2023年03月22日

ごくごく単純な「合意形成不特定多数の群れ」VS「個性化個人」の経済モデル分析

音楽の趣味で説明しましょう(経済モデルなので理解するのは簡単です)

■「『共同幻想』適応系、同調圧力による合意形成による不特定多数の群れ」の場合
ジャニーズやKポップやらAKBっていいよね?→「だよねそうだよね」
俗に言う”流行モデル”
(音楽的にどこがいいとか、何がいいとかわかっているものは無く、音楽的知見も特になく、彼らの音楽の背景《元ネタがバカラック系モータウンであるとか、現代欧州のEDMユーロビートやら、あり得ない転調を繰り返すJポップであるなど》←この辺の知見が皆無で《ルーツを辿ろうと欧米楽曲やJポップを経由して欧米パンクやフォークに趣向が向くことも無い》)
自家用車などでガンガンかけることもあるが、実際の楽曲視聴頻度は低い(ヘビーローテーションほど聴いていない《理解も浅くつまらないからだ》)
半面、芸能人のアイドルとしての意味は《性のインセンティブの点で》強く、楽曲内容に相当乃至それ以上の関心となる(新譜のプロデューサーの話では無く、芸能人の色恋沙汰のが価値が高い)。
仲間関係の誰が誰に似ているだの、音楽と全く無関係な社会階層・階級的インセンティブなどにも関心が高い。
※勿論コアなアイドルマニアも存在し”推しナントカ”など育てる系の関りがあるのも事実だが、これは音楽の経済効用って話から外れ、プロ野球などスポーツと同等のファン心理になるのでここでは例外とする。


■「個性化個人の特定音楽に対する趣味性」
人によってはミニマル系、人によってはハードロック系(米国系ならカントリーの影響がある)、人によってはメタル系、人によっては各国民族音楽系(民謡を含む)、人によってはクラシック系(オーケストラやオペラ)、人によってはクラシックソロコンサート系、人によってはJAZZ系(ビックバンドハードバップ)、人によてはJAZZ系(小編成モダンJAZZ)、人によっては英国ロック系(R&Bの影響強い)、人によってはジミヘン的ブラックロック系、人によってはカルロスサンタナなどラティーノ系ロック、人によってはフラメンコギター系、人によってはモータウン(バカラック系)、人によってはソウルR&B系(その派生のラップやDJには各論あり)、、、、、無限
「やっぱピアノはジャレットだよ」→「へーそうなんだ、お前さJAZZとか聴くの」
「限った話じゃないけれど、まあな」→「一度反田恭平のラフマニノフ聴いてみな」
「何それ凄いの?」「凄いんだよ」
 ↑
不特定多数の集団や、群対としての仲間は”決して”形成されませんが、
「話のネタとして交差するとこのある(双方各人の趣味性関心度がやたら高い分)深い話のできる信頼感が確認される」
(誰々とは突っ込んだ音楽の話ができる《勿論冒頭の人達は論外→「話にならないし、アイドルの名前も知らない」》)

場合によれば好きな音楽は朝から晩までヘビーローテーションであり(食事を抜くこともある【ココ重要】:昔から”寝食を忘れ”って言葉があるじゃんよ)、「そもそも自分の寿命から、自分の人生で視聴可能な音楽体験が限られる」ことはかなり深刻なテーマで(”友達もどきとカラオケ行ってる暇はない”)、”何を聴いて何を感じるのか”の広義展開を通じて自分は何者なのかを(その思考実験の中で)知ろうとする。
この”快感代謝”量は(実存級なので)『共同幻想』適応前者の100倍に達し、
”性のインセンティブは何も盛れずにワイルド時代の動物ミニマムへ級に還元”
社会的地位などに全く関心が無い(フリーエコノミー、サブスクなどで音楽が無限に無料で聴けることになって以降は所得への関心も失った)。

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posted by kagewari at 16:20 | TrackBack(0) | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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