2020年12月19日

過去と未来という表現は適当ではないのかもしれないが

ざっくり言えばそういう話w

『共同幻想』は過去用例だし(慣習や恒例行事《イベント》に近いかな)
亜流となる「強迫心理」もトラウマ論やフラッシュバックやホームシックなど過去の再現をベースにする。
●エンタメ論で言えば「毎週お馴染みサザエさんや、リバイバル映画」の類

これに対して実存主義的な現在や未来(将来のような意味では無いので未来と定義するのは違うかも知れない)進行形と表現するのもアレなんだけども、
記号で言えば「→先《未知》」な状態さ、
●エンタメ論で言えば「散歩やスナップ写真の感覚や、ロードムービー」の類

構造や仕立てとしては前者のが(幕の内弁当的に)豪華に見えるが、
後者は価値論として「都度ユニーク(唯一無二)であれば、価値論上∞(無限大)となる」
意味わからない人いるかもだけど、価値論の原則は「希少性」であって、偏差値ってのは「市場性」だから、固有価値と流通価値の違いがあるワケでさ、
 ↓
も少し補足すっとだ、
『血統書犬種』やサラブレットってのが前者であり(納得の流通価値)
「僕の大事なペッとの《雑種だけどこの世に唯一の》ポチ君」の無限の大事さが後者さ、
 ↑
一見すると後者は愛着や関係性が価値を生んでいるように”見える”がそれは違う
(当時差にとってはそう感じられるだけの話で)
経済原則の「限界効用」論や、第三者がそれを観察した時に普遍的に言えることは何かって、「そもそも自分が自分にとって特別なのは自分がこの世にひとりだから」のと同じで(主観的価値を相対的に論じるなら)”その犬は《流通価値がどうたらでは無く》”世界に唯一のポチだからさ。

■たとえばあなたがペットショップの営業マンで、
期日に仕入れるべきフレンチブルドッグの数に不足があったとする。
勿論その時にはフレンチブルドックの血統書付きの紹介があれば迷わずお願いするだろうし、
模様などの兼で、同業者から個体の交換の申し出があれば検討もするでしょう。

しかしさ、ペットのポチ君をとなりの家のお金持ちが「このイヌの方が柳津価値が高いので交換してあげますよ」と打診されて、はいそうですねって言うバカはおらんだろ〜が。
(見栄だけで自分の犬が誰かも知らない権威主義者ならわからんけどさ、、←まあペット愛好家からはキチガ〇扱いされるのは請け合いだわな)
 ↑
さて、このポチ君はその飼い主と出会わず、野良犬のままなら価値が失われるのか?
それは(質量保存の法則じゃないけれども)変化したら価値論としておかしいワケで、
=素でポチ君には”唯一の存在であるが故に”《個体としてユニークだから》「普遍的に計測不能な無限の価値がある」
 ↑
この価値を観察者が論じるか論じないのかは状況次第だが、
量子力学じゃあるまいし、観察者がいようがいまいがポチ君はポチ君だから、


<ちょっと話逸れるけど>
ドラマなどのシナリオで、
「無理解で感じの悪い母親」などの印象付ける時の典型的な演出も以下みたいなものでしょ
 ↓
「どこで拾ってきたの。その汚い野良猫、早く捨ててきなさい」
(実はその保護したネコが、父親勤務先社長が血眼になって探している愛猫だったら?←その嫌味な母親は目の前に存在しているネコを認識できておらず、認識してるのは”目には見えない”ネコの首から下がったタイトルなワケで、=実存論的には『共同幻想』適応も度が過ぎれば妄想家と変わらんなって話になる。)
 ↓
(ちなみにこういう趣旨でドラマ作る場合→こういう展開もあるよね、「親戚に押し付けられた養子を奴隷扱いでこき使っていたら、実は大金持ちが愛人に産ませた子供で、事故で実子を失った大金持ちの家から相続人であることを知らされたのだが、」←まあこういうの好きな人いそうだよねww)

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タグ:『単独者』
posted by kagewari at 19:55 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米国大統領選から見えてくる近未来(これは日本の出番か)

右派系歴史家の論点よくご存じの方なら
日本が戦うこととなったWW2戦争に「非常に多くの陰謀が絡んでいたこと」ご存じと思います。
米国のフィリピンへの権益やら、中国への野心やら、共産主義革命やら、金融資本の思惑やら(この当時は国家の戦争債権も普通に英国や米国の金融資本が引き受けていた:そもそもこの世に銀行が生まれたのは「十字軍遠征費用の貸付」みたいなものですから)、
 ↑
このフレームは現在米国大統領選で跋扈している動きと似たものです
(そのオマケと言っては何ですが、昭和の排ガス規制に始まり、共和党レーガン政権における日米半導体協定やプラザ合意まで順調に日本弱体化に成功”したのかな?”)

・中国をキーワードに(その意味はユーラシア・ランドパワーなのかな)、
・米国の金融資本などの意向もあり、
・ロシア嫌いで(ソ連時代は工作の首謀者でもあったけれど)、
・日米双方の、
ナショナリストが邪魔で(一部偽情報で煽り道具にすることもある)、
・それは太平洋の覇権を巡る争いであり、
・勘のいい英国はヤバいと気が付き(WW2の時にはそれを利用もしたが)、
・メディアを使った情報工作が得意で、
・味方同士になると困る相手を戦わせて疲弊させる(今回悪役は日本では無くトランプ派)、


■いちおう日本は敗戦と各種圧力で”潰しておいた組”なんだと思いますが
(そらどうかなww)
・肝心要の中国経済がオンボロ状態(金融屋さんはファンダメンタルが視野に無い)
・日本経済は内需経済で循環中(額面は伸びてないが大没落もしていない)
・地味なポイントだが自衛隊も健在(中国の軍事圧力がほぼ効かない)
・米国プレゼンス低下の穴を食い止めたのは安倍政権
・日本にはコロナも効いてない(メディアは効いてるんだと必死だが)
・豪州も健在(サイレントインベージョンがバレて絶賛反中へ)
・メディアの煽りもあまり効かない
・衰えたとはいえ技術力・サブカル力はまだまだ健在
・本気出すと戦争マジ強い伝説は(反日プロパガンダやり過ぎにより)健在
・投資による成長には失敗した結果として「地味だけど莫大な金融資産がある」

いざとなったら、
「日本一国でも中国ごときは余裕で対応できる」←(ホントか嘘か)そう思っている

こんなこというと米国市民に怒られそうだが、
「事実上の米国”内戦突入”は日本が太平洋における存在を高めるチャンスでもある」

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posted by kagewari at 00:32 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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