■『共同幻想』適応社会の衰退と崩壊は、社会学の巨人テンニースの提唱した「社会進化論」の延長で解釈したものだ。テンニースの社会進化論ってのは産業革命期に起きた「地縁血縁社会《ゲマインシャフト》から、経済合理性による世俗社会《ゲゼルシャフト》への転換」。
就労構造で言えば「農奴から工場労働者、そしてホワイトカラー」
<テンニースの続きを考えると>
そして「あの文科省まで舵を切った個性化社会《ゆとり教育》」
※文科省まで動いた背景は、これは情報化社会の中でイノベーションを起こすアイデアは自由な個性的人材が求められたのだろう(俗に言う「大谷世代の登場」)←中国が先進国になれない理由に「政治的に民主化しないと自由発想の経済にシフトできないから」ってのがある(パクリを続けている間は論理的にも先進国にテイクオフできない《自分で自分をコモディティ化する矛盾》:コピー品の大量生産しかできない)
ってことはさ(ここんとこ記事リクでよく出てくる話だけど)
●「時代変遷だけでなく、地域差もある」ってことだ
(ベタに言えば田舎は時代遅れなのだから《地方はインターネットへの関度も低い傾向あるんだよね←理由はまさにメンタルだと思う》)
今回はこの辺の説明です、
主な切り口は3点
■1)「社会的ダーウィニズムとノスタルジー《『共同幻想』論》」
次の項で出てくるけど、現代では”弱肉強食、適者生存”で知られるダーウィンの進化論及びこの競争を社会に適応しら「社会的ダーウィニズム」は学会的には否定傾向なのだが、その根拠が「棲み分け論」。←読めばわかるとおりで、「存在知られていない場合競争にもならん」よね(ガラパゴス諸島に希少種が残ってるとかが始まりだったかな)。
↑
言えばこれ不動産の話じゃん、地域性だよ、
「社会的ダーウィニズムは人類普遍の法則では”無い”が、場所によっては強く出る」というもの
【それが地方だよ】
仕組みは簡単、農業他定住する固定的地権者がつば競り合いする環境にある。
わかりすくするため、先祖伝来の土地から引っ越しができない設定とする。
逃げ場所が無いのだから些細な事でも厳しい争いになる。
(典型例:不動産所有権における隣地や公道との境界線争い)
闘争に勝つためには?或いは生き残るためにすることは
「軍団を結成し多勢になることですね?」
見方変えれば「内輪同士の争い」(閉鎖的社会の中で逃げ場所も無い)。
↓
土地持ちや保守性は=個人の自我なら「ノスタルジー」『退行化』フラグじゃん
時間の流れに逆らうように”過去を権威とする”(先祖信仰)
時代は高学歴化の『共同幻想』崩壊時代だってのに、地方では『共同幻想』適応社会が”崩れ”として残るワケ(不動産環境による闘争や競争力学的に)。
●なんの工夫も無くそのままだと、いずれ人口減と高齢化からの限界集落になっていく
滅びるまでの間は、どうしてなのか?と定義する上位概念との関係が時代の変遷で切れたまま、”崩れ”として末端組織の”濃密な適応社会人間関係”だけが(後継者を失い消滅するまで)ズルズル残るだけとなる。
●俗に言う「村おこし」などのリビルドは、正体『単独者』の”保守系再選択者”によって、「未来に向けて守るべき伝統」ってのが”再発見”された場合なの。
割と有名な例だと「茅葺き屋根の集落がこれほど残っているのは世界でここだけ」など”価値の再発見”さ(これは『共同幻想』をネタバレしてこそ発見できる)。「この伝統を守らなければ」とかなって初めて、職人とかにも若い後継者が登場する(場合によってか後継者が外からやってくる)。
『共同幻想』を構成する上位概念権威を再発見するので、この関係が切れた前述の”崩れ”とは全くの別物。
しかも、「未来に向けて残すべき伝統(幻想から文化へ)」なので、『退行化』フラグも無い。
↑
今後も地域性が残るって形は、「その地域性を個性に変えて」という上記プロセスのことさ。
”再選択者”による地域に特化したリーダーシップを持った少数のグループ。
(場合によるとこの集団が”崩れ”を率いる形で救済する可能性はあるかもしれない)
※勿論地方でも県庁所在地圏は都会には違いないが(北海道の場合人口の6割が札幌経済圏に暮らす)、地方の県庁所在地の歩留まり率が全国平均ぐらいと思われる(大阪や東京の歩留まり率は田舎と10%地方県庁所在地と5%前後の差をつけて前衛化していることが推測されるため)。
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2024年02月07日
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