2023年01月20日
思考実験、「希望すれば誰でも刑務所に入れるとしたら」何が起きるのか
何を唐突にと思われるかもしれないが、
某事件で食事が詰まったか何かで死亡した死刑囚の食事のメニューがはるかに俺の晩飯より豪華であると知った時に、「あーそういえば時々、刑務所に入りたくてとかいって交番襲撃するオッサンとかいるよな」と思い出し、
ちょっとまてよ?
「志願すれば誰でも刑務所に入れるとしたら、結構希望者集まるのではないか」と考えた(なんせ医療費も無料な上に高齢者の場合介護がついたりもするらしい)。
●条件は「刑期を自己申告、主文判決理由を自分で書くこと」
その判決理由が合理性を欠く場合、受けられる刑期サービスを減らされる。
(ゴーストライターの利用は禁固5年以上の重罪とするww)
※運営上のポイントは「72時間以降、飽きたらいつでも出獄できる」(死刑と書いた場合、それがこの制度利用者か本当の死刑囚なのか法務大臣には知らされない)
最も興味がわくのは「自分で死刑って書く奴がどれだけいるのか」だとか(一歩間違うと出る前に刑が執行されてしまうというキワモノ・ツワモノ)
これ以外と、判決理由でトンデモ級の内面が吐露されるのではないかと思ったのさ。
(フロイト精神分析の元ネタはカソリックの懺悔室だと思うけど、単純に本音を言いやすい状況《うっかり「抑圧」が外れる設定》はあり得ると思うし、思ってもいない本音に本人も驚くことも珍しくない。しかもこの設定は自分で理由と無期懲役とか言う”最初からフィクション”なので、「抑圧」構造が小説家の創作並みに解除される。)
この主文を集めて「私が刑務所に入った理由」として書籍化したら、心理学的にも非常に興味深いものになるのではないかと(てかベストセラーになるんじゃね)、
フィクションなら所詮嘘でしょって話じゃ無いからな(笑
それ考えたのはその人の脳なのであり(文学作品の評論と同じ)、過去に「たとえ嘘でも情報になる」って記事書いたことあるけど(むしろ嘘の方がうっかり周辺の本音が吐露される《刑事コロンボじゃないけどさ》)、「私が刑務所に入った理由」って本があった場合の情報価値はそこ(嘘とかホントとか)じゃない。
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