2023年01月31日

欧州というかEU帝国NATO体制崩壊の可能性を心配してみる(ウクライナ紛争)

ヤバい情報が軍事評論家でもあるジャーナリスト篠原から上がっていて、
(米軍のエイブラムスや英チャレンジャーはどうかかわからないが)
ドイツのレオパルドに関しては、NATOのトルコ軍がクルド紛争で使用してロシア製新型RPGで(携帯対戦車砲)既にボコボコにされており、何らの脅威にもならない可能性が高いという話。
てか、考えればトルコとロシアの関係は悪くないのだから、レオパルドの現状は高いレベルでロシア軍はわかっていることになる。

結局ドイツは米国の命令でレオパルドを支援することになったが(過去記事に書いたように現在ドイツ陸軍の戦車稼働率は激しく低下しており《5割前後》パーツが足りずに中古を支援した東欧から逆輸入していたぐらい《支援するほど余裕が無いのも事実》)、これが予想に反してコテンパンにやられてしまった場合、欧州の軍事バランスそのものが崩壊する可能性すらあるってことです。
※このトルコがらみは他でも不安定要因となっている→スウェーデンなど中立国が今NATO加盟申請しているが、トルコはその条件に「亡命しているクルド過激派の引き渡し」を求めている。←この過激派が先日スウェーデンだかどこかでテロ騒ぎを起こした(俺たちを売るつもりかと)。
 ↑
今度はそんなスウェーデン国内の右派が(移民反対派)コーラン燃やしちゃってトルコが激怒すると言うとんでもない展開になっている。
御存知のように現在ロシアはチェチェンを手名付けているので、クルド過激派を支援することもやろうと思えばできるのではないだろうか。
そんな中で、「仮にNATOに加盟しても安全どころかポンコツだぜ」ってことになれば、ウクライナが大変なことになっただけで終わる話ではなくなってしまう。


●確率の高い話では無いが、
NATOの威信低下を恐れる場合、今は遠慮がちにレオパルドを支援しているだけだが、失地回復のためにNATO軍が大規模にウクライナに入る可能性だってあり得る。
それはマジに欧州核戦争のフラグになるし(俺は仮にロシア軍が戦術核を使用するならポーランドの米軍施設付近と考えてる)、何もせずに戦力の逐次投入の愚策で各個撃破され続けた場合(米ドルがなんだかんだ米軍本位制であるように)EU通貨ユーロの大暴落を発端とする欧州大恐慌が発生することもあり得るんだわ。

ちょっとこれヤバイ話ですよ
(レオパルドの運命やいかに《と言っても訓練も必要なので「ポーランド軍がそのまま乗って参戦」が最初だと思うけれど、それ以外は少なくとも訓練に半年程度かかるので本格的に戦場に投入されるまえに戦争終わってるかもしれん》)



posted by kagewari at 02:59 | TrackBack(0) | 戦争と平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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