2019年08月03日

『単独者』の雑感「犯罪心理」(2)

※カテゴリ「『単独者』の雑感」は「中立過ぎもどうか」と意図的に『単独者』視点で語る時事ネタなので、心理学の興味だけでブログを閲覧している方はスルーで。
(仰々しいものでも無いので「『自営業』の雑感」ぐらいの意味で読んでくれ、、)



■ある意味
犯罪性の選択とは『健常者・乃至”健常者の部分”が(能動的に自らの利益を実現するため)、何らかの刺激で「トンデモなイメージが”釣り合う”(行為と結果の経済関係が均衡する)」と認識(錯覚も含む)した時に発現する』
(最強の事例が「暴力革命の立案」です)
 ↑↓
わかりやすくいうと
「起承転結・三段論法などなどで、うーーん納得する。そうだ!」←この韻が踏まれてる
「よーーーーし!これは犯罪企画することで(あるべき姿が)回復するんだね」
 ↑
人格が破たんしているだとか、論理性を欠いているって状況の人物が考えることでは”無い”


<<<<京都アニメーション事件に関する”陰謀論”>>>>
なぜNH○の関与があるのじゃないか?という陰謀論がキャッチーで2chなど中心に沸騰したのか?
い か に も 黒幕 の 存在無しに
「下着ドロ程度のヘタレ犯罪者に、手の込んだ犯罪がどうして動機形成可能なのか?」
という素朴な疑問を感じるからです。

■■■ここでは陰謀論の真偽を論議するワケじゃなくてさ、■■■

そんな風に思えちゃう心理はなんだろう?
外野席の市井の人が「どうしてそんな事をやらかそうと思いつけたんだ?」と感じてしまう”正体”

心理学用語に「退行」ってのがあります。
何も難しいこと無い、試行錯誤の一種です。
「どうして外角低めが打てなくなったんだ?よし”昔の打撃フォーム”に戻してみよう」
(●脳は常に過去用例の成功体験をオプションとして格納してますから→誰でも様々な思考体験を遡る流れを持っている)

心理学的話によく出てくるダイナミックなたとえは以下のようなもので
 ↓
「大人自我で失敗している、そうだ思春期自我フォームに戻してみよう」
「思春期の自我でも失敗する、そうだ幼児期自我の成功体験に戻してみよう」
(暴力性などの元ネタは幼児性サディズムとも考えられている→性倒錯趣味なんて大人のエログロではどこにでもある話ですが、性倒錯とは快感不足の試行錯誤で退行モードを引き出してるなんて考え方もある。←誰にでもある脳の通常機能ってこと。winで言えば「復元と回復」。)


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posted by kagewari at 16:41 | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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