過去記事に「エピソード記憶と『興奮』の結合がヤバい」と書きましたが、
(ニワトリか卵で『興奮』が結合しないエピソード記憶があるのかって話でもあるが)
『興奮』のレベルってのは『自意識』で調整可能です
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ごく単純な話で(通常は無意識からその示唆が送られ『自意識』が執行する)
■食欲でいうとことろの「腹八分目(はらはちぶんめ)」って奴の事です
はい、食材には(生物学的に生き残る確率を上げるため)”高カロリー食品”など脳に直接『興奮』を喚起し”積極的に食べるように””食べ逃ししないように””再び食べるように(追体験欲求)”刺激するものがあります(甘い物、肉、他)。
言われるがままに食べれば肥満だけでなく、胃腸の具合を壊してしまいます。
生理機能には勿論(上記と相矛盾する)”お腹いっぱいだよ”というシグナルもありますから、
その示唆を受けた『自意識』は(現在脳が絶賛興奮中でありながらも)
「お腹いっぱいだから、ここまでにしておこう」と決断します、
●「腹八分目でストップしよう」
その規定は曖昧なんですが、
■自我ロジカルには四文字熟語で知られるような”定型文が上位概念である認知”が存在し(キャッチフレーズ効果みたいなもの)、その号令があると「現在自動で進行中の動作に介入できます」。
「ちょっと待て」が可能なんです。
(※このブログでお馴染みの「バカか俺」も同じ)
「腹八分目でやめておこう」と脳内なり現実に発言すると、「ちょっと待て」が介入し(多分これってペットの犬に対する”待て”にも近い論理現象じゃないのかしら)、冷静さのレベルが上昇します。
同様の現象は、
ギャンブルに突っ込み過ぎる時や(一般的には宝くじ購入時の金額設定ほか)
アパレルショップにおける店員さんに強烈に高価な服を勧められた時や、
年金投資信託などの金額設定や、
マイホーム購入時の間取りや地域の設定や、
マイカーの排気量や、
大衆食堂におけるメニューを前にした瞬間や、
珈琲豆屋さんでブルーマウンテンの単価を見た時や、
スーパーの総菜コーナーのお寿司の選択場面や、
ケーキ屋さん、ドーナツ屋さんの注文個数管理や、
酒屋における度数チェックや、注文本数、
非合法で言えば欧米などにおける薬物利用者の吸引量まで同現象が発生します。
<<<脳内における冷静思考イベントみたいなもの>>>
●言うまでも無く、その反対は「アル中」に代表されるノンストップな状況です
(特にアルコールは管理人である『自意識』そのものを酩酊させる力があるので、止め難いところが狙われている側面もある)
この冷静思考イベントみたいなものですが、言葉で言えば、
或いは個人では無く社会を対象にした場合(合議や会議などの発言)
「話に水を差す」「話の腰を折る」現象として確認されます
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たとえば、
「戦線を一気に拡大し、この際だ全面攻勢に出るべきだ」
「大きく出るのは結構ですが、補給路をどうするんですか」←ここですココ
ちょっと前に試考した「社員旅行をどうやって止めるのか」の話に似てますね、
(「話に水を差す」「話の腰を折る」奴って、まさに”嫌な奴”の代名詞だったりする)
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確かに匙加減が難しいところある、
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(まだまだ十分合理的範囲にも関わらず)
「今日のお誕生日のケーキ美味しいねっ!」
「お前にはカロリー高過ぎだろ」←ヤバいですよね(笑
■ストップかける分水嶺をどこに置くのかって、
そこは100人いれば100様です、
重要な個性のひとつとなります(答えなど無い)。
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「1死でランナー1.3塁、ここは一気にヒットエンドランで」
さあこの時、外されて三振ゲッツーもあると進言するべきか、エンドランに見せかけてファーストランナーでフォースボークを狙うのか、打者のフライ打球確立から外野フライを期待するべきと言うべきか、バッテリーが警戒しているのでファーストランナーの盗塁を先行させるべきなのか、
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正解は”ありません”→その状況をどう読むのかで答えは分岐します
しかし、しかしですよ、
なーんも考えなしに「やれー、いけー」とか言ってたら”小学生なの?”って事になりませんか、
局面で戦術なりを考えるプロセスは、
●いずれにしても「一度冷静にならないと不可能な行為」です
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