何十年前になるんでしょうね、ヤクルト阪神楽天と、随分楽しませてくれました。
ノムさんのおかげでこの期間はとても面白かったなぁ、
監督はそんな事意識していなかっただろうけれど、
『巨人』や『西武』という『共同幻想』権威・日本球界という体制に対してポンコツ『単独者』達を率いて立ち向かって行くその姿はカッコ良かったし、痛快でした。
(実際に阪神監督というひのき舞台に上り詰めた時には、《今でもこれは読売ナベツネ氏あたりの策動だと思っている》マスメディア・東京地検から潰しにかかるという図式を《これはその後のフジ日枝氏によるライブドア堀江氏パージの前哨戦だったと思う》目の当たりにさせてくれたことにも感謝している。)
それでもね、
(外野席が騒ぐ中でも)彼はめんどくさい陰謀論などに執着することも無く、
当時自分を攻撃したメディアも恨まずに、頼まれればこころよく解説者として登場し続けた。
彼のことだから「それだけ(脅威であると)先方も評価してくれてるんでしょうよ」と嘯いていただんろうと思います。
■権威・体制側じゃないから「面白いことができる」
ノーコンピッチャーが大好きで、足を使った攻撃も大好きで、フォースボークみたいなバカ作戦真面目にキャンプで練習し(一三塁の時に一塁ランナーがスタート失敗した演技でズッコケるスキにサードランナーがスタートする)、
槇原の敬遠は中途半端でバットが届きそうだから打っていいですか?という新庄にOKを出す(敬遠のボールを打ってタイムリーという前代未聞のゲームとなる)、
古くはヤクザ者江夏を抑えの切り札として起用(日本球界クローザーの始まり)
盗塁阻止の投手クイックモーション導入、
現代野球では常識となる数々の前衛的戦術を先取りし、
(元ネタはメジャーリーグかな、彼が配給を読むことを始めるきっかけは確かNYヤンキースかどこかの名選手の著作を読んだのがきっかけだったと思う。)
●常にゲームチェンジャーでした
彼の活躍で、どれほどの『単独者』が勇気付けられたか、
一ノムラファンとして、感謝しかありません。
近況から「そろそろかな」と思っていたけれど(正直彼はサッチー亡くなったら後を追うように亡くなるかと思ってましたから)、高津が監督になったり稲葉が代表監督になるまで存命で、
よっぽど大谷登場や日本に次々現れる160キロ投げる投手見てるのが楽しかったのでしょう。
ノムさんは(横にそれちゃった古田を例外にww)多くの後継者も残した、
ほぼその全てが『単独者』達で(阪神矢野監督は『歩留まり』系かな〜?)、
楽天GMの石井、ヤクルト監督高津、将来の監督候補宮本や土橋、ナベ直にしても(山崎は監督タイプではないわな)、いつか池山広沢にもそんな機会あるでしょ。
弟子なんてのは柄じゃない『単独者』らしからぬ偉大な野球人でした。
(同時に存在した「野球人としての確信犯再選択者」の側面がそうさせたのかな)
敵が強ければ強いほど
自分のチームが弱ければ弱いほど、
(個人の能力ではなく「組織」対『単独者』の相対強者論を信じて)
「不敵にニヤニヤしながら(面白くなってきたぜと)敢然と戦いを挑む」
わかる人はわかると思うけど、
「願わくば、あの時もう一年楽天の監督やらせてあげたかった」
(今でも俺が野球の楽天は応援してもECサイトの楽天嫌いの理由ですww)
ご冥福をお祈りいたします
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