2021年10月13日

社会適応と、現実世界での実存(家幻想について)

”家幻想”ってのは『共同幻想』の子会社みたいなもので、
家長はそのんま中間管理職の課長のような存在でした。
欧米や中東などアブラハムの宗教系社会がわかりいいかと、
(モスリムは若干違いますが)宗教施設を権威として家があり、課長は中間管理職である。
(なので食事の時にはお祈りをリードするなど役目があるワケで)

”家幻想”は本来民主主義社会の到来で崩壊していておかしくないもので、
(実際文明化の流れで「核家族化」が到来した、子会社のミニマル化です。)
●一番わかりやすい例だと、宗教原理主義系保守だと「離婚もNGだったでしょ」
うんで、権威である教会権力などは婚姻関係が禁止されており(出家で集まる)、”家幻想”の上部構造だよって位置づけなんだろうと思います(そこで同じ”家幻想”やると中間管理職の職責が発生して、堕とされるって言えばいいかしら)。

時々保守派のみなさんが”家族を守る”みたいな話してますけど、
いやいやその上部構造は近代まで家族を営んでおらず(教会権力側)、家族というのはその下部構造の位置づけだったわけで、(その形態を命じられていたとまで言いませんが)上部構造を支えるため求められた下部構造だったワケでね、

●例えば戦国武将においても、明治期の天皇家においても、所謂帝王学的な教育は(上部構造向け教育とでも言えばいいか)親子関係を疎遠にしますよね。
いいとこの子ほど小さい頃から全寮制の私立校に通ってみたり、高い独立心と自主性を伸ばすため(意図的に親子関係を疎遠として)専門の教育係の元で育てられたり(なので母子の会話でも互いに敬称をつけて呼び合っていたりね)、
その甲斐もあって、戦国では下剋上じゃないですが血縁同志で権力闘争から殺し合いまであったワケでして(保守系のみなさんの郷愁にある”家族のナントカ”と全くイメージ違います)、

「民主主義(血縁で投票行動において組織行動を取ってはいけない)と離婚の肯定」ってのは現代崩壊時代の家幻想にとってひとつの象徴です、
なので、俺は「シングルマザー」って記号がちょっと別の意味をもつのかなと思っているワケです。
(帝王学的な意味で言えば、←これって親権の制限に似ているでしょ)
(現代の親が競って保育園を求めるのも、無意識に「自分がそこまで育てたくない」って部分もあるだろうって、)

見ようによってはね、
政治家が少子化を問題にしている時点で、
”家幻想”マターでは無くて、それは社会問題だと言っているようなもので、
言外に、産んでくれたら社会が育てますってニュアンスにもなるんですよ。
(だから児童手当含めて、支えますからって話がセットになっている)
即ち家父長制を前提とした結婚制度は形骸化するだろうと、
(夫の側に強制的に育児休暇を取らせようととかってとこもその辺被ってる)

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posted by kagewari at 02:12 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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