簡単にまとめると、
『共同幻想』適応系人格における「親友」が、『単独者』における”友人”であり(『単独者』はむやみに友人という言葉を使えない→周囲の『共同幻想』系人格に誤解されるため)、文字通り『共同幻想』適応系人格に(『単独者』で言うところの)友人がいないワケではありません。
(※実際『単独者』の中には、誤解があれするのも何なので”友人”や””友達”などの言葉を使用しない人もいるでしょう。)
うーん言葉がアレなのでめんどくセーなーもー
■『共同幻想』適応ったって”オールイン”ではありません、
(自らの帰属そのものに裏で疑問感じていると『歩留まり』階層ってことになりますが→『歩留まり』階層も形式的には『共同幻想』”打算的適応”のスタンスですからw)
俗に言う「風呂とトイレの中だけのプライバシー」は全員保持しています。
つまり、この限定的プライバシーである「風呂とトイレの空間」的なるものを隠さずに公開し合える関係が『共同幻想』で言うところの「親友」(『単独者』で言うところの”友人”)です。
↓
”付き合い”とは明快に違ってますね。
”付き合い”とはプライベートな自由時間を犠牲にして付き合うから付き合いなのであり、
(詳しくは前回記事を読んでくれ)
「親友」とは、プライバシーを隠すこと無く(抑制せず)関係できる相手となります。
これが「気の置けない友人関係」です
●そこからわかることは「気の置けない友人関係」に秘密があってはいかんのです
(本音を隠していたら関係が壊れる)
逆説的に言えばどうなります?
「本音が抑圧されており、隠しているつもりは無いが表に出せない」場合、
この人には「気の置けない友人関係」を構築することは”不可能”です
(「何考えてんのかわからない奴」だとか、「水臭い奴」ってことになる:水っぽい・薄味だ)
↓
それは”本音を隠ししているのと同義”です
世の中にはおかしな言葉もあるもので、
「友達の少ない奴」ってのありますが、
そら口語表現なのでケースバイケースで微妙に意味が違ってくること前提とした上で、
それでも言外にその意図は「付き合いの悪い奴」である場合が多いでしょう、
=それは即ち「親友」以外の相手に割く時間は無い
(付き合い程度の関係性に自分のプライバシーを差し出すと、個性化に応じて”営業損益が洒落にならなくなる”:前回記事参照→『単独者』の場合死に等しいから「死んでも御免だ」となる)
↓
”個性化の時代”となり、中高年から以下のような台詞を聞くことが多くなった
「最近の若いもんは付き合い悪いよな」←あたりまえだっちゅうの
<<<<ここで話が重なるんだわ>>>>
↓前回記事のココ
>時に「強迫心理」下にある個人が、上記の代償や対価って部分を(受動形『被(こうむる)』で)「利用された」などと勘違いすることがありますが、
そこを前回記事で「そもそも”付き合い”に参加するべきじゃないんだわ」と説明してます。
「あなたは”非適応個性派(非制服私服派)”ですよ」と、
●”付き合い”の原則論から言えば、「自らの自由を差し出し(それを代償に)正会員となる」のが付き合いであり(自我が個性化を選ぶと”付き合い”合議の経済関係は維持できない)、
●オンザレール『共同幻想』適応とは、「言えば跡継ぎってことで、家業を引き継ぐか親を模範に二代目なりを名乗る」ことなワケで(故に現代「二代目サラリーマン」とかなると意味が分からなくなる←しかしさ、オンザレールなケースのひとつに「コネで親と同じ会社《或いは職種》に就職」ってあるよね)、
↓
●「強迫心理」というのは、主として「エディプスコンプレックスであるとか、親がどうにも模範にできないパーソナリティーであるとか、親の人格が謎過ぎる《ある意味親世代が既に個性化している》とか、子供サイドの個体差《なんらかの事情でウマが合わない》」など”様々な個別事情”により、”家幻想”社会における子供自我の『共同幻想』導入とアップデートに齟齬が発生した結果ですよね。
(※子供なりの『共同幻想』が、世俗化アップデートせず”根拠不明に自我を強迫する概念が《子供に対して子供であるが故にあーせーこーせーが》、大人の年齢となった『自意識』を悩ませる現象《既に外部からあーせーこーせー言う”状況”は存在していない、、そして始まりも”幻想に過ぎない”》)
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2020年08月09日
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