こないだ書いたってのはこれな
時々記事リクでみかける風景「そこは大きな勘違いですよ」って話(2)
https://kagewari.seesaa.net/article/495618564.html
『単独者』が言うほど特別な事をしない説明の根拠として、
人類ヒト科固有の過剰な欲求はあるにせよ、原初の「反動形成」をネタバレ解放しているので、『共同幻想』の設定してるインセンティブの釣りが効かないって話。
(※『単独者』はごく少数ってことなら原始時代からいると思うんだけど、それが有権者人口の10%に達するほどとなるには社会学的時代背景無しにあり得ないと言う後者の分析です。)
■大きな転換点が『草食男子』の登場で、
時代背景としては、その直前の時代に存在した「メッシー君、アッシー君」へのアンチテーゼだと思う。
言うまでも無く『草食男子』は、現代の「非婚・晩婚」時代において男性に先行する生涯未婚派のはしりである(東京などの都市部においては未婚は男性が近い将来4割近くに及ぶのではないかという推定もある)。
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●これ完全に「性対象を斡旋してやるから(”適応”セヨ)」という『共同幻想』伝家の宝刀インセンティブが全く効いてない階層の登場を意味する。
この辺理解がトンチンカンなインテリは「やれ氷河期世代だから、デフレで所得が停滞してるから、所得格差が原因だ」など見当はずれな分析をしているが(そらノイジーマイノリティーの話が耳に入りやすいだけで)本質は全く違う。
何故なら「その一時欲求がそれほど経済事情などで断念に追い込まれているなら社会的「反動形成」による何らかの過剰化が観測されている筈だが、そんな形跡は全く無いからだ」。
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(※若干事情は異なるものの、類似した現象は急速に経済成長した中国の若者にも見られる《石平さんの中国報道などによると”寝たまま族””三無い族(非恋愛・非結婚・非就職)”などが登場し社会問題になっている》)
更なる証拠に、現代の若者の「会社関係などの飲み会嫌い」がある。
(「昭和」であれば社内恋愛など異性関係の端緒となる絶好の機会だった筈だ)
「昭和」『共同幻想』のインセンティブが全くリーチせず空回りしてるワケだ。
「歩留り」偽装者階層においても、大規模なセックスレス夫婦が登場し、やおら不妊治療なんて話が政策課題になっているほどだ(不妊の理由がセックスレスと言ってるのでは無く”暗喩”として関連するだろって話)。
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