所謂近現代の一般人を臨床系が『健常者』などと呼ぶ場合ありますが、
(心理学的には「健常者?」さっぱ何の概念なのかわからないんだけど、、)
社会学的に言えば、「おおよそ近現代の『共同幻想』適応社会のことをさします」
実態としては、現代においてそれは少数派に転じており、
政治の世界で言えば「なんとか党なり個人への”コア支持層”」とか呼ばれる数字です、
この場合多くて30%後半となり、おおよそ日本では過半数を超える”無党派層”に比べ、既に少数派です。
わかりやすく分類すれば
「コア支持層とか呼ばれる階層が『共同幻想』適応乃至”崩れ”」、
「無党派層と呼ばれる階層が「歩留まり」偽装適応階層」←ざっくりこんな感じです。
●随分乱暴な分け方だなっておっしゃる方いるかもですが
「全然(笑、かなり本気で正確だと思いますよ」
な ぜ な ら ば
『共同幻想』適応人格と同調圧力はワンセットもクソも”同義”であり、
意見同じなんですから、投票行動も”ほぼ同じ”じゃないと変でしょ?
(あんた組織票として機能してこその『共同幻想』だわよ)
自分の意見を持って、普段は内緒にしている時点で「確実にこいつ普段は『共同幻想』適応のフリしているけど、実は裏切者(自分個人の意見を持っている)」←てなワケ、
『単独者』まで含めると、やれアナーキストだとかリバータリアンとかめんどくさい話も出てきちゃうので、「有権者の過半数を超える無党派層=最低でも歩留まり以上」と考えておけば十分でしょ。
で、「無党派層=世俗派=保守系リベラル(リアリスト)」←となる、
さらに「民主主義の基本は?個々人の自由な投票行動ですね?=単独行動であり?」
組織的行動をしない人(社会適応強迫性の無い人)=個性派となるわけ、
そのまんま最強レベルが『単独者』となる。
故に、世俗派歩留まり階層が伸びていない社会では「民主主義は機能しない」
逆に、無党派層が過半数超える社会だからこそ「初めて民主主義は機能する」
■この図式がわかっているので
共産党独裁政権は→「お約束でインテリ階級(自分の意見持ってそうな奴)皆殺しにします」
(=世俗派であり、歩留まり予備軍だから→放置すると?民主化圧力になる)
更に、「同じ人間同士なんだから」を成立させるために、
異端者(違う人間)も皆殺しです、
それがナチスのホロコーストであり、中国共産党の人権弾圧です
↑
彼らがイカレテいるのではありません、
「政情不安など反動化要素があっての→『共同幻想』社会が過激化(反動形成)すると、よくある話だってことです」
●米『民主党』や欧州左翼のお花畑達が「中国が経済的に豊かになると、自然に民主化する」と考えたのも、原理としては正しいの。
中国共産党がそれを放置すれば確実に世俗化が進みますから。
(問題はそこじゃなくて)
中国共産党ともあろうものが「それを放置するワケ無いじゃん」ってお話でした。
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