2023年03月09日

時限告知記事まで書いた話なので『進撃の巨人』世界レベルで”それを理解する人格”について少し書いておこうと思う

youtuberは(収益目的な人もそうでない奴も)できれば多くの人にって部分は優先度高いのでフランス人のネエチャンもトンデモ訛りで英語でやってたりするから、相当幅広に様々な『共同幻想』を背景に持つ国の動画を観ることができる(言えばリアクション動画ってのはレベル高くなると「読書感想文コンクール」みたいなものさ)。
※俺はyoutubeのチャンネルブロッカーなる拡張機能を実装してるので(ゴミコンテンツをチャンネル単位に非表示にする奴)、NGだなと思えば(今後観る必要も無いので)バシバシ削除リストに入れているんだが、国レベルで言うと中東某国はほぼほぼNGになっていたりする。←俺さこの時の分析で、『宗教』保守派がまだ幅を利かせてる国では男同士の友人達になると「オイオイ幼児なのかよ」ってぐらいアレが何するのを発見して、次々ブロックしたせいか検索結果リストに某国系がまったく出なくなってるのでそういう偏りはあるから(モスリムを揶揄するつもりは全く無いからそこ誤解の無いように中東でもその一部の国に限った話だから《また本当にファンダメンタリスト支配国の場合アニメは視聴禁止だろう》)。
※それから俺がバイリンガルの筈も無くw、流石にロシア語は全く無理。スペイン語はまあ片言程度の理解になる(独仏系のyoutuberは頑張って英語でやってくれてるのでおおよそはわかる範囲です《そこは俺の理解力では無くて元動画の内容知ってるから雰囲気はつかめるでしょ》)。

※ちなみに民族性なのか「日本人はリアクション動画不向き」なので(何をしてもリアクション芸人風に見えてしまう)、個別に評論考察動画作成してる主を数名チェックしてきた(今でも活動しているのはひとりぐらいになってしまったけど)。
「参考にさせていただいております」(感謝です)

■海外で日本のアニメを観るような人達ってどんな奴らかって話は、過去ログに書いたことあると思うので(これ書き始めるとまたスゲー長い話になるから)、
今回は『進撃』を彼らはどう理解したのかってところに絞っていこうと思う。
言うまでも無く収益狙いの多くは「大声出して騒げばいい」みたいなノリなので観る価値無いだけどさ、それでも(大声で騒ぐのはお約束の人物でも)『進撃の巨人』最終編のあまりの凄さに「そういう騒ぐタイプの奴なのに言葉失う」ところとか見るとさ、「あーこいつは本当に深い理解があんだな」と感心した。
冒頭の地鳴らし大虐殺の凄惨さでもう泣いてる奴もいた。

当然論議は「エレンはどうしてこうなった」だとか、
海外の掲示板などでさんざ論議になった「俺はイエーガー派だフロック大好き」みたいなのと(やり過ぎてい文字通りに孤立化しちゃった人もいる)、「大虐殺はいけない」良識派のバトルがここでも展開していたり(原作諌山氏は「正義なんてどちらにもどこにも無い話」を描いてるんだと思うけどねw)、
 ↑
読みの深い連中は「どちらにも感情移入できて、どちらも正しいワケでは無い(解決策が無い)」←ここに気が付いていて(『進撃の巨人』は絶望の楽観論ってのか、この世に時間は無い説まで組み込まれたような話なので普通に時系列を追うヒーローものの感覚だと物語についていけなくなる)、
わかってる奴ほど視聴後「どうしたらいんだ(これどうやって終わるんだ)」っぽい事言ってるよね。
 ↓
そういう難解な映画って昔は一杯あったんだけどさ、その大半は「難解さのための難解みたいな抽象的作品となってしまい」途中からもうワケがワカランとかになりがちなんだが、
■『進撃の巨人』が天才的なのは、物語をどう理解したらいいのか整理が付かないまま、超一流のエンタメとしてバリバリに成立していることで、
「こいつ悪役だからやっちまえー」なシーンは”皆無”なのに、対立する登場人物全員に感情移入してしまうというこれまで経験したことのない作風を持つ。

だいたい思うのはさ、
深い理解に及ぶ(解釈が正しいとかそういう意味じゃないよ、もの凄く当人考えてるってこと)リアクターは「だから民間評論家ができてるんだね(どんなコンテンツにも考える余地がある)」って結論。
説明するまでも無く、そういう個性派に適応者はひとりもおらず、素性がフレンドリーに見えるのだよ(実際フレンドリーだからだと思う)。
逆に、某南アの人気アニメリアクターは昔から正義感が凄く強くて(勉強家でもあるんだが)、どんどんグレタちゃんみたいになってしまったというか(とにかく怒りっぽいのね)、全くフレンドリーに見えないのだよ(残念なことだけど、そこは適応系特有の排他性なのかなと《物語に対してではなくてさ”自分で勝手に怒ってんだよ”》)。
※この辺の背景は次回記事に予定している「友人」論に書く

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タグ:『単独者』
posted by kagewari at 18:34 | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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