「本人困ってないならそれは個性です」
怒りっぽいとか、必要以上にシャイだとか、変態じみた趣味があるとか、理想論に燃えやすいとか、過剰な情熱家であるとか、大食いだとか、マナーがなってないとか、不摂生が過ぎるとか、腕時計の贅沢が目を覆うばかりだとか、セクハラにならい程度に下ネタが過ぎるとか、食い物の賞味期限にウルサイとか、人間ですからほじくればイロイロあるワケで、
●その全てに心理学的説明をつけようと思えばできなくはありませんよ
しかし、そもそもその必要性がネーでございましょ(笑
(何といえばいいスかね、何語にも事細かく文法的説明しようと思えばできますが、ざっくり言葉の意味ぐぁかってりゃ文句無いでしょ)
心理学なんて動機形成論みたいなものなんで、
説明しようと思えばなんでもできるんです。
かといって、だからどうしたって案件に何らの影響力がありますかの?
効力が無い時点で、戯言に過ぎんのですよ。
(学問的に興味がある場合は別だけど)
車で言えば「最強の合理性」みたいなうたい文句で、なんてーかすっごく代わり映えのしないヌルっとしたコンパクトとデザインで、法定速度以上に絶対ならないようになってますみたいなの出してもさ、
それが売れるか?
(売れるのは公共交通機関のナンチャラビークルぐらいでしょ:てかこの場合はそれがカッコよく見えるのかもしれないが→絵に画いた『共同幻想』的”没個性が個性です”な車両になるからね、the ユニバーサルデザイン的な、)
※他にたとえるとするなら「心理学は道案内人のようなものである」
(フロイトが発見したのは動機形成地図である)
道がわからなくても、サバイバル的にその人が楽しんでるならOKでしょ?
意識してこのルートが好きなんだよって人に、呼んでもないのに「最短距離はこちらです」とかウザいだけじゃん。
上記2例は当事者困ってなけりゃ(或いは好きでそうしている)個性なんですよ個性、
もっぱら心理学の出番が登場するのは「同じ場所をぐるぐる回っている気がします」←このように本人が問題意識を持ってる場合で、現象としてさ、「これも何かの輪廻転生」とか当人楽しんでいるならお呼びじゃないワケ。
(この点かにも「心理学の原則論、結果論には意味が無い」が、かかってる)
●人格評価には「尖っている」なんてのもありますね
んなもん、お上品にそう言ってるだけで正直言えば「間違ってる」だよ(笑
本人が”だからどうした”ならそれでいんです。
そこ起点の様々な顛末もその人のモノ(成果)ですから。
(よかろうが悪かろうがね)
どちらか言えばだけれど、
このブログで探求続けている岸田心理学『唯幻論』ってのは、
「するとさ、”だからどうした”の領域を広げるのが近道じゃね」と考える流派だからねww
心理学の使い方がちょっとアレなところはあるかも知れない(ゴホン、、ゴニョゴニュ、ゴニョ、、)
んなことたどうでもいんだよ
全員が仙人みたいに卓見するとか、スポック博士のバルカン星じゃないんだから、
「ったく仕方がネーな―」みたいなところこそ人間らしいとか言うじゃん。
すべからくそれはさ、
(ネコの曲がりしっぽじゃないけれど)
太りやすい体質を(健康被害が無いのであれば)個性とみるのか、ダイエットを選択するのか、その選択こそが個性であって(どちらの選択でも)、太りやすい体質そのものが問題なのでは無い(それを問題と考えるのか否かは「個人の好き勝手」)。
岸田心理学『唯幻論』の極意が、
(どうせ幻想なのだから)「どうでもよくないことなどない」(どうでもよくないことがあるならそれを選ぶのは自由意志)←つー話だかんね。
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