というわけでこれも『単独者』の雑感で、
※カテゴリ「『単独者』の雑感」は「中立過ぎもどうか」と意図的に『単独者』視点で語る時事ネタなので、心理学の興味だけでブログを閲覧している方はスルーで。
(仰々しいものでも無いので「『自営業』の雑感」ぐらいの意味で読んでくれ、、)
<てなわけで>
■『単独者』がめんどくさい奴である真骨頂ってのは、
「世界で一番美味い牡蠣の食べ方を知っていて(なんとそれで1年間満腹となる発見)、それを誰にも決して話さない奴」←こういとこにあんだよwww
そして確かに、
「その方法を他者に知られると、その効用は知られた人数分に減少するのだ」←みたいな建て付けになってんのさ(古い時代になるほど『共同幻想』の脅威もデカかったのであり)
↓
「教えるのは構わないが、だとしたら『特許として申請したい』(知られて代謝が減る分の対価を払え)」的な認識ね、
自己責任を担保に、人生賭けた「事象の個人所有権」があってこその
「誰でも無い”俺が”実際に存在するってことだろ【実存上等!】」
【注】もちろん「知られたら減る」なんてのは妄想であり
”近代『単独者』盛り過ぎ”なんだけどww
(もっと冷静になろうよって)
しかし古代にはありがたいお経を「一子相伝(一番弟子にだけ自分が死を覚悟した時に話す密教みたいな)」とかさ、実際にやらかしていたのは事実なんだわ(決して文字に残してはならぬとかね)。
●『共同幻想』社会を”上場企業”、『単独者』を”自営業”に置き換えてみるともっとわかりいいかな?(ちなみに確信犯的『共同幻想』再選択は→創業200年の老舗とかね)
たとえば、
・ある喫茶店で「誰も考えた事の無いパンケーキがあった」とします
これは店主自慢のキワモノメニューで、顧客も喜び賑わうほどでは無いが今後店を維持する上で盤石のディシュだった
・意識高い系SNSオタクがこのメニューを画像で拡散
・近所の西友も(おおよそ半値で)惣菜コーナーに似たパンケーキを並べ始めた
・喫茶店の売り上げはそれほど違いは無かったが(驚きの声は消え)、かつて得られていた店主の喜びはどこか消え去り、(かといってその味が多数の子供達の知る事となった事を悪いとも思えず)店主はひっそりとそのパンケーキメニューを廃止した
(※そのキワモノパンケーキのお店って”実存”は失われた)
えーそんなこんなで、
■■■「知られたら減る」なんてのは基本近代『単独者』の被害妄想であって■■■
(さっきのパンケーキの話も、それこそ『自意識』の出番で「へー面白くなってきた」と転じることもできるからね)
存外に現代の『単独者』はおしゃべりなのじゃないかしらと思う
昨今『共同幻想』怖れるとかあんまし無いし、
あれこれ思いついたこと話しても減るもんじゃないしさ、
『単独者』が本当に『単独者』ならば、
だいたい『共同幻想』適応人格は「何言ってんのかわからない」から(笑
だいじょうぶなんだわ
(※ここが”カタギの医者”には「ほとんどフロイト心理学が理解できない」事情でもある)
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