2019年06月21日

「なんとか発達障害や定型発達なんとか」巡る背景(1)

総数がどうなるのかわからないのだけど、
ひょっとすると、直近の現象として一番憂慮すべきことかも知れないと思い、
心理学テキストとして書いておこうと思う。

■この話の背景、大前提に「主として米国などの臨床系正精神科系VS心理学精神分析」の関係があると思う。
過去記事に再三書いてきているので、読者の方はご存じと思うけれどちょっとおさらいしてみよう。

(※ここでは遠慮容赦無くPC《ポリティカルコレクトネス》逸脱表現も使うけれど、話をわかりやすくするためなのでごり化いただきたい。)

「臨床系正精神科系VS心理学精神分析」となる最も大きな背景は
1)心理学・精神分析は保守系思想の拠り所である宗教すら分析できてしまう
2)発明したフロイト先生がユダヤ人である
3)著名な弟子がこれまた離反したユング君だが、ユング心理学は(そら師匠離れた原因が実際のところ精神分析が宗教に至ることの潜在的拒絶だから)ナチスに協力したとして欧州などでは禁句ですらある。
 ↑
だいたいこんなとこ、
●残念な事に、欧米心理学会には吉本隆明も岸田秀教授がメインストリームとなることもなかったから、『共同幻想』論を展開できなかったんだよ。
『共同幻想』論なら、具体的に宗教などを構造や外郭から(心理分析に必要なとこだけ)理解できるため、何か宗教の正統性を殊更に既存する心配は無い。


■■■勘のいい人ならピンときたと思う■■■
「定型発達(typical development:典型的・ステレオタイプな開発)」
 ↑
『共同幻想』(社会学や文化人類学的視点)の視点を持てなかった、欧米の臨床系・精神科系が「典型的人格タイプの開発」として個々人の人格にはめ込んでそこに近づこうとしたもの。
 ↑
わだわかってないのだよ(思想家の吉本隆明は外国語に堪能ではなかったこともあり当時この思想に強い関心を寄せたのは仏の哲学者ミシェル・フーコーぐらいだが、このフーコーとの手紙交換も言語の壁もあり尻切れトンボだったとも言われている)、
●『共同幻想』論なる現代思想における大発明をまだ欧米の心理系哲学系社会学系シーンが理解していない(下手すっと知らない)、


それでワケのわからないことになった。


<もうひとつの大前提>
■心理学・精神分析系としては便宜上”症例”で分類するとしても以下程度のもんで
「神経症」「躁鬱」「自律神経失調」「PTSD」
それも広い意味でくくれば「全部神経症」なんですよ。
何故ってさ、個人心理学だから「ケースバイケースで、全員個別に背景が違う」から。
100人いれば100の症例ってのが本質的に正しい、

■に対して、事実上フロイト心理学を暗に否定している欧米臨床系や精神科系の考えは
(彼らは営業上も投薬に効果があるって話にもしたいワケだから)
「神経症」の原因を「知らない・わからない」と定義しているため(そらフロイト先生否定だから)
投薬の適正判断をマニュアル化する分類が主たる業務になる。
 ↑
ところが、相談にいく患者はこの分類こそが”原因となる病気なのだ”と勘違いしてしまい、、
(いやいや、定型菌とかそういうの無いから、、、)

問診のままに「無理くりでも症例名づけてナンボ」の臨床系・精神科系としては
「うーんそれはカサンドラ」だとか「メサイアシンドロームかなぁ」だとか「あなたは定型ナントカですよっ」など、謎展開するワケだよ。

(●本当は欧米で顕著なDVなんかもさ、フロイト心理学バシバシ使えばもっと建設的対策に繋がるだろうにと思うんだが、、、欧米的なカサンドラ何チャラの背景は彼ら特集のDV事情だと思うぜ。)


<<<<結果現状のコレですよ、、、>>>>
社会不適応が現状に関係していれば「ハイなんとか発達障害」ですね
社会適応サイドに所属していれば「定型発達」のお方ですね
 ↑
いやいやいやいやいや、、、
社会との関係論じる時に
なーーーんでーー社会学的な論理的背景の説明がネー―んだよ!!
おかしいでしょ?

「うーんあなたは(お勤めだから)サラリーマンシンドローム(って名前にしちゃおかな)」
「いやいやいやいや、ブラック企業でプチ鬱になってんだが!!問題の本質は会社のパワハラなんですけどー。意味のわからない診断されたら労災おりないでしょ!」
(こんな感じ)

「うーんあなたはハウスワイフだから、、か、カあサンドラですね」
「いやいやいやいや、とっと離婚すべき論理的思考が抑圧されているのが問題でしょうが!!結果悪循環化した共依存もそうだけれど、最初のとこの合理的選択の抑圧の原因は何ですか?!!何がカサンドラだ、リチャードハリスのアクション映画かっ!」
(こんな感じ)

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posted by kagewari at 21:48 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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