・結婚の許認可、飲酒の許認可、酒池肉林の祭事のホスト、就労の許認可、婚姻の許認可(と斡旋)、子孫登録権限と許認可、権威による財産所有の許認可などなど(道徳事項の決定権)、
(※同時に上記許認可の腹返しとして関連項目の禁止法制を持つ「代表例が姦淫関連の禁止事項や紐付けされた道徳と慣習」)
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■言わずと知れたことだけれど『共同幻想』求心力のコアである「インセンティブ(利益供与や分配)」の力を効かせるため、まいろんな制度でその自由を縛っていたワケだね。
理想は高度経済成長が続くことなんですわ、
「計算された適度な不満」だけであれば「都合のいい競争力」として活用できるからです。
しかし、経済政策に失敗し
「生き死にに関わる窮乏状態」になってしまうと「権威者失格だろオマエら」が発動します。
●それが『革命』です。
つまり、『革命』とは権威の交代を図る(非民主主義時代における政権交代)権力構造全体に及ぶリストラの事で(フランス革命の後ナポレオン帝政なってちゃったみたいに)、
必ずしも、強権政治からの解放(自由化)では”ありません”。
それはあたかも(『家族共同幻想』でたとえるならば)「稼いでくる父親に首をすげ替える」というもので、「稼ぎのいい父親であれば、強権力はそのままでもいい」のです=分配力ですから。
逆説的に言えば、
『革命』的発想は、「原状の不満を解決し得る”更なる救世主的な権威の到来”」を求める行為になってちゃうため、「そらドグマだろ、新興宗教ですか?」になっちゃうワケです。
●これがイデオロギー
(脱構築では無く、二項対立の延長上にあると言えばいいのかしら←解釈間違っていたらゴメンね)
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時に左翼が半ば意図的に国土の焦土化を密かに進め、大混乱に乗じて権力奪取を目録シナリオをうっかり信じてしまうのも、まー原理的には正しいっちゃ〜正しい。
そこで(保守の論議は単純化すれば再生産なので横に置いておくとして)、
アンチ左翼イデオロギー=自由主義っつーことになるから
経済成長と自由主義が両立した場合、
行き詰まりを続けた世界は(革命では無く)構造そのものが変わる事になる。
(※EUも着想はきっとそれに近いものあったのかもだけれど、いかんせん彼らは中世ヨーロッパ文明なるものを総括したのかって言われると疑問なワケで、結局「ドイツ第四帝国化」という”落ち”に)
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