>1)子供の頃から周囲の些細な変化に敏感で不安症の気質がありました。大人になってからも、誰かが怒っていると=自分のせいだ(心当たりがなくても)と感じる癖があります。あと大きい音が怖いです。何事も悪い方向に考えてしまいます。深呼吸したり運動したり精神系の本を読んで勉強していますが、強い不安がストレスになり集中できなくなることしばしばです。不安から悪いことを引き寄せてしまうループを断ち切りたいのですが、今のまま頑張るしかないでしょうか?
2)続きです。たとえば職場の上司の機嫌が悪そうだったり返事がそっけないと、(心当たりがなくても)私が悪いならはっきり言ってくれ…という気分になります。それは錯覚だと思い込もうとし、ちゃんと仕事しなきゃと思って焦り、効率が落ちます。動悸がして仕事が手につかないこともあります。そして自分が原因じゃないとわかるとものすごく安心します。(想像通り自分が原因なこともあります)また、調べ物をしている最中にネガティブな情報が目に入ると引っ張られたり…。もっと強くなりたいです。
■まず着目すべきはここ
「周囲の些細な変化に敏感で、誰かが怒っていると=自分のせいだと感じる癖」
単純に動物の危機管理的にリスクを知覚して、
原因不明だと大変なので「付け焼刃でもどうしてなのか結論が必要になっている」←ということです、最初の”敏感”に留意すれば、あなたはリスク管理事案に個人の才能で他者より多く遭遇していることがわかります。
その都度「どうだっていいことだ」の結論であればいいこといになりますね、
(何故なら緊急事態はそんなに頻繁に起きないし、そんな不安を持つ自分がうっかりポケッと無意識にリスク要因の原因となるヘマをやらかし続けている筈が無いからです。)
この話のポイントは冒頭説明の
リスク事案の特徴ココです→原因不明だと大変なので「付け焼刃でもどうしてなのか結論が必要になっている」
●であれば、速攻結論出れば脳の速度を追い越せます
前述のように確率上「圧倒的多数はあなたが無関係でありどうだっていいことです」
”その気配を感じたら”考えずに無条件で「バカか俺、どうでもいいことじゃん」声に出していってください(脳の嫌悪ロジックシステムの反応速度より速く対応することが鍵)
仮に100回に1回ほんとうに自分が何か対応必要な事があったとしても、個別に後から謝ればいいのですから(それでも現在の不快100回確実に対して、不快1回で済みますからお釣りがくる)。
※記憶術の応用で、
たとえばね、「バカ俺」言うのが遅れて(ちなみになぜ急ぐのかって、脳は認知速度の速い情報を優先するからです)自己嫌悪システムが動き出してしまった場合→「ペナルティーを決めておく」って手もあります(バカなものほどよかったりするので、野球拳のようにその都度服を一枚脱がなければならないなどの決まりを定める)。
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タグ:不安神経症