今回はネコの心理学ってワケじゃないが、
(一部犬の心理も考えてみたい)
ペットを飼おうって人は大概動物行動学か何かの本を読んでひとおとおり勉強すると思うんだけれど、ネコに関して一般論的に言えることは
「目を細めてまばたきするのが好意の挨拶」←本から学べる知っておくべきところって、ここぐらいかなww
ネコと言ってもさ、イエネコと外ネコでは習性が大きく違うし、
外ネコの振る舞いが「好きでそうしている」とも思えないとこあるんだよね。
外ネコにおける縄張りの見回りにしたって、好き嫌いに個体差あるに決まってんじゃん。
全部が全部地域のボスネコのように広範な領土を持っているのでは無い(ロシア人の心理によく見られるように広大な領土があるからこそ安心できるってのがある:逆にちょっとでも狭くなると緊急事態並の恐怖感となるとか)、
偶然他のネコと遭遇するにしても”目を合わせないあいさつ程度”でとっとと立ち去りたい個体だっているワケで(むしろ大半かもしれない)、
一般論として「ネコを飼うならこんぐらいの広さが必要です」だとか、「外ネコの場合がどうである」とか一概に言えないんだよね。
(たくさん隠れるとこだとか入りくんでる経路とかあれば、導線延長を伸ばすことが可能で→広さの体感や行動距離は必ずしも平米数に比例しない)
完全に外ネコに適応してしまった個体は、「うんこだけはどうしても外で」とか決まり事ができちゃってさ、(ネコ飼った経験ある人ならみなさんご存じの”うんこ走り”があるように)この時ネコはすっごくビビってるワケ。
なんてかな、小学生が恥ずかしくて学校で「うんこできない」のとそう違わない。
NHKの岩合のほほえましい動画で外ネコ達を見ている人は、「やっぱりネコは外で自由にが一番」とか思っちゃうだろうけど、ネコ飼いとしては複雑なとこもあるんだよ。
環境的にそういうところが存在するのは否定しないけど、
それこそそうやって堂々としてられるのは、ふっとい神経したボスクラスの個体で、
その背後にごまんとコソコソ逃げ出す”一般ネコ”がいるんでございます(笑
(副業の不動産でペット可案件もいろいろあるから)
一概にイエネコが可哀そうとか思ったことは無い。
それで世界を空間認知できるならそれに越したこと無いんだもの、
(故にイエネコの場合は外がよく見える場所などの設置は重要になる)
好きで縄張り争いできるのはボスクラスだけの特権だから。
●イヌについての一般論にもどうなんだろうと思うことがある
本能レベルで「可能であればトイレは外で」に突き動かされてしまうのは宿命として、
横から観察していると、主として「飼い主(リーダー)との集団示威行動」が目的なのであり(故にこのリーダー権威の譲渡が十分認識されていない場合、ペットシッターがリードする散歩は決してイヌも楽しく無い筈なんだわ)、
「集団示威行動」ってなんのこと?って暴走族の示威的走行みたいなのさ、
不良やヤクザのチンピラが仲間と街を練り歩くみたいなね、
(トンチンカンな下っ端の添乗員に率いられるヤクザとかいないだろ?ww)
俺は”イヌ飼い”ではないから(羊飼いと同じイントネーションで)、
適当な事は言えないけど、イヌは潜在的にタフなリーダーを嗜好しているのは事実なんじゃないかと思う。イヌのトレーニングで「命令はハッキリと明確に(可能であればイヌが聞き取りやすい英語で)」なんて定説があるけれど、それってさ同時に「鬼軍曹殿のような態度」でもあるよね。
(※現代のイヌにとって理想的環境が”警察犬かもしれない”みたいなさ)
だからドックランなどにおける全力疾走も、ケースバイケースなのではなかろうか。
(イヌ個体としては”広い場所で俺達眷属の力を示す”な意味合いもあるのじゃないか?)
ネコ飼いとしては、その運動量の多さで酸化が早く寿命が短いイヌの人生を「なんとかならないのか」としみじみ思ったりするのです。
すっごい貫禄の(睨みの利く)リーダー(飼い主)に率いられてる場合、
運動量などそこそこでも快感代謝する可能性もあるのではないかと、
これがあっているのかわからんけど(ネコ飼いの戯言だと思ってくれ)
若いオネエチャンがシングルで小型犬飼う状況も多数の現代、
ロッカーが着るような鋲のついた革のライダースとか着てさ、バッチリキメてる方が「散歩時のイヌはゆっくり歩いても改案代謝が捗るのではないか?」なーんて思う。
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