2019年06月07日

リクエスト記事(いちごさんより通り魔事件のことなど他)

タイムリーなリクエストがあったので説明してみようと思います
いじごさんより、web投げ銭リクエスト規定の依頼文引用
>発達障害や引きこもりなどによる凶悪事件が多いですよね。私の周りにも発達障害や引きこもりの人がいますが、犯罪はしていないものの、おかしな人が多くて怖いです。ご近所さんや学校の保護者内でも「発達障害や引きこもりは犯罪者予備軍だから関わらないように。自分の子供にはそういった人には近づかないようにと伝えなさい」と言われています。他にもその人達に犯罪の標的にされないように気をつけるべきこと、犯罪への対策も教えて下さい。


まず勘違いしてはいけないのは、
歴史的に殺人事件などの被害者は大幅に減少しているのです、
(身の危険という考えでいけば、昭和にタイムスリップするだけで今よりはるかに危険って事にもなる。)
あまりに事件が減ったため(相対的に)日本の殺人事件は「血縁者同士の怨恨」が60%前後になっています(所謂強盗などの類の赤の他人を殺害する事件が現象して相対的に血縁間事件の比率が上昇した)。

■ただ、リクエストのいちごさんの心配は昨今報道されることの多い事件が(昭和の事件なら繁華街を避けるとか夜道出歩かないなどで回避できる予想もつきやすかったなど)自主的に回避できない状況が少なくないところからきているものだと思います。

【重要なところから】準を追って説明すると
1)発達障害や引きこもりと「事件は全く関係無い」
すっかり左巻きメディアの報道が(あれじゃないですか?左翼マスメディアは所謂ネトウヨなどと揶揄しているネット民への嫌悪感でもあるのでしょう)、やたらと犯人を引きこもりに仕立てたかったようですが、現在伝わる情報によると、先日の事件犯人が自宅に戻ったのは比較的最近の話で、それまでは普通に雀荘などで働き自活していたという話もあります。

2)私が記事中で指摘した防げる可能性があるとしたらの公的機関の関与ですが
家人の相談は(その詳細はわかりませんが高齢者のヘルパーを呼ぶ事を容疑者が強く警戒拒否する姿勢を示してたからとも言われています)、
自宅にいるのかいないのかわからないほど顔を合わせていないなどコミュニケーションが取れないってところが主であったように思います。
 ↑
仮に(手紙でも出したらどうですかなど適当なことを言った)公的職員が心理学の知見があった場合、・「相談内容から、当事者が家人と顔を合わせないなど葛藤を抱えていたことがわかる」
・「他の家人がヘルパーを利用することの拒否は、聖域が侵されることの忌避感である」
・「家族などインナーサークルのメンバーと葛藤を抱えている個人は、(自主判断で顔合わせないようにしているほど)家族との同居を続ける(乃至再開)すると、精神状態は悪循環する(PTSD患者が連日フラッシュバックするようなものです)」

●つまり公的機関に心理学の知見があった場合(妥当なアドバイスは)
「家族との同居」にリスクがあることを指摘し
「家人のヘルパー利用に拒否をする当事者に”一人暮らしの支援”を申し出ること」です。
(ひとりぐらしするだけで大幅にストレスは下がる)

3)冒頭の説明に戻りますが、
所謂昨今言われる「なんとか障害や引き込もりが危険なのではないか」という論議は、大きく状況を読み誤っています。
ぶっちゃけて言えば、全ての犯罪者は見方変えれば「なんとか障害」の名前を付けられるんです(ヤクザだ暴力団だってだけでも)。



犯罪に踏み切るパーソンリティーか否かと、メンタル問題であるとかやれ引き籠っているなどの状況には全く関連性がありません。
・そんな中でも引きこもり事例が世間で問題視されやすいのはむしろ「家庭内暴力」でしょう。
前述説明読めばわかりますね?
「家族と同居すると悪循環化してしまうのです(症状が悪化する)」
言葉として一般的に「引き籠り」って、実家の自分の部屋でって事を意味しており=家族と同居している人を暗に示している。
そこにリスクがあるんです(症状では無くて)”家族と同居していることが”です。
 ↑
●先日起きた元キャリア官僚の事件も(彼が通り魔事件の背景をメディアをうのみにして勘違いしてしまったことと)、アパートのゴミ出しでもめたか何かの理由で、先日家族と同居ということになり速攻家庭内暴力となって事件に至ったと報道されているようです、

元キャリア官僚に心理学の知見があれば(お金には困ってなかったようなので)、
引越ししてでもひとり暮らしの継続を前提に話を進めるべきだったでしょう。
(交渉が難しければ、自宅を売却しおおよそ大人三人では暮らせないアパートに夫婦で引越してしまうという手もあっただろうと)

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posted by kagewari at 20:40 | リクエスト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月06日

心理学が関わる”問題意識”や”不快症状”の原則論(1)

考えてみればここ凄く大事なとこだったと思うのだけれど、
クローズアップして取り上げた事は無かったなと、
(この点”うかつ”だったかもしれない)

何の話って、
■「そもそも自分の自我メンタルに対する問題意識とは何か」です
過去記事各所で書いてきたことだけれど、
その代表例が(『共同幻想』系権威における臨床の)「サイコパス症例は普通に社会生活しているケースも多く、社長・政治家・弁護士・医師などエリートとされる職業に多いとされる」という見解です(主として米国系の論議かな)。

下手したら映画の題名などにもなるサイコパスって日常的には”最強に危ないサイコ系犯罪者の心理”を指しているのはご存じのとおり、

これ何かって(この点に関しては岸田教授も『唯幻論』で詳しく論じている)
●「どんなトンデモ(キチガイ)発想でも、所属社会と自我が想定している空間で、同認知が共有されている場合、自我は破綻しないし葛藤や不安などのメンタル系不快現象は起きない」
 ↑
ある意味その代表例が『カルト宗教の心理』です。

■そして『共同幻想』の原則論も構造としては『カルト宗教の心理』と同じである
「三人集まれば『共同幻想』結社がうまれる」じゃないですが、
ミニマルなモデルで言えば、
「子供の友人関係における『共同幻想』」があります。
構成人は身近な数人ですが、
(いうまでもなく知見から言ってもワケのわからない空想的な話も余裕で共有される)
「お前さノストラダムスの予言とか知ってる?」←リーダー格の鶴の一声でこの組織はノストラダムスの大予言があたかも既成事実であるようなドグマ(権威性認知や教義)を織り込みます。

不良グループがなぜあんなトンチンカンな悪さが可能なのかってのも同じです。
(共有されれば”常識”の概念が成立してしまう)

言い換えれば、子供達のオカルト『共同幻想』も、不良グループの悪さも
「大人の第三者から見ればキチガイ沙汰の妄想」ですが、
同社会内部では”常識”であり、これに違和感表明でもすればパージ(追放)かイジメ(再教育)の集団防衛行動が発動します(異教徒狩り・異端審問)。

●じゃあ市井の大人社会の『共同幻想』は何を根拠にキチガイじみた妄想を抑止しているのか?
(一歩間違えば大人社会だって『オウ○真理教』になるんですから)
根拠は「実は凄くアバウトな保守論」です。
曰く、確信犯的『共同幻想』再選択者や、近代以前の封建的『共同幻想』でも無い限り(近代や中世はこれでもかってぐらいカルトでキチガイじみた残酷さも権威が示せば肯定しちゃうワケなんだが)、
「その根拠はガタガタ」と言って間違いでは無い。
 ↑
この状態が「『共同幻想』崩れ社会」です

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posted by kagewari at 07:52 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月03日

『単独者』の雑感「川崎19人殺傷事件」

※カテゴリ「『単独者』の雑感」は「中立過ぎもどうか」と意図的に『単独者』視点で語る時事ネタなので、心理学の興味だけでブログを閲覧している方はスルーで。
(仰々しいものでも無いので「『自営業』の雑感」ぐらいの意味で読んでくれ、、)


やおら岩崎隆一容疑者の精神状態がどうこうって話も出てくるんだろうけれど
原理原則を整理しておく
俺は刑法39条否定派である←【ここ凄く重要だと思ってる】
(計画的殺人などの動機形成は、自身のメンタルに問題意識を持つ人物には不可能である)

●「強迫心理」は誰にでもあり、同時に所謂臨床系の診断における症例で言えば「サイコパスは政治家や社長、弁護士、医師などにも多い」という分析ある”そのまま”だけれど(スポーツ選手にも存在すると思う)、
・メンタル問題は”病気では無い”(症例)
・それをメンタル問題であるか否かを決めるのは自分自身で、
自身のメンタルに問題意識を持てば、それはメンタル問題だけれど
同じ「強迫心理」の一種『共同幻想』に社会適応している自我は(所謂通称:健常者)、自身のメンタルに問題意識を持たないのでメンタル問題と呼ばれないだけで、自我の構造の基本は同じ。

●通院に至るなどの厳しい状況が何故起きるのかって、
問題意識を持つ『自意識』と、無意識下の「強迫心理」が(双方の関係性が矛盾するのだから)葛藤関係に至るからで、
(暴論だけどさ)
「俺ってさ、いかしたキチガイなんだよね〜」という認識があれば、
第三者から見て”そうとういっちゃている人”でも全然アリなんです。
(「芸術は爆発だ!」の岡本太郎じゃないけどさ)

つまり「岩崎隆一容疑者のメンタルがどうだこうだみたいな論議には意味が無い」のですよ。
彼が犯した”犯罪”その犯罪を構成する行動と動機形成が全てです。
(まだ噂の段階ですが、兄弟のように育った同居のいとこふたりは事件の小学校に通っていたという話もある)

だから(俺の個人的意見だけどさ)刑法39条には全く意味無いんだよ。
刑事被告人となり裁判となっている時点で精神鑑定など必要無いんです。
(てか心理学的に、人の精神なんて鑑定できネーっての。)
あれさ、
仮に岡本太郎を鑑定してさ、彼に責任能力無しって診断出ると、
(芸術家岡本太郎を揶揄するつもり一切ありませんので誤解のないように、市井の評判から医者によってはナントカ症とか診断するかもねって過程が入りやすいだろうってだけです。芸能人やアーチストで実際に精神科通院歴ある人多数だと思うけれど、以下の論議において同様に「だからといって作品の著作権を認められない《責任能力無し》」などとう話になることは”あり得ない”。)
彼が作った芸術作品は(責任能力無しなんだから)彼の作品として認めないってこと(無罪)?
おかしいだろ、
芸術家の場合、作った作品と創作の企画が全てであってだ、
創作時の精神状態が作品の著作権や真贋論争に関係するか?



心理学的暴論言えばさ、
「見方変えれば、『共同幻想』社会適応の通称健常者は(原始時代の人類ヒト科ルーツ世代から見れば)全員キチガイ」とも言えるのだから。
そんな話を事件の真相語りに持ち込んでも全く意味ネーんだって。
※心理学には健常者なんて概念無いから

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posted by kagewari at 06:53 | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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