2023年01月17日

リクエスト関連(好きな人にはいつも振られるさんに「少し補足」)

「じゃあ現代の男女交際はどうなるのか?」みたいな質問あるかもしれませんが、ここんとこ記事に書いている「対人関係と社会性」の論議にあるように深い関係=慣れ親しむ関係とは【限らない】のであって(ユニフォーム交換するのは言葉も通じない敵だったりします)、異性がどうこうよりまず「対峙する個と個」が成立しなければなりません(現代歩留り的にはね)。

サッカーじゃありませんが「個の強さ」が条件として求められているのですから
矛盾するようですが、異性関係を希求する依存性はNGになります。
そら(主たる目的ではありませんが)この世に性別があるのは事実ですし、それもアイデンティティーなのですから個の強さってのは(昔の言葉になりますが)セックスアピールにもなるのではないでしょうか。→そのまんま魅力的人物を意味するワケで、本人殊更希求していなくても”めんどう事に遭遇していくように”個と個の関係は派生していくのだろうと思います(あくまでも自然な結果論として)。

「恋愛幻想」はなやかなりし昭和にはこんな言葉がありました
 ↓
「私と付き合ってくれるの?」
そんな私ってのは誰なんですか?(『自意識』が本音を語りユニークな個性として”こういう人だ”とわかる人物像が実存してるのでしょうか)、そして誰が付き合うのでしょう(”付き合ってくれる人”が主語じゃないですよね?)。
自立する個性が確立していないと何も始まらないのです。

■既に崩壊した『共同幻想』社会では(小異を捨て大道に付くで)むしろ反対に個を抑圧し公を立てる形で伝統的人格像みたいなんをインストール(同調圧力に社会適応)しましたから、仲間は仮想上同一人物なんですよ(お前はそれでも道産子か!←ね、全員”お同じ道産子さんって人”だったんです)。
なので交際は基本「仲間であれば誰でもOK」を原則としていたので、
交際の申し込みを断る時に「何故か謝る(不思議ですね《実は受けるが暗黙の前提なんです》)」のがお約束でした。そら権威上位者などが『縁談』を運べば百発百中ですよ(同調圧力に社会適応していれば異性を斡旋してもらえたんです《勿論女性差別を犠牲にして》)。
 ↑
この背景がネタバレしたらどうなります?
(夢も希望も無いじゃないですかww『統一教会』合同結婚式かっ)
だから(バレないように)「これは幸せなことなのよ、そう〇子ちゃん誰それさんに目があるのね」←みたいな感じに「恋愛幻想」を発明し、同調圧力に社会適応を求めた(恋愛八百長ドラマの始まりです)。

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posted by kagewari at 03:14 | TrackBack(0) | リクエスト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リクエスト関連(好きな人にはいつも振られるさん「連続での長文は本当はNGなんですが」)

好きな人にはいつも振られるさん(ま、今回はそのまま2連発でお答えします)
【それから規約の注意記事踏まえてない部分もあるから】
マヌケな友人が何か言ったとかも【知人の話】なので引用NGです
(どうせ取り巻き論的に都合のいい「強迫心理」援護射撃として利用されるだけですから)
>いつも変な人やおかしな人ばかりに好かれ、私が望んだ人には見向きもされません。よくセクハラにも遭います(美人だからということではないです)。よく人から「美人な人、頭の良い人、気がつく人はそれ相応の男性が寄ってくるけど、おかしな人や低スペの人はそういった人にはハードルを感じて近づけない。おかしな人はモテない女ならいけると思って近づいてきたり、こいつなら何しても大丈夫だと舐めてセクハラの対象にされる」と言われました。また「あなたは男を選び過ぎてる。年齢差がある人や多少キモい相手でも妥協して

>付き合う相手を選ぶべき。あなたが低スペだから相応の人しか寄ってこない。かといってあなたが努力して並のスペック以上になるのも無理」と言われます。といっても恋愛もできないような人は中身にも問題があったり、精神的に自立できないような人ばかりで好きになれません。顔が悪くても気にならないし、頭が良くてコミュ力もあり、精神的に自立した人なら良いのですが、そういう人にはすでに相手がいます。私は非モテで同性の友達もいません。自分磨きもずっと頑張ってきたけどやはり好きになった人と付き合うのは無理なのでしょうか…?

1)あなたは正確に言うと人を好きになった経験がありません
(てか意味を取り違えてますねってか、話が別の趣旨に行ってます)
原理原則から言えば
私はシャーロット・ランプリングやシビル・シェパード好きでしたが、自分と直接色恋沙汰にならないからどうしたこうした思ったことありません(ファンとしては彼女達が誰と関係することなってもうまくいくといいですねぐらいのものです《てかあまり興味が無い》)。
「その人が好きだ=その人を応援したい」ってことなりますが、自分と付き合ってくれないから失望するとか”何の関係もありませんよね?”
(※昭和の名作『無法松の一生』でも主人公の《身分違いの》三船は好きな奥さんに生涯手を出すことなく応援し続けます)

●あなたの好きな人ってのは性対象として関係したい相手のことです
自分と性的な関係になってくれないかしらと期待した相手のこことになります。
(それを好きな人というはどうかなと、交際してくれないと失望しちゃうんですよね、、)
これは対人関係の話で、好きな人どうこうの話ではありません。
以下の2に被りますが、フォークダンスコンビのジレンマと言って、ある意味相思相愛の関係が偶然に成立することは数学的に不可能だからです(私過去に『単独者』パターンで試算した時、4億分の1の確率でした)。←故に近代はこれを上位権威による『縁談』で行った(私は当て字的に”合姦”と呼んだりしてます《そもそも同じ会社の同僚が「その段階で候補」とか『統一教会』合同結婚式真っ青です》)

2)冒頭記載の規約上の注意記事について
https://kagewari.seesaa.net/article/486298537.html
あなたがどこの世界のファンタジーの話をおっしゃってるのかわかりませんが、
『明治安田総合研究所』
調査研究・レポート結婚・出産カテゴリー
https://www.myri.co.jp/research/cat_marriage.php
上記Pから「2016年 20〜40代の出産と子育て(第9回結婚・出産に関する調査より)」
PDFファイルが開くから
<一部抜粋>
<20・30代未婚者の意識・実態>
20代男性                        20代女性
2016、22.3% 2013、33.3% 恋人がいる  2013、42.6% 2016、33.7%
2016、19.3% 2013、30.2% 自分は社交的 2013、37.6% 2016、17.7%
2016、36.7% 2013、47.3% 休日は出かける 2013、49.2% 2016、35.7%
2016、11.3% 2013、17.8% 恋愛に積極的 2013、22.1% 2016、16.0%


独身女性でも7割が交際相手おらず、8割以上が恋愛幻想への関心失ってます
男性に至っては8割近くが交際相手おらず、9割近くが恋愛に関心ありません。
『晩婚・非婚』というのはそういうべくトルの中で推移しており、
●この「最低でも歩留まり」時代に、恋愛幻想に熱心なのは、恋愛リアリティーショーなど喜んで観ているDQN(”崩れ”適応者)ぐらいのものです。
 ↑
違和感あるかも知れませんが「とーぜんです」
現代の「最低でも歩留まり」階層が本音を語るのは限られた友人だけです
偽装適応中は「彼氏ガー」とか言えば打てば響くように「そうだよね〜」言ってますからww
(勿論プライバシー保全されたアンケートなら「はいなんですか」と本音で答えている)

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posted by kagewari at 01:29 | TrackBack(0) | リクエスト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月16日

対人関係と社会性は別のことだから(1)サッカーなどスポーツににたとえるとさ

チーム内で人間関係ベタベタしてるとチームワークが機能するとか全く無いから。
プロ野球においても、昔の東映フライヤーズや、近鉄バッファローズや、広島カープ黄金時代など、選手間は口もきかないほど仲が悪かったなど(そら独立事業主で競争相手だし)有名な話で、
サッカーにおける戦術理解などに至っては、中田英寿のスルーパスを理解できるかできないかで結果は天と地ほど差になる。
ハリルホジッチ以前からサッカー日本代表に求められていた”個の強さ”ってのは「迷いの無さ」であり、自己決定の明確化のことだから(自己責任権限の大きさ)、この人物との個人的関係があれこれぶつかるのはむしろ当たり前で、誰とも仲のいい慣れ合い体質の選手に個の強さを求めるのは間違いであることになる(オフに気軽に楽し気とは意味違うからね《オフは誰と仲よくしようが個人強度が落ちるとか無いだろうから》)。

しかし、特にサッカーがそうですが誰にもパスを出さず(裏をとった選手がいるってのに)強引に持ち込もうとして速攻相手にボール奪われていたら「ただのバカ」になってしまいます。
或いは(昔よく見た風景は)日本社会らしく空気を読んだ”優しい横パス”出して、思い切りインターセプトされるなどww
【個の強さを発揮する条件が、高度な戦術理解であり】
■社会性とは戦術理解のことでしょ《間違ってもベタベタ人と仲良くすることではない》


■しかも、ここでいう対人関係ってのも、
近場の誰かとベタベタ仲良くしてることと対比して
本気で削りにいって試合後にユニフォーム交換するリスペクトのある関係とどっちが高度かって後者じゃん。真剣勝負を戦った相手は、言葉を交わしていなくても関係は深く実存する。

戦術理解の動機は「その試合に勝つこと」であり、
真剣勝負は「その試合に賭ける意気込み」あってこそでしょ。
(誰かと誰かは友達で仲がいいからねって、小学生じゃあるまいし、、、)
故に個の強さの背景は「その試合に勝つという意気込み」のことであり、個人が迷いなく”こうするんだ”という自己決定の明快さ(自己責任権限の大きさ)、これが強い社会性や本気の対人関係を成立させるのであり、、、
「人当たりのいい社交性や話を合わせるのが上手だだの、空気を読んで名調子」←こんなことでは無いぜ。
(そういうFWで点がとれるん?)
※プロスポーツになると”確信犯的再選択者”みたいな話にはなるけどさ
(『共同幻想』ネオ・コンサバティブだけど、中身は『単独者』のこと:”再選択者”)

■経済学で説明したことあるけどさ、
現在の「最低でも歩留まり以上」階層の若い人が、勤め人を「社畜」として揶揄する背景に、
たとえばさ、戦後の本田やTOYOTAみたいに「この車の開発が日本の命運を決する」みたいな”環境”がもう無いワケじゃん。
(ついこないだ書いた映画ネタの”緊急事態で『共同幻想』が浮上”の論理そのままで、近代までは多くの仕事が国家の命運に関わるようなエンタメ性を持っていた)

マクロ視点で言えば、これは即ち「経済のソフト化」のことであり、
プロスポーツや福島原発東電職員のような限られた職種以外で言えば、(ソフト化で半数以上の職種が第三次サービス産業化するなかで)「その保険会社が無くなったからといって誰かが困るのか?」ってな職業だった場合、「高度な戦術理解を求める環境にあるか?」(自分の勤務先がしいて言えばあっても無くてもいい仕事だったりするってのに)、今やってるバイトが俺じゃ無かった場合、誰か困るのか?(せいぜい職を求めて困ってる他の人がいいタイミングでパートタイムの職を得るってことかも知れない)
「しかしプロになれば(=そこで”フリーランス”を思いつくと)」
 ↑
この状況は経済の先進国化、第三次サービス産業化において必然的に発生するのもので、
(米国では50年代などとの対比でよく語られることではないかしら)
「(プロでは無く)昭和的職場において本気のぶつかり合いがしのぎを削る状況は過去のものになりつつある」
猛烈サラリーマンが自分のことをサムライと思うような時代は終わり、
プロスポーツだって興行ですからサービス産業ですが、”プロだから”こそギラギラ実存感ある場面が登場する。
(※勿論だけど、現在の経済ファンダメンタルでフリーランスがどれほど食えるのか怪しい話なので、潜在的にそういう希望があるってところが《次の労働形態がどうあるべきか論じる時の》ポイントになってくるだろうってね、)


<つづく>



posted by kagewari at 13:41 | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月15日

先日紹介した近未来予測みたいな対談を受けて(心理学的にどう思うかって)

ネタ元はこの記事
この動画の何が神回かって「編集が神」(中身はともかく少し視聴してから読んで欲しい)
https://kagewari.seesaa.net/article/496743534.html
どうもこうも都市伝説系のスピンみたいな話なんですが(断片的に理系論議で語られているネタではある)、現代の若い人の心理を垣間見ることができる気がします(そのアクセス数から若いネット世論を釣れてるのですから)。

現代の若い人とは=「最低でも歩留まり以上」階層であり、
ブログ看板の規約記事統計に表されてる『単独者』予備軍のみなさんです。
過去記事で現代SNSが「欧米人の考える日本的『共同幻想』(世間様式)論」書いてますけど(『宗教』系『共同幻想』よりはるかに緩いのが特徴)、たぶんそこに錯覚があるのかな。
事実、現代の若い人はSNSの構造についてそこまで違和感持ってないですからね。期待感とまで言わなくても(オイオイ日本人ならとっくの昔に慣れ親しんでるだろって、、)「古くて新しい」って奴でしょうかね(直前記事じゃないけど「昭和」を知らない人も増えているし)。

その期待感とは「自然発生的で市場原理のような合理的構造の『共同幻想』」
いきなりネタバレすれば、経済学の古典主義じゃあるまいし、「そういうの無理だからw」
ミクロ視点とマクロ視点の錯覚ってのもあると思う。
●確かにミクロに相当する個の『単独者』論で言えば、「『自意識』関心度の低いどうでもいいところは保守系の慣習などに確率上収束する」ってことになります(キテレツな靴下がどうしても欲しい人などおおよそ登場しない)。かといってマクロに相当する社会学的に「全人類がネットに接続することで(=市場に参入することで)、法律や警察権力なども必要の無い合理的社会(=古典的均衡経済)が自然発生する」なーんてことは【起きません】
 ↑
どういうことかって、
『単独者』論における保守的収束ってのは『自意識』にとって関心度の低いどうでもいいところなのであって、それが政党の綱領に化けることはあり得ない(権威性が派生しませんから)。
『単独者』論において重要なのは「社会的には些末に見えるかもしれない”差異”」であって、選択肢の確率上(高校野球を100回戦にすると参加校数が凄いことになる=選択肢の分岐回数を増やすと個体差は無限になる)、「絶対どこか違いがあり、本人はそこに自らの実存を賭けるほど拘ってる」ことになります(場合によっちゃそれがトイレの芳香剤の趣味だとしてもねww)。←逆説として「こんな違いが社会性に通じるような概念になる筈も無く」で、あってだな、

社会性ってとこでは「大変便利に使わせてもらってる日本語話者」を相手に話すのが楽なのであって、確かに近未来完全自動翻訳はあり得るんだが、自分でニュアンス的にそれでいいのかって(どれほどAIのセンスが良くても)自分で確認できないってことは(些細な細部に拘る)『自意識』にはストレスになると思うんだよね(まあ通じるっちゃ通じるけど)。
ここはさ、外国のリアクション動画なんか観ている時に「いやいや勉強して日本語とか使わなくてもいいから」ってあるじゃん(意味の理解以上に英語で彼らがどう言うかって部分にも個別の印象あるんだし、そこはネイティブで語っている様子を聞きたいと思う《事実関係だけを知りたい報道や論文とかでは無いから》)。←そら自分に対してもそう思うだろうと、

●そんなこと言い出すと、マイナー言語の小国は不利になるかって、下世話なことになるけど地政学上周辺国家は近隣大国の影響受けるのであって(偶然前人未到の未開の土地の民族を例外に)それが準公用語とかになるから、小国過ぎて損って騒ぐほどのことも無いだろうと思う。
(小国なのに異様に民族主義的だってなれば、その国の『単独者』は「うわぁ反動化してる」とか気が付くべさ)

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posted by kagewari at 17:57 | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月14日

何の因果でそうなったかワカラナイのだが(放送禁止の)『レインボーマンの歌』

どうだろ、割と好きだったヒーローものかな、
OP主題歌「インドの山奥で 修行をして〜♪」は忘れられないな
(存外にこのネタがオウムのアレに影響しとったかも知れない)
LGBT的には今でこそ「愛の戦士レインボーマン」の時代だと思うのだが。。

むしろyoutube界隈で話題になっているのは、
劇中登場する悪役「死ね死ね団」のテーマである
(大東亜戦争の日本への恨みを持つアジア諸国の秘密結社という設定)
無駄にクオリティが高い
B面でいたいけな少年少女が「あいつを殺せ〜」とさわやかに歌っている様に癒される。。
 ↓
死ね死ね団のテーマ、あいつの名前はレインボーマン
https://youtu.be/RUI3CR95W_I


OP、特に2番の歌詞はそのまま現代左翼リベラルに通じるLGBTレインボーマンであった
愛の戦士レインボーマン OP曲【full】
https://youtu.be/nOVIzt1M1HI



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posted by kagewari at 20:53 | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月13日

この動画の何が神回かって「編集が神」(中身はともかく少し視聴してから読んで欲しい)

時々紹介してる都市伝説翻訳系youtuberのNaoki氏ですが、
トンデモ無い動画をアップされておりまして
(神回)新たな仮想世界を創る佐藤航陽さんとは?!
https://youtu.be/bqe0hZcmOec?t=120


話の内容は量子論他このブログでも昨今紹介してるネタですが、
(とりたてて新しいネタは無いっぽいけど)
何が凄いって、
庵野も真っ青の「早口台詞と間の無い編集」
猛烈なハイスピードでインタビューが編集されてます。

確かにこれって、2ch含め昨今のネット系が普段テキストなど読み進むスピードと同じかも。
(youtubeのニュース動画なんかだと倍速でチェックする人もいるぐらいだから)
Naoki氏が意図してこうしているのかわかりませんが、
この動画がメタバースだわ(自分で何言ってるのかワカランけどww)
そらネット系世論と新聞地上波TV系との間で格差が広がるよ、
1秒当たりの情報量が違い過ぎる。
この情報速度って、BAND-MAIDや最近の米津玄師氏の楽曲『KICKBACK』(アニメ『チェーンソーマン』のopテーマ)などの背景インスト演奏に見られる「何やってんのかわからないほどの情報量」に被るとこあってさ、

おーなんか意味わからないけど、この編集神がかってるとマジで思った。
(※ちなみに動画の内容も面白いよ《個人的には今でもメタバースって言葉には馴染めんな》)




posted by kagewari at 21:57 | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「フロイトがフロイト心理学の影響を受けた経済学を知っていたら、力動論は完成していた」 (皮肉な話)

フロイト心理学で「何言ってんのか一番わからない」のが力動論で、
多分フロイト先生もよくわかってなかったんだよ(笑
仮説のまま終わったみたいな論考で、
(リビドーとデストルドーをインフレとデフレに置き換えるとさくっと繋がる話だった)
後にフロイト心理学の影響を受けたケインズ経済学以降の現代経済学の理解を持ち込めばフロイト力動論も説明しやすかったんだな。
しかしフロイト先生の時代には古典経済学しかなかったワケでww

俺がここのブログでフロイト心理学の解説に経済学が使えるって気が付いたのいつからだつたか忘れたけど、まさか経済学部経済学科卒が生きるとは思ってなかった。
案外、文学部とやらで心理学とか専攻(一般教養以外でそういうのあるのかな?)するよか、経済学専攻でよかった。
経済学の知識はフロイト心理学の理解に使えるんだわ。

フロイト心理学・近現代経済学とかってのが、知見の無い人には「何言ってんのかわからない」とこも似てる。
※俺の卒論は「労働経済学においてエビデンスになってるマズロー心理学批判」だったのだけれど、後に「臨床系の中途半端な心理学モナー」の理解にも役立ってる。


■フロイトは現役精神科医だったので(世間にうといとろろもあるとは言わないが)、故にわからないこともあっただろうと思う。当時は合法だった「コカイン入りワインが滋養強壮に効く」とか言っちゃってたりねw(欧州のこの流行が後のコカ・コーラ開発に連なる《現代のコーラには入ってませんよ》)
その偉大な功績は「自我構造」って概念を心理学という形に体系化したことにある。
(アインシュタインの相対性理論における「E=mc2」みたいなもので、枝葉各論は諸君任意にがんばってくれたまへのような話さ)
構造があれば、バランスがあり(力動論ではなくて)均衡論のがハマるのさ。
てか、力動論を完成させたのはジョン・メイナード・ケインズだったんだよ。



posted by kagewari at 12:47 | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月11日

第5ラウンド(M A Great Again)「映画によくある設定上の誘導(そら状況で事の優先順位は変わるから)」

『アバター2』は観て無いけどさ(一作目は無料のサブスクか何かで観たんだったかな)
シナリオの命題として、家族が何とか提示して状況を(惑星側が)近代以前の安全保障事案にしちゃうと、自動的に生存優先の『共同幻想』が浮上するので、この状況で家族ガーってのは流石に無理がある(そら状況がそうさせとるじゃん)。
キャメロンと言えば映画『ターミネーター』だけど、
考えてみれば、「ジョン・コナー一族物語だったね」。←キャメロンはどうしても家族のなんというかな(日本で言えば戦中特攻隊時代のような)追い込まれた状況や(なんせ『ターミネーター』は人類を救うだし)上位概念の枷をハメて、意地でも頑張る家族達の”状況を作ってる”のだけれど、
皮肉なことに『ターミネーター』がウケたのはT800ターミネーターのキャラなんだよね。

そこで(一作目でカイルを主人公にできなかったので、今度はどうしてもサラ・コナーを主人公にと)2作目において、T850ターミネーターが父親みたいだって話になってしまい。
「またやっちまった」(アバターだと車いすの軍人?彼がそういう位置づけなのかな)
キャメロンが何に拘っているのかわからないのだけど、
非常事態や戦争で追い込まれ状況や生存優先の『共同幻想』浮上をやっちゃうと、
(事が戦争なので)軍事力凄いキャラが主役になるのは仕方がないんだよ(笑
それでも尚諦めないキャメロンが何がしたいのか(アバター2はかなり米『民主党』寄りのPC設定てんこ盛りな上に《現代ではイーストウッドを例外にガチそっちよりのハリウッドですから》、こそっと捕鯨で日本ディスるとか左翼チックなSDGsだってのに)、左翼設定があるとどこをどうひねくり返しても(革命のため家族も密告してしまう)共産主義なんだからさ、無理じゃん。

ここは共産主義系で表向き意地でも反戦なのに、戦闘シーンが一番カッコいいジブリの宮崎ハヤオにおけるジレンマによく似ている。
左翼の心情には深いアンビバレントがあるんだろうね。
(自分が左翼であることが、ノスタルジーに対する罪悪感になっちゃうのかな。そこで贖罪のつもりで映画を作ると、スゲー戦争エンタメ映画になっちゃうというww→「その思いが銃弾に」)

※このキャメロン設定は「定期的に戦争を引き起こしてしまう米国心理の闇」みたいなとこをを実は反映してないか?、、、ちょっと待てよ、、、どうして左翼『民主党』は戦争屋のネオコンとくっついているんだ?

●個人的にはキアヌ・リーブスの『ジョン・ウイック』シリーズのがいさぎいいと思う
「愛犬の復讐でマフィア皆殺し」←このプロットの勝利だよ、
この場合、家族ってのが殺し屋組織などのマフィア側(何々一家)として描かれているけど(主人公が生きる理由も「故人である妻との記憶のため」という正面突破ノスタルジーであり)、もっと殺伐としているというか(鉄火場設定だから軍事力がモノを言う)個人はもっと単純に命張るだろって切れっぷりってのかな(作中どう見てもジョン・ウイックはキ印なのであり)、
そうそう、エディプスの影が無い(『パルプフィクション』や『キルビル』のタランティーノも同じかな)。

これに反して、キャメロンはエディプスの亡霊に追われてる気がする。
するってーと、『アバター2』ってのは、米『民主党』左翼PCなSDGsとネオコン映画みたいなことなるんかな(抑圧された動機は家族ノスタルジーを裏切った罪悪感みたいな)。
考えてみりゃ、
米国はそれを本物の戦争として繰り広げており、存外にこのテーマは重いと思う。
(左翼であるが故に、無意識に戦争を希求してしまうとかな、)

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posted by kagewari at 12:46 | TrackBack(0) | 戦争と平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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