俺さ長い事音楽とか聴いてる暇が無かった時代があるから(どうだろ10年20年ぐらいか)知らないミュージシャンも多い、INCUBUSもそのひとつで、(俺も知ってるスマッシングパンプキンズとか好きなベースのMISA氏が好きだってんだからちょいと聴いてみるとなるほど)どうなるのかなと、以前デビッドボウイなどのプロデューサーだったトニービスコンティの手による(彼は編曲と歌詞の手配他かな)『The Dragon Cries』みたいになるのかなと思っていたら(ちなみにこの経験が後の名曲『Manners』に繋がる)、
全然予想外れてさ、KANAMI氏によるとMike Einzigerがテーマのリフを決定稿で書いてるらしい。
INCUBUSのようなBAND-MAID
なんて表現したらいいのかな、「スゲー繰り返し聴いてる」ww
(英語コメントにも100回聴いてるが各所に散見されておる)
ミッドテンポのバラードなんだろうけど、これまでの彼女達の曲中で最も力強い、
これはさ、本当にカッコイイ人の力だと思うわ。
(INCUBUSは米国のフェスで出会い、Mike EinzigerがBAN-DMAIDの演奏スキルや特殊な作曲性を面白がって仲良くなったという話、BAN-DMAIDはSlipknotとも関係があってドラムのクラウン氏とふざけた写真を残していたりする。同じくフェスで「BAND-MAIDのファンです」とか言う話のあるメキシコのガールズバンドThe Warningとは6月に日本で共演の予定。)
人のよさが認められてるってのか、BAND-MAIDが歌うから様になるんだろねって
(気恥ずかしくてマチズモのあるオッサンは歌えないだろ《MIKU氏だからの歌詞である》)
そういいう意味でも、素晴らしいのさ
リズムセクション、歌い出し、コーラス、ソロパートはBAND-MAIDだからこそ。
※BAND-MAIDは駆け出しの頃オリジナル曲をやらせてもらえず、「事務所が指示した師匠の作曲を編曲だけってな修行時代」があって、この時も基本的なデモテープから「そこから先は自分達で」スタイルだったと思うのね。だから今回の共作みたいな手法は得意だし、それだけではなく、どことなし作曲のKANAMI氏には日本の伝統”菅野よう子”的才能があると読んでる(パクリじゃ無くて本家をサルベージして再現しちまう才能)。楽曲聞いた多くは、Mike Einzigerを強く意識するのかもしれないが、俺は存外に多くをテーマリフからKANAMI氏が構築してんじゃネーかと思ってる。
BAND-MAID『Bestie』
https://youtu.be/OvoR_Xt8mzM?si=KOElD96qTkZh_cYO
てかさ、なにげにイラストのアートも素敵だ
それからBAND-MAID評論家になってるライアンがいいこと言ってるよ
「俺はSAIKI氏にパーフェクトな英語の発音とか求めていない、しっかり彼女らしさが溢れていて、これでいんだよ(たぶん”これがいんだよ”)」
(欧米のファンである彼等さ、日本のバンドであることを大事にしてくれてるからね《らしさを失わないでくれって》)
KANAMI氏にマイキーちゃんとか言われてるMike Einzigerはこの出来栄えどう思ってるだろ。
<追記>ちなみに一部評論家などが米市場も意識して英語歌詞かと勘違いしているけれど、それは全く違う(『The Dragon Cries』がそうであったように)何かの縁で仲良くなったMike Einzigerに聞かせるために英語歌詞なのさ(そもそも『Bestie』はシングルカットするのか次のアルバムに含めるのかも怪しい)。INCUBUSの日本公演にゲストとして招かれた縁で「せっかくだから」と作ったようなものだと思う。(米国ツアーでも『The Dragon Cries』を演奏したのはトニーが観に来るNY公演の時だけだった)
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