2024年08月31日

進化したSNSなどというものがあり得るだろうか

イーロンマスクのおかげでTwitter(X)がよりマシになっただろうことは推察できます。
使ったこと無いのでわかりませんけどね。
(何時の時代からyoutubeがSNS分類になったのか知りませんが、ここではyoutubeをSNSに含めずに話を進めます。)

何を持って正常化って、
「実際に個性化した出先で人と偶然出会うような分岐が明解な場合」ぐらいかしら、
だったらSNSの意味が無いって言うかも知れませんが、場所と対面ではにわかに声をかけずらいものだって部分を安易にしますから、交流可能性がリアルの現場より高いであろうことは間違いがない。
私の記憶が確かなら、イーロンマスクはハッシュタグやらイイねなどと廃止検討しているのでは無かったかしら?←システム上の機能で必要以上にエコーチェンバーが起きやすくなってる部分が機能削除されてくれればいくらかマシになるかも知れません。

匿名性と本人確認なんてのも難しい問題です。
時に「身バレ」なんて言い方もしますが、実際の身体に危険が及ぶような形で発言が制限されれば「リアルの現場でにわかに声かけが難しいのと同じ」になりますし、
かといって匿名性が普段の自制心をスルーするツールになってしまうのでは意味ありません。
(捨てHNになるのであればHNには意味が無い《本来HNは中の人の名前のように、個人的には本名であるべきだからです:著作業などにおけるペンネームのこと》)
 ↑
こんなんシステムで整理できるのだろうか?、、、
想像ですが、イーロンは課金なり一部機能の有料化でこれを整理しようとしているのかも知れない。

討論の場とプライバシーエリアは分けるべきでしょう。
(どうやって分けたらいいのかなんてことは知りませんがww)
俗に言う鍵アカって言うんですか?
この辺の機能性を何かもっと合理的に運用可能な(自室に鍵かけるのは当たり前でしょ)、方向性なども論議されるべき。
(討論の場だと仮のHNが付与されて誰だかわからないようにするかわりに、マルチアカウントを禁止するとかね)

言えば、欧米が着目した当初のSNSは(ザッカーバーグなどの話によれば)「日本的緩めの『共同幻想』を発見した」みたいな部分が”彼ら”だけエポックだったもので、この緩さは日本には昔からあった。
(ですから現代のSNSは日本の若年層の間では最強のイジメツールになった→日本旧来の『共同幻想』世界とほぼ同じですから)
素性がよくないんだわww
その後どうなったかわからないMIXIがどんなものだったのか忘れましたが、
(コミュニティなどのシステムは討論と個人アカウントを別にするイメージだったのかな?)

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posted by kagewari at 18:13 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月30日

第6ラウンド(M A Great Again)「日本凄いとかの話じゃないけれど、時代は変わった」

米国で真田広之の『SHOGUN』が大当たりしていることは御存知だと思うけれど(エミー賞25部門ノミネート)、その背景に日本アニメの浸透が関係している。
昔から米国人は字幕で映画を観るのが苦手で翻訳版しか観ないという通説があった。
まあね、馴れてない程度の事だったのだろうと思うけれど、
欧米で日本のアニメがよく観られるようになってから、いち早く観るには断然字幕スーパー版のが早いので、彼ら字幕に慣れてきてるようなのね(そらやっぱり「進撃の巨人」の影響は大きいぜこれ)。

だものだから『SHOGUN』はそのまま日本語の台詞は日本語のままであり、米国には珍しい字幕による大作ということになる。
これは音楽にも通じるものがあって、日本のバンド音楽を聴くにあたって彼ら字幕に慣れていて、「日本のバンドだから日本語で全然いいよ」って調子になっているだけでなく、ここもアニメの影響だけれど片言の日本語を洒落で使う奴が増殖している。
この字幕慣れの経緯が無いと、『SHOGUN』の成功はなかっただろうと思う。
(日本語のコンテンツなどの場合、むしろサブタイトル探すのが彼らの癖になっており、「サブタイがねーよ」とか怒り出すぐらいだ。)

思えば、
10年以上前から、一部のサブカル好きの間では何書いてるんだかわからない日本語書いてるヘンテコTシャツやら日本語の入れ墨入れる輩がいたワケで(日本人の横文字なんとかみたいにカッコつけてフランス語のフレーズ入れる米国人もいたのであり)、”意識高い系”に至っては、環境対策としてのEVやり過ぎて失敗し、トヨタのハイブリッドがバカ売れする状況を見て「日本人は思った以上に賢いのではないか?(今更かよ、、)」みたいな認知がジワ〜っと広がっており、驚いたことに(これは『SHOGUN』の影響で)日本語が話されている環境を楽しむってのが、日本旅行の動機のひとつにあるそうで、彼らの体感は「あ〜違う言語体系の文明が異世界っぽい」らしんだわ。

これはさ、日本の政治的プレゼンスにも大きな意味があって、
(勿論これは安倍首相の影響だけど)
サミットなんかでも、日本の有力政治家の話を聞こうぜって「なんとわなしの雰囲気」ってものが”あり得る時代”になってる。←【重要なのはこの条件が】”日本的文化を背景とする知見”となるのだから、俗に言う保守系(いい意味の)ナショナリストの政治信条明解な政治家であることだ。
(※でないとオリジナリティーが無いでしょ《欧米かぶれの意識高い系リベラル政治家なら欧米に腐るほどいるんだから》)

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posted by kagewari at 09:10 | 戦争と平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月28日

幼馴染の構造からしても、友人などというのは存外に”いきがかかり上の関係”を発端としていたりする

今回はあえて『共同幻想』社会における”縁”だとか、
若者達の「(暗黙の了解)仲間は誰でも交際OKルール」などの合理性を説明してみたい。
各所で、上記は望んだ関係ではない(個性の接点に無関係)とか解説もしているのだが、
■親しくなるという関係性の法則には、別段望もうがいきがかり上だろうが大きな差異は無い
(言うならば”望んだ関係”という話は、自己選択の介在の有無であって《言えばアイデンティティーの話だよ》)
「親しくなるという関係性の法則」ってのは、”秘密の共有”で成立する
「プライバシーを共有するのだから、親しくない筈が無い」が転じたものだ。
その秘密を意図せざる状況で知られてしまったのだとしても、この法則は有効になる。
何故なら(今更何を言っても仕方がないかと)「プライバシーに及ぶ話を話せる仲になるからだ」
 ↑
つまり近代『共同幻想』適応社会時代の、一面識もない縁談に応じて嫁入りするなどの婚姻でも、行けば先でそら夫婦だからプライバシーの共有(秘密の共有)が起きるので、親しいと感じる関係性は成立するんです。
※幼馴染の構造なんてのは、近所にいたから偶然小さい頃の黒歴史を全て知られているって部分が親しい関係を醸成するワケでね、

時に『単独者』は、誰とでも随分親し気に話せるが、それは自分のプライバシーをこそこそ隠す必要が全く無いからで(『共同幻想』適応者は私語禁止リールでプライバシーに及ぶ話をすることが恥ずかしいとか失礼だと控えることになるため《『単独者』はその反対》)、
堂々となんでも自慢げに語れるため、「親しくなるという関係性の法則」が半ば素性に実装されていることになるんだわ。

●さて、ここで冒頭の
言うならば”望んだ関係”という話は、自己選択の介在の有無であって(言えばアイデンティティーの話だよ)。←ここに触れておこう
近代などの貧しい時代は、「この街(村)でしか生きられない」などの枷があったので(しこうきも新幹線も高速バスも無い時代だ)、望む望まぬに関わらず「この社会で暮らすということに、選択の余地のない受諾」のような意思決定がある訳さ。
なので「どこそこの土地っ子として」みたいなアイデンティーの中で、”受諾した関係”として誰だか知らない縁組に応じて嫁入りしてもアイデンティー不安は起きない。
(そら大変なストレスはあっただろうけど、”望まぬ関係”だなどで悩むことも無い)

■現代社会で個性の接点だの、”望んだ関係”などの論議が浮上するのは、
世の中が豊かになったからです。
(進学や移動の自由から居住の自由まで、避けようのない事情を受諾するのではなく、自由に選択できることになってるからさ。)
そこで自己責任を担保して(掛け金にして)、自ら選択(賭け)しないと、結果に対してどうしたって文句が出てくるじゃん(このストレスはアイデンティー不安になるので耐えられない《こんなの自分じゃないとか不安に思う事》)。

そういうことなんだわ、

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posted by kagewari at 19:25 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月27日

第6ラウンド(M A Great Again)「自民党総裁選の立候補者すら未確定である」

<少し雲行きが変わってきたようだ(高市有利)>
https://kagewari-retour.seesaa.net/article/504540399.html

確実な出馬宣言してるのは、最近めっきり評判落としているコバホーク(小林鷹之)と河野太郎だけであり、一応の出馬宣言した石破氏ですら、本当に告示まで20人キープできるのかもわからない。保守派の青山氏も同じだ(和田議員の件は末尾に記載)、
本命視される候補の一人である高市早苗氏は現状でも20人確保できたのか未確定だ。
小泉進次郎氏に至ってはいつもの話法で、よく聞くと出馬を明言すらしていない。
麻生氏は派として推す候補を表明しておらず(河野太郎の立候補を支援すると言っただけ)
菅氏も加藤勝信なのか(そもそも進次郎はまだ確定していない)、その動きの戦略すら見えてこない。

今唯一わかってることは、コバホーク(小林鷹之)が、親米系メディアなどから、都知事選の石丸氏的な怪しい推され方していることで(何故か岸田首相に挨拶に行き「頑張って」とか言われている)、従米的だった岸田政権後期を継承する候補らしいってことぐらい。
米国ではトランプ大統領の復帰が確定的なので、日本の親米保守(米『民主党』系)はほとんど役に立たない(しかも今立候補してノリノリなのだとすると、カマラハリスが勝つとか思っている大マヌケって事になる)。

あまりにもグダグダな状況で、
唯一明るい話は「石破氏が”最後の戦い”と言ったこと」ぐらいだ。

●この状況は、1年で政権がクルクル変わった民主党政権時代にちょっと似てる。
「誰が勝ったとしても政権基盤がぜい弱だからだ」
(誰が勝っても主流派って誰と誰?状態になる)
しかも、総裁選後に解散がささやかれる中、自民党は相当に負ける。
ナントカチルドレンみたいに手勢を増やせる解散では無く(そもそも候補者調整する時間も無い)、
総裁選で支援を受けた議員が次々と落選する可能性すらある。
(パー券事件自体はたいしたものではなかったが、「何ら問題ない、これは国策捜査だ」などとメディア相手に堂々と発言した議員は一人もおらず《何たる腰抜けぞろいなのか》、挙句の果てに岸田首相が派閥解散令をだしたものだから、自民党内の勢力は今カオス化してる、《昔の小沢ぐらいの策士がいれば、「どこに問題が」と自民を分裂させて新党を立ち上げただろう》)

正直言って、今の自民党には政権担当能力が無い
(前述の『民主党』政権のあの頃と似ていると感じるのは、そういうことなのだろう)
「この人だけは嫌だ」って候補が勝ったとしてもガッカリすることも無いだろう。
(1年もたないかも知れないからだ)

ヤバイ
(ここに気が付いてる議員さんを応援したいものだ)

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posted by kagewari at 07:44 | 戦争と平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月26日

基本的に「”適応”って無条件の意味」だと知らずに使ってる人いるだろうか

google辞書
”適応”:その情況によくかなうこと。「彼はどんな環境にも―性がある」。また、生物の形態や機能などが、その生活環境に適合していること。

ちょいと意訳すると「生存環境などに”適合”すること」で、
(自然環境を選べないのと同じく)選択性などは皆無の概念です(だからガチの”適応社会”では私語禁止なのさ)、
選択的な適応って、”不適応”って意味だからね。

(たとえば「極寒の北極海でまぶしい反射光にだけ選択適応した」←これでは死んでしまうがな)

ですから「歩留り」階層ってのは、”非適応選択的個性派”のことであり(同時に文明社会だから可能となる社会的概念)、
歩留り適応してるのは、守旧派として残存してる『共同幻想』適応社会も環境のひとつだからという解釈で(もうそれが生存環境の全てでは無いからという現実認知で)、ハラスメント批判やブラック批判などの論議は残存する『共同幻想』社会を世俗化乃至撲滅するのが狙いで(合わせるのではなくおかしな環境が残ってるのでそんな守旧派的社会の方を変えようってこと《典型例が体罰》)、
「(文明化した結果)『共同幻想』に適応しないと生存に関わるような状況はもう無いでしょ」という判断を前提にしてる。

故に『共同幻想』崩壊時代の昨今、”社会適応者”ってのは「時代錯誤の少数派」であり、
「社会適応時代」から→「個別に社会性を備えた個人の時代」に変遷した
極論すると、”適応者”とは「異論をはさむことなく、その環境に(現代でも『共同幻想』が生存環境の全てであると錯覚して)個性を捨てて”合わせちゃってる人”」という意味になる。

■但し、現代は過渡期だから
ハラスメントだブラックだと旧世代の考えを批判するのはいんだけど(そこには当時の社会のルールも含まれているから)、時代はまだ「これに代わる選択的概念や社会環境が出揃ってる状況には至っていない」から(ベタなところで言えば文科省がオワコンになってもフリースクールが社会的に整備されているとは言えない)、現代の歩留り階層の基本路線は「いろいろ先延ばししておこう」なんだよ。
政治にしても、新しく耳にする概念にしろ、まだ時代に追いついていないからです。
(平成時代の2chなんてのは、集合知のナントカじゃないけど膨大な数の思考実験が無限のテキストの中で行われていたとも考えられる。)
俺はyoutubeがSNSだって分類には異論あるので、所謂Twitter(X)などの場合の話だけどさ、こういったSNSはエコーチェンバー『共同幻想』RPGみたいなものなので、むしろ社会的『退行』なんだよね。
 ↑
本来の試行錯誤はAI時代の到来によって起きるかもしれない。
(エコーチェンバーを抑止する反論する賢人みたいなAIのNPCを巡回させるとかな《人によっては自分のフォロワーが全部AIだったりww》)
※これは好ましくない話も含まれていて、グローバリストがAI使ってSNSの論議を監視しようなんざ話が実際出てきてるから「SF与太話では無い」←これに対抗するAIも登場して、、とかのプロセスも将来出てくると思うんだよね。

●なのでそもそも”適応”って言葉の意味を前提にして”社会適応者”ってのを論じないと、何の話をしとんのかわからなくなるのだよ。
それこそ原則論でもあるのでご注意いただきたい(”適応”=何かいいことみたいなイメージは、近代までの「適応=生き残る」という昔話が元ネタで、これをそのまま現代に持ち込むと「逆に現実から乖離してしまう」)。
※現代的”個性化”の論議ってのは「考えも無しに適応してはダメでしょ」って話がベースにあるから。
(医療界のインフォームドコンセントなども同じ意味です《医師の言いなりに患者が適応する診療行為は現代では認められていない》)
 ↑
※同時に勘違い注意は→「かといって左翼リベラルの言う多様性は”全く個性と関係が無いばかりか”全体主義的な話」なのでここも間違うと大変な事になる(現代「歩留り」階層の政治的合理性は”緩やかな保守”だからね《若者が「社会に反抗!」とかパンクに暴れる時代は1960年代に終わってるから》)



posted by kagewari at 12:11 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月24日

『政治』というものの意味(これも時代によって変遷している)

(wikiによると)
政治(せいじ)とは、国家の意思決定機関である主権をもとに、共同体の領土や資源を管理し、それに属する構成員間あるいは他共同体との利害を調整して社会全体を統合する行為、もしくは作用全般を指す言葉である。

英語における政治(politics)の語源は古代ギリシアのポリス(都市国家)に由来する。ポリスは政治的共同体(ポリティーケ・コイノーニア)とも呼ばれ、君主制を廃止した後に民主政・寡頭制・僭主などと様々な政治体制へと切り替えて、立法などの手段を用いて市民間の利害を調節し、商業や戦争などを通してポリス全体を発展させたことが今日において知られている。経済学の視点から政治の本質を再配分の過程と見なす考えもある。

定義
広辞苑では「人間集団における秩序の形成と解体をめぐって、人が他者に対して、また他者と共に行う営み。権力・政策・支配・自治にかかわる現象。」とする。

 ↑
■要約すると(共同体というと誤解招く恐れもあるので)「社会を運営するルール(法)を定める作用や現象」ってことでいいのかしら?

重要な事は「文明と社会との関係は不可分」であり(原初的な文明が”知見の継承”になるのだとした場合、最低限度の相続社会の存在なしに何も始まらない)、
保守的意味で用いられることもある共同体の世俗系が社会である場合、
「社会のルール」が政治そのものだとも言えるかもしれない。
「アナーキズムは無秩序を意味しない(文明を否定し原始時代に戻ろう運動では無い)」とかの話も、政治の主体を政府に置くからであり(米国のリバタリアン思想みたいなことかね?)、慣習法的な発想で考えれば(=必ずしも『共同幻想』を意味しない)「社会が慣習的に運営されている等の現象や作用が文明的である事の最低条件(最初の文明)」とか、政治はどこにでもあるって〜のか、政治的判断って市井にもあるでしょ?→その典型が「折半でどうだ?」

つまり、社会の変遷(いえば世俗化と分岐だよ)、
これに応じて、本来政治も複雑に多様化するのが自然現象であり、
政府がこの分岐を阻害する場合邪魔だよねって話になるかもしれないけど(よく耳にする規制緩和の話)、それが無秩序を意味しない事は説明の必要も無いだろう。
(状況に応じたルールの分岐を中央集権的政治で運営することが不可能だからで、本来の規制緩和の目的は「状況に応じた個別のルール設定を可能とするため」であって、ちょっと前の経済学者の自由主義経済ってのはズレた話なんだよ。《EUみたいに国境を越えて多国間の上位権威がルールを定めちゃうとルールが分岐どころか全体主義的に硬直する》←実はかえって不自由になるってこと。)

■現代の「グローバリズムVSナショナリズム」ってのはそういう意味で、
近代の右翼的ナショナリズムとは全く意味が異なる。
近代の右翼的ナショナリズムってのは、知見が無いので外の世界がどうなってるのかわからず(自国だけが世界に見えて)「ここの秩序が世界一!」みたいになる様だけど、
現代のナショナリズムってのは、世界の国や文化や民族の多様な知見を前提に、本来あるべき自由な秩序の分岐として「ここではこうだから」を守ろうって事だからだ。

ミクロの視点交えて言えば、
「世界の野球で送りバント禁止」とか言うのがグローバリズムで、
「送りバントは個別チームの状況に応じた選択でしょ」って事柄を守るため、グローバリズムに対抗する時の構造がナショナリズムになるだけで、ナショナリズムが「オマエラ全員バントしろ」とかそういう意味じゃ無いから(近代にはそういう部分もあっただろうけど現代では意味が違う)。

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posted by kagewari at 17:25 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月23日

リクエスト関連(kakoさん「この件というか状況で有料相談には早い気もします」)

<後から冒頭部分に書き足りないとこ気が付いて追記>

kakoさん
<米国のソフトオンクライム《米『民主党』がやらかしてる”犯罪者は病気無罪”という病んでる思想》みたいな話だと勘違いせずに、冷静に後述読んで欲しいのですが>
>返信ありがとうございました。第三者の立場というのは個人情報で書けない部分があるのですが、kagewariさんの分析で当たっています。ストーカー心理と対応について、ありがとうございました。現状、1も2もハードルが高いです。できない自分が不甲斐ないです。人を傷つけておいて本人が何故まだ普通に生活できるのかとか、別の人に繰り返すのではないかとか、モヤモヤが残っています。もう少し詳しく相談に乗ってもらいたいのですが、公に書けない部分があります。有料相談にしたほうがよいでしょうか?

■そこのモヤモヤってのは、微妙にエスカレーションしたものがあるんだわ
「ガザで亡くなるパレスチナ人の子供はいいのか?」
第三者としての立ち位置が同じなら、同じ筈なんだわ。

つまり答えはここだよ→(前回の話でわかると思うけれど、「第三者じゃない身内の不始末」などという感情が否定できていないのだから)「第三者として」は本音なんだが、
あなたの悩みは「第三者になりきれていないことさ」。

 ↑
ここにどういうケジメを付けるのかってのがさ、
場合によると以下の供述
>人を傷つけておいて本人が何故まだ普通に生活できるのか
 ↑
思うにこの感情のモチーフは、別のところにある(あなたの内面に《場合によっちゃ誰か別人に対して》”過干渉な人”だとか)
あなた自身の「人を傷つけておいて本人が何故まだ普通に生活できるのか」がさ→お前(ストーカー人)見てると、この感情が抑えられなくなるだろが←みたいな構造で、
(ま、たとえばそれがあなたの直系血縁者の誰かだったりとかな《似てるとは言わないがあなたが「人を傷つけておいて本人が何故まだ普通に生活できるのか」と思う文節が共通している誰かとかさ》)
「このストーカー人の話が、私が奥にしまってる感情をフラッシュバックさせる」みたいな現象だ。

●さてこの場合、事実認識が(盛られるという表現はアレなんだけれど)エスカレーションしてんのな。サンプルにひとつ例をあげるとさ、
「人を傷つけておいて本人が何故まだ普通に生活できるのか」←ココ
【できネーから】
犯罪のボーダー越える人ってのは、自分が非合理なことをどうしてもやらかしてることは重々わかっている(自分の『興奮』に見合う極端なインパクトが必要なんだって感じに《そうしないと欲求と行動が釣り合わない=水圧と零れ落ちる水量の関係と同じ:代謝として均衡しない》)←何故って「囂々とした欲求が普通じゃないこと」は誰よりも自分でわかるからだよ(俺は普通の人より『賢者モード』が足りない気がする=「そうか、これが愚か者って奴か」おーろーかーものよ〜♪《実際、昭和にそんな歌がありました》)。

■常識的には(犯罪のボーダー越えても何も得しないので)「自分から誰かに相談しろよ」ってことなんだけどさ(能力的に対処してそれ理解できる奴は限られてるんだが)、これに対峙せず「いいよもう犯罪のボーダー超えるしかない」って判断してしまう『自意識』の責任は免れない。
(※相談する相手を間違えて《相談相手ではなく、”やっちまえ”とささやく者であった時》「そうか犯罪者になればいいのか」に即座に落ちるバランスにあることもわかっていただけるだろうか?《俗に言う悪い友達論》「ダヨネ〜」:”ささやく者”が自問自答する自分自身な時もあるだろね←でもさ、こういう中の人は「当人が困って無いと出てこない」ものだろ?《動機は相談と同じだからだ》)
 ↓
と は い え ですよ、「好きでこんなストーカ人になってないんだ」って意識はあるんだわ(前述括弧)。
(事情はどうあれ、クソめんどくさい大騒ぎしなければ収まらないんだから《そこは犯罪者だから、その自覚は「あの女が悪い」になってちゃうんだけどさ←”あら不思議”文章読むとわかると思うけど”そこには強い被害感情があるのさ”:勿論トンデモ見当違いな話だけどね》【ガチで加害者の犯行動機が”強い被害感情である”】という強烈なトンデモ見当違いな話だったりする。=「話の矛盾を解きほぐして《分析して》辻褄合わせれば状況が変わる」と思わない?)
 ↑
この状態は「普通の生活ではないの」
(物理的な状態にたとえると、「沸騰したヤカンにバケツで水をかけてるんだけど、火元を消すことはできない状態が延々と続いている」ような感じ。)
常に何かに追いつめられているような、切迫感の中でイライラしてる筈なんだわ。

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posted by kagewari at 05:34 | リクエスト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月22日

リクエスト関連(kakoさん「やれることがあると言えばある、無いと言えば無い」ですね)

kakoさん(あなたが自分の動機をどう整理するかという話になります)
>問題のある親族について。過去に何度も女性への悪質なストーカー行為で示談しています。親は甘く本人を叱らずお金で解決しています。今回刑事罰すれすれになり本家から切り離され放流されました。私は間接的に事の顛末を聞く立場ですが、次は本当に取り返しがつかない事件を起こすのではないかと心配です。地元で力がある家系なので今までの事件はもみ消されています。私としては精神病院か刑務所に入って二度と娑婆に出てこなければいいのにと思っています。第三者の私の立場からできることはありますか?


この文章で微妙に矛盾があるとするなら
以下です
「第三者の私の立場から」←ここをどう判断するか、まず最後まで読んでみてください。
(この「私は第三者である」というのはkakoさんの本音だと思いますよ。)

■どの論点で進めるかですが、「一族の不名誉」という命題ならあなたは第三者では無いことになりますね?(つまりそうでは無い《以下とはならない》)
近代(そうですね江戸後期から明治あたりまで)ガチの『共同幻想』社会で、あなたと類似した動機を持った場合(一義的には追放まで同じですが)、仮にあなたのような正義感をベースにする『士族などの家系』であれば、「責任もって始末して自分も腹切る」ぐらいの話だったのでは無いでしょうか。
※明治時代には、息子の不始末を母親が謝りに言って、いきなり出刃出して自決しますとか言い出すとか実際にありました(戦後の右翼フィクサーと知られる某人物は大学当時共産党にかぶれていた時に、母親が一族の不名誉であると「恥ずかしいから思い直せ」と自決してます《そういうことってあったんです》)、こういう切れっぷりの俗称が「明治の母」だったんです。
 ↑
つまり、「一族の不名誉」という命題なら(前述みたいな話になってもおかしくないが)この場合あなたは第三者では無いことになります。
しかしあなたは自分を「第三者」と述べている段階で、これは「一族の不名誉」という命題ではなく、
●「一般論として危険人物を知る私が、一般社会へ警告したい」ということになります。
であれば、捨て垢SNSなどで「この人危険と地域に告知する」以上のことはできないし、やるべきではないと思うんです(第三者がそれ以上の事に及ぶとあなたが犯罪者として訴追され兼ねません)。

かといってkakoさんの心情としては、(それでは収まらない何かがあるのでしょう)「それでいいのか」という思いで相談になったものと思います。
■できること、できないことの整理と言う点では2つあります

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posted by kagewari at 17:36 | リクエスト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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