欧米的にこれが「なんとか主義」とか呼ばれた歴史的背景は『宗教』でしょ。
【一番デカイ命題は「私有財産を認めるか否か」さ】
なので金融資本主義ガーでもなんでもいいけど、いかにも資本主義をなんてかな、、乱れたと言うかモラルとして問題視するような話が登場することあるけども、全く同じ。
これさ始まりが『宗教』命題なんだもの、
(※キリスト教の戒律に”金貸し禁止”《不労所得は禁忌》とかがあってだな、共産主義農場の原型はユダヤ教のキブツ《集団農場》なのさ。)
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私有財産を認める場合、稼ぐ才覚あるものは金持ちになる。
そこに資本がストックされる=ハイ資本主義
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でだ、それ以前は貴族が大荘園を持っていて、庶民はほぼ農奴なワケだ(或いはその領地内で税を納めるとか)。私有財産もクソも貴族以外は最底辺なのであり、
資本主義なんて言葉は、産業革命からの話であって(元地主階級ジェントリが《ジェントルマンの語源》機械の導入により資本家として台頭する)。
【この基本が「私有財産」であることわかるよね?】
端的に言えば、「私有財産」が認められ、産業革命など急速な経済成長要因があるとこに投資したものは大金持ちになるって話。
※だから時に保守派は技術進歩にも懐疑的だったりするんだよ
(彼らにとっては「庶民の私有財産保有や技術進歩による経済発展の何れも貴族階級などの既得権層への脅威:革命勢力になるからだ」)
■だものだから(市場経済にも様々なルール設定は可能なんだし←ここが大事)
なんだか資本主義ガーとか安易に否定的なことを言うべきではない。
「オマ、俺の私有財産認めないってか?」って意味になるからだ。
米国などで異常な資産家が登場するのは法制度がオカシイんだから(慈善活動やNPOやNGOをもてはやしたりやたらと非課税にするのは)キリスト教文明圏の弱点だ(日本の場合なら慈善活動じゃなくて政府が社会福祉をちゃんとやれになるだろ?)。
資産家が陰謀家になるのも宗教・文化的背景がある(当人はあれだ、救いを求めていいことしてるつもりなんだわ)、ホニャララ人は?その話は横に置いておこう。←理解のポイントは、歴史的に政教分離してる関係上、納税しても天国いけないのさ(宗教的には稼ぐこともいいことだとされてないし税金もいいことだとされてない《政教分離=政府は世俗派無神論的組織になるため》)←日本のNGOやNPOによる公金チューチュー構造とニュアンスが違うでしょ?(日本の弱点は強いて言うなら”天下り”かな)
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