょうか、いやはやそんな体感とはいったいどんな世界なのか”想像もつかない”。
彼には投手としてのスーパープレーヤー状態もあるのだろうか、
(その片鱗をWBCのトラウトへの投球で一瞬だが見せた事がある。ヤクルトの捕手ムーチョに「中村さん僕のボール取れますか?」)
冥途のみやげに是非見てみたい(笑

<さて、その前に>
彼が長らく願っていた
MLBプレーヤー全員が本気を出す舞台「10月のポストシーズンが始まる」


posted by kagewari at 02:35 | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月04日

先日予告紹介したBANDMAIDの『 Forbidden tale』MVがリリースされました

BAND-MAID / Forbidden tale (Official Music Video)
https://youtu.be/EiknA3mWivA?si=wJLbPPq8R2Tu2sbu


曲の紹介は過去記事読んでくれ
https://kagewari.seesaa.net/article/505023938.html

明日大谷君の記事もあげようと思ってるんだけどさ、
確かにほんの一部でだけど、BANDMAIDやBABYMETALは「音楽界の大谷か」なんて言われることもあってさ、海外などの評価の根本は過去とは違う。
「なかなかいい」とかそういう評価では無く、
(新たな可能性を切り開いた)「考えられない、凄い」の方だから。

※ちなみに俺は説明するまでもなくリードギター作曲のKANAMI氏のファンだが、彼女が俗に言う(チャーやレイボーンなどの)スーパーギタリストだとは思っていない。ひょっとすると技術的に突っ込みどころ満載なのかもしれない(目をつぶっても王道ロックのコードが演奏できる人とも思っていない)、だからロックギターにおける『共同幻想』的縛りが無く、更に彼女達が面白いのは「練習しないと演奏できない譜面を書く」ところで、当然新曲初期の頃はライブでも演奏しきれていない時もある(「よく耳にするギタリストの音だ」という要素を感じないんだわ《意図してそれを演出で入れることはあるが》)。
個人的にJAZZファンでもあるので、この不完全な取り組み方が、JAZZのフリーパートにおける即興演奏(インプロヴァイズ)に似たもの感じるのね。

譜面と即興の類似性をにわかに理解できない方いると思うのだけど、ごもっともです。
BANDMAIDが異質で(ビートルズに類似しているとも言われることあるが)アルバム全曲シングルカットみたいな造りになっているので、「捨てる曲が無いため」年を追うごとにライブで演奏するセットリストに苦労している(彼女達の人生の中で、ライブで数回しか演奏できない曲も出てきてる)。
一般的には「ナントカバンドと言えばこのナンバー」って定番があるものだが(むしろ一発屋のが多いだろう)、BANDMAIDにはこの定番が有に30曲以上あり(今年またこれがまた増える)、困ったBANDMAIDはライブで20曲以上演奏するというトンデモ状況に至っており(記念のライブの時には実働時間が優に4時間を超えた《にわかに聞いた事が無い時間だ》)、

つまりどの曲も「常にその時の実験だった」ような、プログレッシブバンドでもあるワケで、
彼らの楽曲はどれもJAZZの即興性のような要素を持ってるんだわ。
(時々完成形に近い成功作もあるけれど、自分でその曲を時代遅れに追い込んでいくので永遠の定番とすることもできない。→今の自分を破壊し進化するプロセスを止める気が無い。「本当にどうかしてんじゃないかと思う」)

<ちょい前に記事に書いた>
「少々失敗してもいい余地や、実際の失敗がある方がリアリズムが上昇する」
(これ”実存主義的な意味で”ということね)
これに近い現象がBANDMAIDの曲に発生してると思うんだよね。


posted by kagewari at 22:26 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月03日

身近になるってかな、無防備ってことかも知らんけど(現実認知の『心理学』)

「なんか掴める」だとか(わかるってのとは違う)
身に付いた感じがするとか、馴染むは変かな、
感覚がわかるの延長なのだが、目が醒めるに似た感じだ。

この反対が、現実に見えてるのに実感が無いって奴だ。
つまり(見たままだけどさ)実感のある現実認知とはなんぞやって話。
(そら過去ログにナンボも出てくる”実存”に関わることだが)
それも感覚研ぎ澄ませてるだとか、集中力がってことではなく、むしろその反対「リラックスしてるからこそ感じる現実感」だよ。

ある程度失敗と言うか、それほど要警戒しなくてもいい状態にある時にさ、
随分とどうでもいいものだから、失敗も込みで驚ける余裕分「こんなもんか」って状況掴めるとかあるんだわ。
(「不安」とかが多い人はなかなか経験無い事かも知れない)
そのものずばり、俺はいい歳になっているので「しょうしょうはどうでもいいことが増えたのさ」。
これが悪い気しないんだよね(ナチュラルに物怖じしないが増える)、

何に固執していたのかもう忘れたけれど、若い頃は(ええ、小学生の時からです)やたらと「大人びることが勝ち」みたいな発想の持ち主だったので、早く30代になりたいとか思ったものだが、
いざ30代になると「全然なんとも」でピンとこなかったものが、50代後半になっていよいよ「こういうことか」と実感するようになった。
(そら経験上「こんなもんか」って項目が増える=「わりとどうでもいい事が増える」=ナチュラルに物怖じしないが増える)

てな話をすると「それは(どうでもいい分)つまらないってことじゃないですか?」なご意見あると思うのだが、「いやいや違うんだわ」。
エディプスコンプレックスに代表されるけど、ほとんど心理的に何か凄いと予見することは(確かめてもいないのになww)どっかこっかにエスカレーションがあるからもう現実から乖離しており、何かの拍子にそれを実体験してもその現実認知はあやふやなままなんだよ。
●どうにもピンとこない人いると思うけど
歴史としてだけビートルズを知ってる人が、どんなもんかと初視聴してピンとこないってあるじゃん
(さぞ凄いのだろうのイメージが、何も知らんから予めズレてるのさ)
「だいたいこんなもんだろうな」と思うことはリスペクトを欠くからではなくて、反対だ反対、
「どういう感じに凄いのか」ってことが予めわかってるって意味(実経験分)。

すると、リラックスしてるから(ハイテンションで視野が狭くなるの反対)本当に想定外に驚くことがあんだね(その典型の一つが「どうでもいい失敗」じゃないかしら)、
この状況には”妙なリアリズムがある”。
 ↑
●俺も確信あっての話じゃ無いが、進撃のピクシス司令の言葉に(諌山氏のことだから引用元の根拠がある筈だ)「うまい嘘をつくには、本当のことを上手に散りばめておくといい」ってのがある(これスパイ容疑の尋問の時に「嘘が上手いですな」と見破った台詞)。
「少々失敗してもいい余地や、実際の失敗がある方がリアリズムが上昇する」のだよ。
事実は小説より”奇なり”だろ?
(合理的推測の正解は事実じゃないのだよ)
ピクシスが言ってるのは、「うまい嘘は現実を超える=本当の現実は小説より奇なりだから」
(そりゃ、嘘の無い話なら尚いいんだから。嘘という単語に”失敗”を代入すればよい)

「余裕の中で想定外の失敗も許容する現実は、現実認知の領域を拡大するような”妙なリアリズム”がある得難い体験となる」←と言えるのじゃないかって話さ
●単純に言えば「リラックスしていないと視野が狭くなる」ってこと

だからさ、「不安」があるとリアリズムの体感不足で(あーでもないこーでもないが増える)そりゃ苦労するだろうって、
自分が歳食ってから余計にそう思わ。


posted by kagewari at 21:50 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月02日

『単独者』の雑感「ちょっとHNKで放送された映画マトリックスの米ドキュメンタリーが酷い有様で」

※カテゴリ「『単独者』の雑感」は「中立過ぎもどうか」と意図的に『単独者』視点で語る時事ネタなので、心理学の興味だけでブログを閲覧している方はスルーで。
(仰々しいものでも無いので「『自営業』の雑感」ぐらいの意味で読んでくれ、、)


帰省時には地上波を何気に観ることになるのだが、
米制作の映画マトリックスを巡る米世相評論と映画解説の話が酷すぎて(ま俗に言う嘘ばかりのトランプ批判だ)、監督のウォシャウスキー兄弟(現在は姉妹)と性転換の話含めて書かざるを得ないと思ってね。

■これはジェンダー全般やLGBTの全てに当てはまる話ではないので誤解のないように
(あくまでも『心理学』的解釈の一説であり、一説でもその可能性がある限り意味を持つと思う。)
心理的現象としてのLGBTってのは、普通にあり得る。
その端緒として、”性の嫌悪”と「腐女子」で考えれば誰でもわかると思う。
「腐女子」がLGBTほどではないが、趣味趣向の範囲であり得るのだとしたら、性的趣向のひとつと分類されるLGBTを「腐女子」と関連させて何ら矛盾は無い(「腐女子」はそれが理由で性転換することはないというだけだ)。

にわかに日本人には理解できないかもしれないいが、欧米には(ここはエディプスコンプレックス深過ぎな当事国の『共同幻想』事情、とりわけ宗教の位置づけなども違いの理由かもしれない)「四肢切断願望」という事例があってだな、本当に手術して何ら障害の無い手足を切断する人がいます。
素朴に考えて、誰でも思いつくでしょう。
これは赤ん坊時代の無力感の状態を再現しようとするものだ。
(同じ”性の嫌悪”でも思春期以前の第二次と呼ばれることもある児童期の中間反抗期において既に”性の嫌悪”が発生した状況と考えられる。)

「いやいや、トランスジェンダーは別の性になりたいんでしょ?」とお思いの方もいるかもだが、
「腐女子論」でも明らかなように、自分と違う性別の世界のホニャララなら楽しめるって意味だから。
空想上のというか、想像上の別の性の世界は現実から切り離された異世界みたいなもので、少し話は逸れるが、LGBT時代前の「ゲイの世界あるある話」に、ハードな性行為はむしろ多くないってのがあるのね(ブログで書くのはこの辺で察してくれ)。←過去ログによく出てくる「日本セックスレス協会の判断基準の範囲」ということさ、
説明するまでも無く、”性の嫌悪”と”同性愛”ってのは”退行化”による(近現代まで子供は同性と遊ぶことが普通だったため)同性を対象とするものと同時に、行為のソフト化は同様にグロ回避なのであり、そのまんま”性の嫌悪”『退行』化と関係するのね。
※ここでは書けない論拠ももうひとつある
 ↑
(これは児童心理と実年齢の性欲に折り合い付けた結果さ《また古代から人類はそもそもバイセクシャルの素養を持ってる←これもイカレタ進化の結果、本能が壊れそれがよれたもの》:生物学的に恭順や降参のポーズや新参者の挨拶として同性でも”疑似性交”のポーズを示すことが哺乳類世界では珍しく無い「そのモチーフは本能レベルにも存在する」。俺の記憶が確かなら「ネズミの楽園《社会崩壊》実験」でも類似の状況が発生したと思う。)

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posted by kagewari at 18:06 | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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