長いです(ほぼ論文)読む人は是非最後までw
着想は米国の大学だったかがやった実験です
(これ規模や精度がどうこうでは無く合理的にはにわかに考えられない結果が限られた母数でも統計的に観測されたってだけでデカイ話)
ネタ元は、都市伝説系youtuberのナオキ氏の動画じゃなかったかなww
●「何もできず椅子に拘束された状態で(目隠しもするんだったかは忘れました)、とにかく極度に退屈な状態にどれだけ耐えられるか」みたいな実験、
ただひとつ操作可能なスイッチがあります、
「痛みを伴う不快な電気ショックを発生させるスイッチ」です。
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半数を超える被験者が「我慢できずに、この電気ショックのスイッチを押してしまう」※更にここには(ブログでは詳細書けませんが)ある猟奇的殺人事件の動機を構成する要件も合わせて考えると(性的欲求不満で殺人へと追い詰められていく背景)、
そしてまた更に、フロイト心理学におけるリビドー充当とその代謝不全がある場合、近代などではヒステリーなどの症例がみられていた件(言い換えるとエディプスコンプレックス要因で主体的な「動機形成」が阻害抑圧されるというものです)。
※生物学者ローレンツの説によると、人類ヒト科は霊長類として異例の進化により(繁殖期が24時間365日化に無限拡大)哺乳類が繁殖期に生死をかけるほど大暴れする状態が”常態化”した生物であることが示唆されており(求愛行動などのトンデモモチベーションが文明化のトリガーとなった)、
この辺踏まえて以下に展開。
■「退屈したら死ぬ病」の定義とは、
・人類ヒト科は通常の生物の「年一で異常な行動力を発揮する繁殖期同様の日常をノルマとして科されており」
・確かに生物学的に、原始時代の狩りにおいてこれほど長距離追う捕食獣はいないと言われるほどであり(20キロなど平気で追えた)←このモチベーションは通常の哺乳類には不可能
・仮に「快感代謝(所謂リビドー開放、欲求の代謝のこと)」が滞ると(散歩を禁じられ監禁された犬で想像してください)→発狂する
・そして『快・不快原則』:脳はそれが快なのか不快なのかを特定できず(ジェットコースターやホラー映画や激辛料理は不快なのか喜んでるのか脳にはわからない)脳に特定できるのは『興奮』値だけである(『興奮』を獲得可能な動機形成に成功さえすれば「快感代謝」は完了)
【極端に言えば『興奮』を伴えば、快でも不快でもどっちでもよい】
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だから「失業などで(日常的な快感代謝のルーチンを失うと)」→「鬱になるんです(とりあえず不快『興奮』で代謝しようとする)」←【言えばこれが電気ショックです】
■更に心理学的発見ってことでもないけどさ(誰でも体感していること)
「大事に冷蔵庫にとっておいたプリンを食べられた時の恨みは10倍返し」の法則が関係します。
「反動形成」です(もっと正確に言えば民事訴訟における精神的苦痛って奴)、
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原理は簡単で、「一次欲求の企画が断念か、失敗などに外的要因によって追い込まれた時、一次欲求を構成していた欲求が、反動係数倍化する」ってものです。
ただでさえ哺乳類として異常な欲求代謝ノルマを負っている人類ヒト科に、更にその欲求総量が係数倍化するんですよ?(しかもその代謝に失敗すると発狂するというゲーム)
※これを生物学者(動物行動学者)のローレンツは、移転とか移動とかで魚のグッピーの繁殖期行動などで証明するんですが、「怒りにまかせて個体同士で喧嘩するのはナンセンスなので、ガツンと水槽にブツかって怒りを逸らしたりする」のです。
ええ「(選手を毎日殴るわけにもいかないので)星野監督がベンチをガーンと蹴り上げる奴」
(八つ当たりも似たような現象のひとつ)
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心理学用語にも移転や移動や象徴化などありますが、そういう意味ではありません。
【そもそも”その欲求”は脳的には最初から色がついておらず(快でも不快でも何でもいいぐらいなので)、一次欲求の全く無関係な方向に切り替えると、(関連事項ではないので:以降は二次にならない《その都度新規の一次欲求になる》)
反動形成の影響を受けない(オルタナ企画が殊更の阻害を受けない場合そこで代謝して終わる)】というものです。
●「え?わかりません?」→
一次がダメで二次になる時に「反動形成」って起きるわけで、仕切り直しで「次なる一次」に切り返ると構造的に永久に「反動形成」の影響を受けないでしょって話。
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posted by kagewari at 06:55
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心理学テキスト「Why not」
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