2020年01月17日
久しぶりにじっくりTVを観てみたら(BSで東欧政治特集とかやっていて)
さる事情で北海道滞在中なもので、(自宅にはTV無いのだが)帰省しているとなにげにTVを視聴する機会が多いものだから、主として報道系ドキュメンタリーなど観てみたところ、
確かにN〇Kの一部の報道・ドキュメンタリーはヤバい事になってました。
「凄い左巻き」
全てが全てでは無いので(特に民法はBSになると数段地上波よりマトモになることは皆さんもご存じかと思いますが)特定の報道やドキュメンタリーが特定左翼思想に合致する方向に無理筋なぐらい偏向しておりまして、
「えっ、さすがにこれはヤバいだろ」と思い切り声が出てしまいました。
どういうなんのかって彼ら曰くの「東欧暗黒の右傾化」なんですが、
●確かに、確かに民主制民度の問題から政権有利な立法であるとか司法やメディアへの影響力国行使など疑問点はあるにはあります(言ったら某K国でお馴染みの奴)、
しかし、これって民主化から歴史の浅い国なら”よくあるとは言わないが”ありそうな話であって、
眉をひそめて大問題にするほどの事かというレベル
(反体制派の活動が妨害されるなどのエピソードも出てくるけど、逮捕拘禁とかは無いからね)
※ひとつ政治情勢として
「グローバリズムとナショナリズム」ってのがありまして
広域を均一の制度でまとめて大きな市場と人件費の安い地域へ(焼き畑的)集約的投資を行う生産で売りまくる。EUに代表される国際的政治経済領域の形成ってのはこのグローバリズムによっているワケなんだけれど(巨大資本であるとか国際競争力の高いエリアが独り勝ちする仕組み)、
↑
見方を変えると、これは(独仏がリードする)「現代的な植民地構想」となる。
(EUの蔑称が「独逸第四帝国」だったりする理由)
↓
そしてこのEUを左翼な人が大好きな理由は
過去のソ連のように、ナンチャラ理想をかかげた覇権国家が周辺国を(ソ連時代の衛星国同様に)均一思想で統一する(そこが現代では共産主義ではなく左翼リベラル思想に変化しただけ)、
この構図が「左翼の世界政府的理想主義」の琴線に触れるからで、
(彼らのいう多様性ってのは”衛星国程度の自治”でしかない)
●香港や台湾のように自主独立と国家主権・自由主義を標榜するのがこの場合のナショナリズムであって、この論議をするときには(相対論でそうなるんだけど)右派思想の愛国主義の意味とはちょっと違ってくるわけなんだよ。
(アンチ中央集権巨大経済圏・現代植民地政策に対するアンチテーゼとしての、国家主権でありナショナリズムである)
→続きを読む