2020年12月22日

茂木せかでなかなか面白い討論をやっていた(ナショナリズム)

動画自体は思想家の方との視聴者質問を交えた討論なので、割愛しますが、
その論点に”ナショナリズム”があったので心理学的にどうなるのか考えてみたい。
「グローバリズムVSナショナリズム」なる大枠は茂木氏に同感です。
(そこは大枠として)
結局フランス革命交えて論議されてましたが、
「共同体としての国家(英: Nation-state 、 独: Nationalstaat )」に由来するもので、
まあめんどくさい話はともあれだ、
現在時刻の日本の場合「日本語話す日本人の住む国」でいいでしょ。
 ↑
勿論『共同幻想』だが、あまりに(幻想性に反して)合理性が高いので、
概念としては普遍”的(それっぽい)”概念であり、
「ネタバレしない『共同幻想』」と言ってもいい、

将来日本の公用語が英語になってしまう可能性は無いでは無いので、
絶対というものでは無く「普遍的イメージがあるよ」って話
故に、それを保守する意思が無い限り消えてなくなるかもしれないんだと。
それを守ろうぜってのが”ナショナリズム”です。
●まあむりくり心理学的に言えば
「ネタバレしない『共同幻想』を無理して壊そうとか意味がわからん」ってことかな

討論に出てきた夢ラジオさんなる思想家の方は
ナショナリズムに危険性もあると注意喚起もしていたけれど、
こういうこっちゃないかと思う
 ↓
「ナショナリズムを『全体主義』の概念みたいに使うのは馴染まない」
(そもそもナショナリズムは全体主義的なことと何ら関係が無いから)
つまり、
大枠だよね、大枠、
言語や歴史や地域って社会環境が国家として認識されれてる(いちいちネタバレに奔走することに意味が無いもの)「スポーツで言えばその名称が表す競技やルールみたいなこと」なのだから(時代時代で変わるルールはあってもその人は野球ってスポーツを消滅させようロしているのでは無い)、
「柔道(日本)を愛する柔道家(日本人)」←これがナショナリズムですよ、
そらあれですよ、
「異星人を自称する人もいたっていい(お前それを日本語で言うかって話だけど)」

●さてこの時
「野球とはこういうものだから、協会なりどこぞの上部組織でもいいけれど、野球に関しては何でも上の言う事絶対服従で」←この状況は”野球と関係が無い”よね(笑
野球って概念をダシに使った単なるパワハラでしょ。

確かに夢ラジオさんの言う危険性ってのは、同質性の高い組織においては強固な『共同幻想』が成立してしまい(頭のあがらない恩師やら先輩)『共同幻想』故の悪癖(パワハラ体質)が出やすいって話なんだろうけれど、
いやいや、それは『共同幻想』の性質で(笑
ナショナリズムの概念それ自体に直接の関係は無いから。
 ↓
言い換えると「野球部はハードコアが多いからスパルタ体質のとこも多いよね」←こういう心配です
もう一回いいますが、心理学的には違うんだわ(実際確かにそういう側面がありつつも)
「野球部にスパルタ体質があるのでは無くて、野球をネタにした部活という『共同幻想』にそういう暴走側面がある」のです。

ナショナリズムに限らず、世界の全ての『共同幻想』には全体主義の危険がある《終わり》
(なんせ権威性認知だもの)

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posted by kagewari at 02:31 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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