ふとした疑問2さん(所謂心理学から言える一般論で)
>PMS(月経前症候群)や更年期障害などはメンタル面が原因なのでしょうか?若い頃は私も生理ニ日目は母がいないと精神不安定でした(今はないです)。PMSや更年期障害の人の中には鬱やイライラが尋常じゃない人もいます。閉経後の更年期障害が怖いです。あと出産直後のガルガル期も赤ちゃんを持つ母親の本能なのですか?夫の家族に赤ちゃんを触られたくない(中には実母にも)という女性が多く、本人達も「今思えば何であんなに拒絶反応出たのかわからないけど出産直後は舅姑小姑に赤ちゃんを触らせたくなかった」と言う人が多いです
(ある意味メンタルってのは脳内物質の影響で起きるワケで《通常はそれを引き起こすのが自我の論理性トリガーってことになるんだけど》)
■更年期や月経前ナントカってのは生理的に脳内物質が前後しますから(よくホルモンとか言われるのが実質脳内物質だと思っていいです)生理的要因でメンタルが左右されるんです。
感情ってのは、脳内物質の結果であって(ドーパミン無ければ怒る人もいない:なので勘違いして薬物投与やりすぎるとロボット人間になってしまう)、先に脳内物質が生理的理由で前後左右すればメンタルにダイレクトに影響与えます(アルコール飲んだ人がどうなるで考えればわかりやすい:ちなみに脳内物質ってのはそこいら辺のドラッグ逃げ出すほど強力です)。
■うんで、心理学的に言えば(快・不快原則)
脳は『興奮』獲得の成功体験を重視しますから(脳にとって”快感代謝”は、快によっても不快によるものでも【どちらでもよい】)、生理的要因で不安定となり(『興奮』しやすくなり)”めんどくさい事が起きたとする”←これが成功体験となり、生理的要因が実は収まってきてるのに”(それこそ論理性に一服)盛られて”その不快状態が激化したり、必要以上に継続したりってことがあるだろうと。
(なので生理関連や更年期は、鎮痛剤なりピルなど応用のホルモン療法なり”対処療法”に一定以上の意味があることになります:言うならば「生理的要因による循環性のトラウマ論」みたいなことにならないようにね。)
そもそもが人類ヒト科のメンタルは「24時間365日繁殖期」という異常に肥大化した性欲(あらゆるモチベーションの源泉であり文明化の理由)に起因しますから(リビドー論)、
性ホルモン関係がメンタルに及ぼす影響は「そら大きいわ」って事で
●参考に男性の更年期障害を例に取ると(これ典型的なので説明しやすい)
EDになって、性行為が一生できないと知った場合、
性行為は「アクティブに(攻撃的・主体的に)獲得される快感『興奮』の代表格」ですから、
快・不快原則上、快感による”快感代謝”がもうできないのではないかみたいな錯覚に陥りがちで(性欲は広義にサブカル・オルタナ展開しますので《文明化がそうであるように》、性行為が不能になっても全ての快感代謝を失うワケでは【無い】)、
するとさ、落ち込みますよね?→この瞬間”不快感代謝”のフラグが立ちます
(脳にとって”快感代謝”は、快によっても不快によるものでも【どちらでもよい】)
脳は、獲得確率の高い行為を選択推奨しますから→「俺はもうダメだ」って不快『興奮』で代謝をゲットしようと画策します。→これが男性更年期鬱って奴です。
言えば人類の全てのモチベーションの源泉は異常に進化した性欲(”猛烈な生存欲”と考えるといいかもしれない)によるのですから、女性の更年期や月経前ナントカってのは【それそのものがメンタル事案】ってことです。
【そうそう、思春期『反抗期』が”性欲の獲得”をトリガーとするのと同じ】ですわ
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タグ:快・不快原則