■さて、時々このブログで「臨床系があたかも病例分類のように用いているナントカ症」の呼称がついている状況でも、それこそ普通に(ここも所謂『共同幻想』用語である)健常者としてガッチリ社会適応しちゃうケースがありますよの代表例として紹介している『サイコパス』とは実際どういう状況なのって話です。
『サイコパス』(精神病質: psychopathy、の俗称)
wiki的には臨床系学会が
「反社会性パーソナリティ障害(Antisocial personality disorder/ASPD, dissocial personality disorder/sociopath)」と定義しているもので、
・罪悪感や良心が異常に欠如している←などの特徴で語られる人格タイプのことです
その特徴の中に(慢性的に平然と嘘をつくとか自己顕示欲が過大など関連と思われるけれど)
「口が達者で表面は魅力的」ってのがある。
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ざっくり言えば、極度の自己中心的偏向認知があり(その実現のため手段として嘘や罪悪感の概念すら無く)、そのあっけらかんとした振る舞いから表面的には異常なぐらい調子がいいことを言うので、周囲からはおおらかで気前のいい人と錯覚されたりするため、
「サイコパスの人間の大部分は殺人を犯す凶悪犯ではなく、身近にひそむ異常人格者であるとされている。」
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<こういう話しなのね>
故にその特徴から
・ブラック企業の経営者、拝金主義の弁護士、悪徳政治家、パワハラ外科医、ベンチャー企業の青年実業家、場合によっては芸能人の一部などなど(どうだろう身近な例では平然と嘘をついているのに権力者に取り入ってやたら良い御身分のいけ好かない奴←こういうポジションの人かな)、
「その病的人格特徴が『共同幻想』特有の社会性の中で、あたかもタレントとして見かけ上活躍しちゃう状況に収まると、大活躍して生き生きやれている人」←に見えちゃうワケだよ。
(※凄く比喩的説明すると「営業成績No1人格」みたいな)
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勿論「一歩間違えば」
・従業員をリンチ監禁してしまうようなナントカ、金のためなら無罪の人間を平然と犯人に仕立てる弁護士、利権のため反社会集団を使ってもみ消し工作する政治家、必要の無い外科手術を勧める倒錯性欲外科医、実はDVが趣味の詐欺経営者、覚せい剤の噂の絶えない芸能人他(身近な例ではその都度仲間の誰かに罪を被せてイジメに追い込み快感を得る誰かなど)、
「いつでもトンデモに転じる人格」だったりもする。
■何かオカシイ人って意味では無いよ。
では心理学的に臨床系の連中が何を大騒ぎしているのかネタバレしてみよう。
『共同幻想』社会適応に”長けた”調子のいい健常者は全員サイコパスだから
(人格構造分析的にはそうとも言えるって事ね)
オンザレールな『共同幻想』社会適応とは何ぞや
(※この話「確信犯的再選択者」のことでは無いから勘違いしないようにね。)
もとい、
「オンザレールな『共同幻想』社会適応とは何ぞや」→広い意味の”洗脳”です。
だってね(再選択者のように自意識が自己責任を担保して”何の概念を選んだのか”という担保も無く)、オンザレールに『自意識』の一部を自主的に抑圧し(それも処世術的なものだ適応)、椅子取りゲームはこういうもんだよ共有人格を躊躇なくインストールし、共有人格は常時ルーチンでアップデートし続け、抑圧されている『自意識』が本音をもらすのは「風呂とトイレの中だけ」って人格なんでずぜ。
(※そのためこのタイプの人格は”退職”や”高齢化”や”子供の自立”などをきっかけにして突然心理的不安などに襲われるケースも珍しくない。←バックボーンとなる社会的権威との紐付けが切れると自らのレーゾンデートルまで失い唐突に鬱的になったりする。更年期障害もこの流れの一種ではないかと考える事もできるかもしんない。)
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