2022年02月17日

『進撃の巨人』が提示する”論議”は存外に広がりがあるかも

ネタバレしてもいい部分までの話として、
『進撃の巨人』はナチスのユダヤホロコーストをモチーフに(登場するパラディ島もナチスのマダガスカルへのユダヤ人移送計画をなぞったもの:アフリカ戦線が思うようにいかず移送の鉄道拠点だったアウシュビッツにユダヤ人収容者が溢れ、ホロコーストの悲劇となる)、追い込まれたエルディア人が世界を滅ぼす悪魔と化すという話になっているんだが(人種偏見が本当に悪魔を生み出すという構造)、
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これが現代社会の場合、モチーフが20世紀のユダヤ人差別であることを海外の視聴者も当然わかっているんだけれど、作者諌山氏が凄いのは「エルディア人が嫌われる理由を昔のエルディア帝国がとんでも大国で各国を植民地にして残虐の限りをつくした」という設定になっていることだ(昔はナチスみたいな存在であったことが劇中エルディア人差別の始まり)。
マーレVSエルディアは、そのままローマVSゲルマン人の図式ね。
言うまでも無く、諌山氏が意識したのは戦後日本の自虐史観であり、作中登場する初代レイス王の打ち立てる”不戦の契り”は憲法9条を意識したものになっている。

結果として、現在絶賛欧米で行われている「白人自虐史観」であるとか、BLMに代表されるような、「白人至上主義なるトンデモ右翼がいてナチスと同じだ」なるレッテル貼りで、白人保守層を”根絶やしにしよう”なんて動きにハマってしまい、
存外に世界各国の白人階層が、作中登場するエルディア人に自分達を投影している。
(設定上エルディア人はドイツ名だしね)
※始祖ユミルに関しては全人類的な女性差別史観を表しており、女性視聴者の多くがそこに気が付いている。←同時に古代の奴隷階級出身であることから、奴隷の歴史を持つ民族視聴者もそこに投影するものがあるって話。

■「白人は悪魔なの、過去の残虐な歴史をお忘れですか。無抵抗に全員死ぬべきなんです」←みたいな話が登場し、それは違うだろって部分に視聴者のほぼ全員が同意する形になっている。
現代に置き換えれば、「私の両親も祖父母もインディアンを虐殺していない」とかね。
(※ここには更に裏話があり、インディアン虐殺したのは『民主党』だろうって)
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結果的に(それ明示的でないが故に)
■現在左翼が絶賛プロパガンダキャンペーンやってるPC(ポリティカル・コレクトネス)へ反対するような方向になってんだよね。
(※勿論構造として、初期の設定として戦後日本を批判する視点があるからだけどさ。実質主人公の”ミカサ”の名前は、帝国海軍戦艦”三笠”から取ったもの。)
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更に突っ込むと、日本をWW2に追い込んだ連中と(戦後の支配も)、現代米国欧州を共産化しようと蠢いているのは”同じ左翼グループの人達だから”ww
進撃的に言えば、
「人類は思い出した、いつも彼らが話をややこやしくすることに」みたいなね

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posted by kagewari at 13:49 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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