2023年03月27日

リクエスト関連(さくらさん「《勿論心情は理解できるのですが》実はそれ無意識な錯覚の一種なんです」)

<3/28末尾に追記>

さくらさん
以外とシンプルな誰でも陥りがちな錯覚なんです
(というか”自我の動機形成煽り機能”って言った方がいいかしら)
>ありがとうございます。女性ばかりの所に転職することにします。セクハラされた私が辞めて、セクハラした人が何のお咎めなしに残って今まで通りやってるのが悔しいです。私がはっきり言えない性格だからセクハラをされるのでしょうか?

前のログでも少し触れてますが”処罰感情”(或いは行為の結果についての損得勘定)ってのは「話が別」になるんです。
●これも”家幻想”時代から半ば洗脳に近く誰もが刷り込まれるひとつの機能なんですが(ゲーム理論の原動力でもある競争心なんてのはだいたいこの辺が関係している)
「お兄ちゃんだけ得してズルい」←まあだいたいの子供によくあることですが、
「承認欲求」がらみで(悪い事なので叱られる、いいことなので褒められる)家幻想『道徳』論にこれ結合すると、よくある処罰感情などになるんですが、
 ↑
ある意味これ、自我のシステム上そうなってんです。

■素朴に言えば「誰それさんは不正なインサイダー取引で何億も儲けた」
社会的批判受けたりしますね?
(処罰感情が広範に共有されていると言えばいいでしょうか)
潜在意識も含めて”よくある見方”は二つ(他にもあると思いますが)
・お前も俺と同じように貧乏で苦しむべきだ
・俺にも1億よこせ
 ↑
競争心煽られてる側面あるのわかります?
(これに児童の道徳くっつけると→「私のほうがいい子なのに」)

●御存知のように大人の世界では法律に違反しなければ(更に言えば”逮捕されなければ”)何をしてもいい(全力で勝負する)野生のルールが前提となります。
仮にあなたの目の前に「確実に儲かる不正なインサイダー取引のネタがあったとしましょうか」
・あなたはどうします?この不正を利用して所得を得るのか、大人の道徳(この場合は個人的美徳に近い)として「私の流儀じゃない」と拒否するか。
 ↑
はい、この前提を頭に叩き込んでから以下の報道を知ったとする
「誰それさんは不正なインサイダー取引で何億も儲けた」
 ↑
何やら溜息込みで
「あー、《いろんな意味で”なるほど”》この人ならやりかねない話かも知れないね」
【不思議ですよね、前者の処罰感情が何故が浮上してこない】

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posted by kagewari at 20:58 | TrackBack(0) | リクエスト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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