こういう話を聞いたことありませんか?
「政治の話しとか難しいから」
(英会話講師などもネイティブが「米国では日常会話で政治の話は避けましょう」と説明している)
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これは何か
大いに『単独者』と「民主主義」に関わる事案だと思う。
つまり「自分の意見を言っていいのかダメなのか」だよね(それこそ”だよね”)
基本的に『単独者』は自分の意見しか言わないので、政治の話も好きだったりする。←俺が『単独者』率推計に、N国党や参政党の投票率を参考にしているのはそれが理由だし、
現代「歩留り」率を、無党派層や浮動票から算定しているのもそのためだ。
(『共同幻想』の構造が伝統宗教系である欧米は更に顕著で、何らかの宗教政党が多く存在する欧米の場合《保守派は宗教系・革新は共産主義教系》、無党派層はダイレクトに”宗教世俗派”を意味するためそのまんま「歩留り」率の推計と一致する。)
■ブログ読者なら『共同幻想』論御存知だと思うので省略するが、
『共同幻想』適応社会では自分の意見を言ってはいけない(同調圧力の空気を読んだ”台詞”を読まなければならない)、極論そのプライバシーは「風呂とトイレの中にしかない」。
勿論投票箱の前にもプライバシーはあるが、日常的に政治のことなど考えたことが無いので(同調圧力の空気として醸成されている話題に追随する毎日で)どこに投票したらいいのか自分の意見は無い。
ちょっとまってくれよ、、
「政治の話しとか難しいから」←ここでいう”政治”というキーワードが”自分の意見”の記号だとすると、日常会話からして”適応者”はまったく自分の意見を発言していないことになる。
(前からそう言ってるだろというご意見あると思いますが、ここ微妙にニュアンスが違うのさ)
では、何を言ってるのか?
勿論過去ログで延々説明してきた「リーダー格の発言に対して、だよね、そうだよね〜という合いの手」がメインになるが、
そこにはさ、『共同幻想』社会内部の権力闘争や階級闘争や主導権争いが含まれるじゃん
”同調圧力”VS”同調圧力”
ダウンロード進行を表すプログレスバーの動きさながらに
←ーーーーーーーーA派60%−−−−→VS←ーーーーB派40%−−→
←ーーーーーーーーA派55%ーー−→VS←ーーーーーーB派45%ー→
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こんな感じにさ、時系列で綱引きが続いているワケじゃん
これを「駆け引き」(あるいは腹の探り合い)とか呼ぶよね(これに勝つと自派の主張100%で同調することになる《全会一致の慣例》)。
だもんだからさ(笑
”適応者”達が実際何を言ってるのか理解するのは非常に難しくて、
現代の「最低でも歩留まり以上」階層には→「何が言いたいのかもっとはっきり言ってくれ」とイライラする結果となる。
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●戦後の占領下で昔米国人が、
「日本人が何言ってるのかYES,NOすらわからない」と言ったアレだよ
(そういうオマエラも”you know”語尾で大概だろって話なんだが)
『共同幻想』の強度は一神教の欧米宗教系のがタフだが、
『共同幻想』の安定度や対抗性は日本の”世間様教”のが弾力性が高いので上位なんだよね。
(※この点、欧米の『共同幻想』は壊れる時にはガタガタとだが、日本の場合はズルズルとである)
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