動物のすることだから、行動原理が必ずしも”快”に帰結することは無い

快・不快ってのもヒトが勝手に分類してるとこもあると思うけどね

■さて、産卵直後にオスもメスも死亡するサケからして、死因と言っては何だが何故その場で亡くなるのかわかっていなかったりする（直接の死因は”生存の道を探る可能性もある中でも尚”、川を上ることを最優先とするため）。本能の命じるままに種の存続を優先し自己犠牲で終わると言ってもよい。
そこは哺乳類なら尚の事であり、単純な話出産は死のリスクを伴う。
（文明化して産婦人科なる機能を保有する今だから薄れているのかもしれないが）
女性は「（神だかなんだか知らないが）場合によってか死ねってか」怒っても不合理では無い。

種族である生命はどうでんぐり返しても個の生存より種の存続に本能レベルでプログラムされており（繁殖期のオスの闘争は死の可能性すらあり得る）、”ネコ飼い”達が人道的に去勢手術に抵抗感がないのもそのためだ（賢者モードこそナチュラル）。
人類ヒト科が何故戦争するのかって、進化により過剰化した欲求に外ならず（かといってその欲求は広義展開目的に予め過剰化された性欲であり、はネコの繁殖期のような切り分けすることができない）、そこに着目した中国が宦官という”去勢された官僚”を発明したが、だからと言って彼らがダントツで平和的だなどということも無かった（脳内物質も過剰化した性欲に呼応する構成をもっているからだろう）。←人類ヒト科の場合、去勢すれば解決するような単純な話では無い。

賢くなるって余地が人類に残されているのは救済策というか、先進国化した国民の特権に近い。
■生命としては「人権侵害も常套句の『共同幻想』適応社会の方が自然なのであり」
個性化していんですよ〜って時代に生きていることはもうその段階で幸福なのだよ。
（そう望むのなら、禁断の”賢くなることもできますよ”って《個の生存を優先するのもあなたの自由》）　↑
何も主としての生存をないがしろにしているのでは無い。
先進国として少子化で滅亡フラグが立っていたとしても、この間その先進国の働きかけで途上国の生存率や人口は急速に増えるのだから「人類種」としての責任は十分に果たしている。
ズバリそのまんま「特権階級なんですからそこは大丈夫」って話。
（むしろその個性化で先進国で存在している間は、先進国の国民らしく個性化によるアイデアの提供や世俗化含めた”先進国っぽい活躍してくれる方が理に敵ってます”ってなことだ）

だいたいが、「先進国＝高い文化的水準（サブカル含む）」なのだから、
音楽？文学？芸術？←間違っても生存最優先の活動では無いから
●不条理の置き所が変わるんだと思うぞ
先進国以前は、自らも人権も無視するような不条理に（共同幻想）従うが、
先進国化以降は、人権（個性化）重視も「衣食住に直結しない生産活動に”それ”を見出す」という生物としてはどうなのそれって部分の不条理を選択するワケだ。

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