以下の記事を引き継ぐ話ね
https://kagewari.seesaa.net/article/503565915.html
インセンティブってのは、動機付けみたいなもので、
プロ野球の契約がわかりやすい。
出来高って奴で、ホームラン30本クリアしたら+1億円とかになる方式のこと。
(見ればわかるけど、目的は30本で1億円では無い《30本頑張る動機付けが1億》)
たとえば、この選手の個人的本業が盆栽だとするよ、
本来シーズンオフには盆栽一本なんだけど、インセンティブ契約により「ホームラン30本の目標のためには今年はオフもトレーニングしよう」←このように機能するもの。
●何かを断念してでも目標に集中するための動機付けさ。
つまり高額所得や社会的地位が目的化するのは”論理矛盾”なの。
↑
こんな事が起きてしまったのは、『共同幻想』崩壊プロセスの一段階目”権威性上部構造とのリンクが切れたから”(ある筈のピラミッド構造の頂点が崩れちゃってるので、これを”崩れ”と呼んでいる)。
わかりやすい例で言えば、近世やら近代までの権威性ってのは『宗教』であったり、帝国としての国家体制であったりしたので、目的があったのさ。
「神に奉仕するため」だとか「神聖なるお国のため」とか。
(13代続く蕎麦屋で言えば「先祖が作った伝統のため」)
↓
この目的が失われて、何のためにやってんのかわからないんだけど、インセンティブだけが効いてるので本来は手段に過ぎないインセンティブが目的化したのだよ。
「生活のため(金のため)」「性対象斡旋を受けるため」
※生活のためってのも矛盾ワードで(近代じゃないので生き死にに関わる困窮などないのでありこれは詭弁)→言ってることは「金、金、金ってことさ」
■確かに所得はインセンティブにはなるよ?勿論さ
これだけ頑張れば報酬もあるんだとなれば、動機付けにはなる。
しかし報酬が欲しさに何でもやるとか頑張るってのは論理矛盾になる(だったら犯罪すら肯定されてしまう《昨今の闇バイト強盗事件ってそういうこと》)
問題は目的は何なのさって話よ、
権威性上部構造を持たない場合、これを個人的に追及なりしないといかんだろ?
典型例は『哲学』ってことになる。
そら、自分の自由時間に何を本業と成すかって話になるので、
↑
この場合自動的に(何かさ研究用のラボが必要で金がいるんだとなれば別だけど)一般論として「所得があって困ることでは無いが、自分の自由時間を削ってまで、金、金、金とはならない」のだよ(『哲学』的実践なる目的を疎かにして、得られるものが金では釣り合わない)。
●先進国の先端にいる「最低でも歩留まり以上」階層には、所得インセンティブが効かないのだよ。
↓
もっとわかりやすく言えば、賃上げや昇給が景気刺激策にならない。
(レスポンスが薄いからさ)
休日を増やしたり、ベーシックインカム導入したりする方が逆に景気刺激策になるってこと。
(基本的生活と個人の自由時間を保証するので《手持ちのお金は気ままに使ってください》、所得を得るところは余裕の範囲内でそれなりに頑張ってね《ここは個人の自由判断》)
■てか正確に言うと「文字は同じ”景気刺激策”だけどその概念が違う」
高度経済成長の景気を引っ張った一因は、個人も借金してまで消費に充てたからで(経済全体で言えば投資ってことになる)最もデカかったのが「自家用と住宅ローンだよ」。
高度経済成長モデルの、賃上げに効果があったのは、ローンの支払額のベースが変わるので(これローン総額にすると、信用貸しで博打のレートが上がるようなもの)乗数効果バリに景気拡大になったのさ。
と こ ろ が
現代の先端、メインストリームの「最低でも歩留まり以上」は、非婚晩婚だからww
自家用車に興味無し、マイホームにも(少なくとも当面は)興味が無いワケで(多くが賃貸派である)、その景気拡大モデルが通用しないの。←そもそも少子高齢化で不動産は供給過剰が確定してんだぜ?
で す か ら ね
地道に一般消費を底上げする、需要不足の補填が”現代の契機刺激策”になる。
(休日を増やしたり、ベーシックインカム導入したりってそういう話《製造業側に「品切れするのか」思わせないと、設備投資が起こらんだろ》)
安倍政権の時も目標は安定的な2〜3%の経済成長で、高度経済成長時代みたいな(借金レバレッジかかった)やれ6%だ10%だって話じゃないよってのが大前提だからね。
●ところがだ、旧世代の『共同幻想』適応者にはそれがワカランのさ、
いまだに、手段に過ぎないインセンティブ(所得や性対象の斡旋)を目的と取り違える論議が横行してる。旧世代の政党公約が、無党派層と呼ばれる最大勢力の「最低でも歩留まり以上」に響かない理由です。
(菅政権などによるコロナ給付金に世論が強烈にレスポンスしたの事実でしょ。)
政治家のみなさんは、まだそいういうところがわかってない。
(てかオツムのイカレタマスコミに叩かれたりするので《ま、財務省の差し金なんだが》、ガッツリ理論武装も必要だからね。)
2024年06月15日
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