2021年05月20日

『不安心理の構造』(まとめ)

■「不安心理」とはある意味「反動形成」に呼応する(によって顕在化する)
ひとつの結果であり、能動的・主体的心理では無い、
極論すれば『被る(こうむる)』認知によりパッシブに「生成された感情」である。
この話を考える重要な鍵は(物理学でテーマとなる時間の概念と類似した)
【脳内では結果と因果関係の時系列が同時に存在してるだろうって推定が鍵】←ココです

過去の記憶とは、「何に始まり結果こうなった」というパラパラ漫画のような仕組みに”なっておらず”、発端から結果まで同時にそこにあるかのように認識される(すべての行為は過去用例として完結とまで言わないが、タラレバ論が入りこめない)。あたかも「なになにだから、絶対こうなる」かのような強調が結果論だが2次派生するのが”記憶”の特徴だ。
 ↓
たとえばさ、
「一味を入れ過ぎた原因は、そもそも味が薄かったから(実は塩が足りない)」なのにも関わらず、
「一味を入れ過ぎ辛かった事件」の記憶では、
「あの時兄ちゃんが一味を入れ過ぎたからあんなことになったんでしょ!!!」←みたいな(偏向とまで言わないが)強調認知が起きるワケさ(お兄ちゃんの印象が凄く悪くなっている)。
 ↑
で、「一味事件の顛末を”どこからどこのシーンで切っているのか”」にも大きく依存するよね、
メディアの切り取り偏向報道を思い出して欲しい。
(※その記憶の少し前の時間に、実は「あーなんか味うす〜い」とか当人が発言しており、兄の行動はそれに応じたものだが、「一味事件」の記憶として、その部分が《印象に残っていなかったため》編集で落とされていたら?←記憶に残っていないの意)

【脳内では結果と因果関係の時系列が同時に存在してるだろうって推定が鍵】←すごく重要

さて、
●単純な「不安心理を煽る構造」のモデルは「ガスの元栓煽り」である
・もう駅の直前まできているのに「あっ、ガスの元栓閉め忘れたかも」←誰も抵抗できない
(勿論、不安心理に強い人《=安定的な人》は、ままよで動じないこともあるけどさ)
その理由は簡単です、
個人的に”小脳化”とも呼んでいる、無意識的なオートマチック行為だからです、
家を出る時のルーチンであり、ガスの元栓閉める一連の行動にいちいち『自意識』出てきませんから。
車の運転で右折するときにいちいちウインカー出すのにガチの『自意識』マター発動する人いません。
=「ぼけっとしててもできること」
=100%「確実にガスの元栓閉めたなんて記憶ある人はいない」
 ↑
で〜、不安をいじりたい「強迫心理」なぞがだね(だいたいその外出目的がめんどくさい時などに)
「あら、ガスの元栓閉めたかしら」言うワケだよ(笑

※故に、JRやLALや原発職員は「声出し指差し安全確認」するんです。
いちいち記憶に残すように『自意識』立ち上げて(ハイ、覚えておけよと)確認を行う。


つまり
■『自意識』マター寝ているときの行為は
「あいまいで、よく知らず、覚えてもいない、未知の、おぼろげな」←事象そのものも”不安定”
こういうジャンルの行為は、煽ろうと思えば全部「不安」のネタになります。
(※論理構造上、知らないこと未知の体験が多い子供ほど”煽られやすい”=「強迫心理」下にある場合、強烈に煽られます)
(※ひょっとしてだけど『夢』では《曖昧世界なので》物語が”煽られまくって展開しているのかも”しれない)
 ↓
「オイッ!お前、帰る時お客さんに挨拶してなかったぞ!!」→「えっ!!(本当ですか?!)」

さて、この原理原則から考えた場合
普段の動機形成において、『自意識』がよく出張る人と、抑制・抑圧無意識オートモード系な人において「不安ネタの総量が大きく変化する」ことになりますね?
言うまでも無く、
「『自意識』がよく出張る(『抗う(あらがう)』認知系)=『単独者』や「歩留まり」な人」
「抑制・抑圧無意識オートモード系な人(『被る(こうむる)』認知系)=『共同幻想』や「強迫心理」系」
 ↑
上記の違いは、不安ネタの総量だけでは無く、不安のレスポンスにも同じ傾向を持ちます
 ↓
「『単独者』や「歩留まり」な人は【不安レスポンスが小さい】」
「『共同幻想』や「強迫心理」系の人は【不安レスポンスが大きい】」
何故なら、
不安総量も少ない=常日頃から『自意識』マターが”先読みシミュレーション”として起動している
不安総量が多い=常日頃から”先読みシミュレーション”すら滅多に起動しない

●たとえば前述の「挨拶したか?」の行為も、前者は「一連の行動を戦術的に考えている」ので、「僕が忘れるとかあり得ない」などの検証ができる(忘れる場合の特定条件があれば別)。後者は一連の行動を社会適応の範囲(無意識的オートモード)で行っているので、自立的な検証ができない。

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posted by kagewari at 16:52 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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